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佐藤宏憲
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▼ 魅惑のプロト ぐにゃぐにゃ系ソフトバイブが遂に公開♪
- ジャンル:釣り具インプレ
- (TACKLE)
ここ最近ラパラスタッフ陣の中でも釣果が目立っているストームのプロトルアー。
これまで残念ながら公開NGとなっており、極秘という形で開発を進めておりましたが、ようやく完成の目処が立ち、メーカーからOKが出ましたので詳細をお伝えしたいと思います。
昨年秋に始動し、ご好評頂いておりますSo-Runシリーズ。
今年新たにソーランリップレスミノー120Fとソーランブレード21g&29gが追加されて現在6アイテムが発売されておりますが、今秋新たにストームが送り出すシリーズが
SX-SOFTシリーズ
このSX-SOFTシリーズはSo-Runシリーズ同様、日本のソルトシーンに照準を合わせ、開発陣とフィールドスタッフが一概となって徹底的に現場でテストを繰り返し、納得いくルアーを完成させ、低価格でありながら高品質の実現がコンセプト。
そして、So-Runシリーズとの違いでもあり、このシリーズ最大の特徴がシリーズ名からピンときた方もいらっしゃるかと思いますがボディーの素材にPVC(ソフトプラスチック)を使用した点です。
おかげでボディーはご覧のようにグニャグニャ♪

アングラーが多い激戦区や低活性のシーバスを狙う上で既に効果的だと実証されているソフトプラスチック素材。
その理由は通常のプラスチック素材には出せない艶かしいアクション、圧倒的な水馴染みの良さはもちろん、通常ルアーがアクションする際にフックがボディーに当たって発生してしまうカチャカチャ音がしないのでプレッシャーを軽減できる等様々。
そんな多くの利点を持ち、より多くの魚をコンスタントに釣るためには必須となるソフトプラスチック素材のルアーですが、これまでプラグ形状のものはごく一部となっており、そこにストーム開発陣が着手。
スイムベイト等、ソフトプラスチックの成型にも非常に高い技術を誇るストームですが、これまで前例が少ないジャンルだけにアレコレ試行錯誤しながらの開発となったため、かなりの時間を費やしましたがようやく発売目前といったところまでたどり着きました。
そんなSX-SOFTシリーズですが、シリーズとはなっていても次のモデルを発売するかは一切未定となっておりますが、その第一弾としてリリースされるのが・・・
SX-SOFT VIB70

【スペック一覧】
サイズ:70mm
ウエイト:18g
カラー:全16色
ここからはこれまでの開発の模様をダイジェストにて。
SDカードのデータ消失により、写真が一部残っていないものもございますが宜しければ最後までご覧下さい。
ファーストプロトが上がってきたのは今から2年程前。
もともとはちょっとした遊び心から生まれたルアーで現在のものと比べるとボディーデザインや内部構造は大きく異なっており、当然ルアーとしてはまだまだ完成され切っていないものでした。

最終プロトとの比較↓

しかし、そのファーストプロトでも真夏の実釣テストでは決して一筋縄とはいかない状況の中、しっかりと魚を連れてきてくれました。
そんなソフトプラスチックが放つポテンシャルの高さにスタッフ一同驚かされ、皆で意見を出し合いながら開発が本格的にスタート。
まずはファーストプロトの大きな欠点であったアクションから改善。
ソフトプラスチックという素材上、水受け・水掴みが抜群に良かったことから、どうしても流速が強い状況下ではアクションに過度なバタつきが見られ、引き抵抗が増してしまい快適なリーリングが出来ませんでした。
そこでアイレットやウエイトの調整を施すも多少向上した程度で抜本的な解決に至らなかったことからボディーデザインを根本から見直して何度も改良を加えた結果、しっかりと水を掴みつつも適度に受け流してくれるようボディーをシェイプし、スリム化することによって非常に軽快なタイトアクションを手に入れることができました。
また、このボディー形状の変更により、ただでさえソリッド構造のバイブレーションプラグということで抜群の飛距離が稼げておりましたが、空気抵抗も少なくなって更に飛距離も向上。
敢えて大潮を選んでボートから大河川の流芯部にて行ったテストでもストレスを感じずに使用でき、尚且つしっかりと魚が反応してくれるアクションをキープさせることができました。



そして、最適なアクション、抜群の飛距離を高次元で達成させたところで
次に立ちはだかった問題が耐久面。
当然ソフトプラスチック素材となれば通常のプラスチック素材のように強固とはいかず、何本も魚を釣っていく内にルアーにも負担が掛かり、ボディーが裂けて使用できなくなってしまいます。
このプロトタイプも構造上、ボディーの中心となるウエイトに取り付けたワイヤーをリアへと運んでフックを装着する形になっており、リアフックに魚がフッキングした場合、そのワイヤーが負担となってボディーを裂いてしまうということがありました。
また、シーバスの歯によってもボディー本体にダメージを受けやすいという点もあり、今度はこの耐久面の向上についてスタッフが意見を出し合い改善に取り組みました。
まずは内部構造から着手し、最も負担が生じるワイヤー部のシステムを変更。
ワイヤーにパイプを通してみたり、金具を取り付ける等色々試した上で最終的にワイヤーの直径サイズを上げることで落ち着きました。
これは完成されていたアクションを犠牲にしないで済んだという点も理由の1つです。

そして、更なる耐久性の向上を図るため、続いてはボディー硬度の見直し。
ソフトプラスチックということで素材の固さが細かく調整可能であったため、数度単位で硬度を変更したプロトタイプをいくつも作成。
写真では分からないかと思いますが、それぞれ固さが微妙に異なっております↓

当然、素材の固さが異なればアクションも微妙に変わってきてしまうので、この中からアクションと耐久性の兼ね合いを見て最もバランスの良いものを選択。
ここは魚を釣らないと判断できないことなので、腕がパンパンになるまで魚を掛けて判断。


こうして最適な硬度が決定し、最後はアイレット位置を調整して、アクションの微調整を行うことによってアクションを犠牲にせず耐久性を格段に向上させることに成功。
そんなテスト中、よく見られたのがご覧のようなルアーの丸呑み。


特にテンションを抜いてリーリングしていたわけではありませんが、素材の特性から吸い込みやすのか魚に違和感を与えておらず喰いが深くなっているかは分かりませんが特に目立ったので、魚のダメージを軽減する意味でもバーブレスフックの使用がオススメです。
そして、僕の普段の釣りでもソフトプラスチック素材であることからやはりタフコン時には抜群の威力を発揮してくれ、イナッコ・イワシ・サッパ等のベイトパターンはもちろん、厳冬期の底バチパターンでも活躍してくれおり、それでいてプラスチック素材のバイブレーションプラグ同様にスローからファストリトリーブと幅広いスピードでしっかりブルブルとアピールしてくれるので、活性の高い魚相手や魚を探していくようなシチュエーションにおいても使用でき、通年タックルボックスから外すことのできないルアーになりました。

こうしてようやく最終プロトが完成したところで確認の意味も含めてラパラスタッフ全員に配布が開始となりました。
まだ数週間しか経っておりませんが、夏場の決してイージーな展開とはいかない中、早くも釣果を上げている方もおられ、インプレも出してくれておりますので、是非ご覧になってみて下さい。
SUGIさん
Destination
ozapyさん
P-style☆
ショーケンさん
24HOUR PARTY PEPOLE
セナさん
セナログ
さじゅんさん
自分的鱸釣道
更に僕と同じく開発当初からテストに参加されてたヨッシーさん。
当然インプレも非常に参考になります♪
☆SALT IMAX!!
僕自身も数日前の河川ナイトゲームではある程度叩き切り、反応が遠のいてしまうというシチュエーションの中SX-SOFT VIBに再び助けてもらい、改めてそのポテンシャルの高さを確認。

以上、開発の模様をざっと紹介させて頂きましたが、これまで魚からの反応を得ることが難しかった状況を打破してくれる可能性を秘めたルアーとなっており、皆様に長くご使用頂けるよう耐久性に関してもアクションを犠牲にしない中で最大限高められるよう可能な限り改善致しました。
今のところ、いくつかの最終プロトで数十本魚を掛けておりますが、まだまだ破損せず全て使用できており、価格は現在未定ですが、ストームシリーズの特徴でもあるお値打ち価格にて提供できるかと思います。
また、発売日に関してもハッキリとした日程は未定となっておりますが、今年の秋頃を予定しており、それまでに実釣動画や解説動画等、皆様にご使用頂くにあたって参考となるような情報を配信していきたいと思っておりますので、是非楽しみにお待ち頂ければ幸いです。
そして、情報公開にあたってfimoさんの方で気になるSX-SOFT VIBの水中動画をUPさせて頂いておりますので、是非こちらもご覧になってみて下さい。
※追加動画※
SX-SOFT VIBの柔らかさはこちでご確認下さい↓
これまで残念ながら公開NGとなっており、極秘という形で開発を進めておりましたが、ようやく完成の目処が立ち、メーカーからOKが出ましたので詳細をお伝えしたいと思います。
昨年秋に始動し、ご好評頂いておりますSo-Runシリーズ。
今年新たにソーランリップレスミノー120Fとソーランブレード21g&29gが追加されて現在6アイテムが発売されておりますが、今秋新たにストームが送り出すシリーズが
SX-SOFTシリーズ
このSX-SOFTシリーズはSo-Runシリーズ同様、日本のソルトシーンに照準を合わせ、開発陣とフィールドスタッフが一概となって徹底的に現場でテストを繰り返し、納得いくルアーを完成させ、低価格でありながら高品質の実現がコンセプト。
そして、So-Runシリーズとの違いでもあり、このシリーズ最大の特徴がシリーズ名からピンときた方もいらっしゃるかと思いますがボディーの素材にPVC(ソフトプラスチック)を使用した点です。
おかげでボディーはご覧のようにグニャグニャ♪

アングラーが多い激戦区や低活性のシーバスを狙う上で既に効果的だと実証されているソフトプラスチック素材。
その理由は通常のプラスチック素材には出せない艶かしいアクション、圧倒的な水馴染みの良さはもちろん、通常ルアーがアクションする際にフックがボディーに当たって発生してしまうカチャカチャ音がしないのでプレッシャーを軽減できる等様々。
そんな多くの利点を持ち、より多くの魚をコンスタントに釣るためには必須となるソフトプラスチック素材のルアーですが、これまでプラグ形状のものはごく一部となっており、そこにストーム開発陣が着手。
スイムベイト等、ソフトプラスチックの成型にも非常に高い技術を誇るストームですが、これまで前例が少ないジャンルだけにアレコレ試行錯誤しながらの開発となったため、かなりの時間を費やしましたがようやく発売目前といったところまでたどり着きました。
そんなSX-SOFTシリーズですが、シリーズとはなっていても次のモデルを発売するかは一切未定となっておりますが、その第一弾としてリリースされるのが・・・
SX-SOFT VIB70

【スペック一覧】
サイズ:70mm
ウエイト:18g
カラー:全16色
ここからはこれまでの開発の模様をダイジェストにて。
SDカードのデータ消失により、写真が一部残っていないものもございますが宜しければ最後までご覧下さい。
ファーストプロトが上がってきたのは今から2年程前。
もともとはちょっとした遊び心から生まれたルアーで現在のものと比べるとボディーデザインや内部構造は大きく異なっており、当然ルアーとしてはまだまだ完成され切っていないものでした。

最終プロトとの比較↓

しかし、そのファーストプロトでも真夏の実釣テストでは決して一筋縄とはいかない状況の中、しっかりと魚を連れてきてくれました。
そんなソフトプラスチックが放つポテンシャルの高さにスタッフ一同驚かされ、皆で意見を出し合いながら開発が本格的にスタート。
まずはファーストプロトの大きな欠点であったアクションから改善。
ソフトプラスチックという素材上、水受け・水掴みが抜群に良かったことから、どうしても流速が強い状況下ではアクションに過度なバタつきが見られ、引き抵抗が増してしまい快適なリーリングが出来ませんでした。
そこでアイレットやウエイトの調整を施すも多少向上した程度で抜本的な解決に至らなかったことからボディーデザインを根本から見直して何度も改良を加えた結果、しっかりと水を掴みつつも適度に受け流してくれるようボディーをシェイプし、スリム化することによって非常に軽快なタイトアクションを手に入れることができました。
また、このボディー形状の変更により、ただでさえソリッド構造のバイブレーションプラグということで抜群の飛距離が稼げておりましたが、空気抵抗も少なくなって更に飛距離も向上。
敢えて大潮を選んでボートから大河川の流芯部にて行ったテストでもストレスを感じずに使用でき、尚且つしっかりと魚が反応してくれるアクションをキープさせることができました。



そして、最適なアクション、抜群の飛距離を高次元で達成させたところで
次に立ちはだかった問題が耐久面。
当然ソフトプラスチック素材となれば通常のプラスチック素材のように強固とはいかず、何本も魚を釣っていく内にルアーにも負担が掛かり、ボディーが裂けて使用できなくなってしまいます。
このプロトタイプも構造上、ボディーの中心となるウエイトに取り付けたワイヤーをリアへと運んでフックを装着する形になっており、リアフックに魚がフッキングした場合、そのワイヤーが負担となってボディーを裂いてしまうということがありました。
また、シーバスの歯によってもボディー本体にダメージを受けやすいという点もあり、今度はこの耐久面の向上についてスタッフが意見を出し合い改善に取り組みました。
まずは内部構造から着手し、最も負担が生じるワイヤー部のシステムを変更。
ワイヤーにパイプを通してみたり、金具を取り付ける等色々試した上で最終的にワイヤーの直径サイズを上げることで落ち着きました。
これは完成されていたアクションを犠牲にしないで済んだという点も理由の1つです。

そして、更なる耐久性の向上を図るため、続いてはボディー硬度の見直し。
ソフトプラスチックということで素材の固さが細かく調整可能であったため、数度単位で硬度を変更したプロトタイプをいくつも作成。
写真では分からないかと思いますが、それぞれ固さが微妙に異なっております↓

当然、素材の固さが異なればアクションも微妙に変わってきてしまうので、この中からアクションと耐久性の兼ね合いを見て最もバランスの良いものを選択。
ここは魚を釣らないと判断できないことなので、腕がパンパンになるまで魚を掛けて判断。


こうして最適な硬度が決定し、最後はアイレット位置を調整して、アクションの微調整を行うことによってアクションを犠牲にせず耐久性を格段に向上させることに成功。
そんなテスト中、よく見られたのがご覧のようなルアーの丸呑み。


特にテンションを抜いてリーリングしていたわけではありませんが、素材の特性から吸い込みやすのか魚に違和感を与えておらず喰いが深くなっているかは分かりませんが特に目立ったので、魚のダメージを軽減する意味でもバーブレスフックの使用がオススメです。
そして、僕の普段の釣りでもソフトプラスチック素材であることからやはりタフコン時には抜群の威力を発揮してくれ、イナッコ・イワシ・サッパ等のベイトパターンはもちろん、厳冬期の底バチパターンでも活躍してくれおり、それでいてプラスチック素材のバイブレーションプラグ同様にスローからファストリトリーブと幅広いスピードでしっかりブルブルとアピールしてくれるので、活性の高い魚相手や魚を探していくようなシチュエーションにおいても使用でき、通年タックルボックスから外すことのできないルアーになりました。

こうしてようやく最終プロトが完成したところで確認の意味も含めてラパラスタッフ全員に配布が開始となりました。
まだ数週間しか経っておりませんが、夏場の決してイージーな展開とはいかない中、早くも釣果を上げている方もおられ、インプレも出してくれておりますので、是非ご覧になってみて下さい。
SUGIさん
Destination
ozapyさん
P-style☆
ショーケンさん
24HOUR PARTY PEPOLE
セナさん
セナログ
さじゅんさん
自分的鱸釣道
更に僕と同じく開発当初からテストに参加されてたヨッシーさん。
当然インプレも非常に参考になります♪
☆SALT IMAX!!
僕自身も数日前の河川ナイトゲームではある程度叩き切り、反応が遠のいてしまうというシチュエーションの中SX-SOFT VIBに再び助けてもらい、改めてそのポテンシャルの高さを確認。

以上、開発の模様をざっと紹介させて頂きましたが、これまで魚からの反応を得ることが難しかった状況を打破してくれる可能性を秘めたルアーとなっており、皆様に長くご使用頂けるよう耐久性に関してもアクションを犠牲にしない中で最大限高められるよう可能な限り改善致しました。
今のところ、いくつかの最終プロトで数十本魚を掛けておりますが、まだまだ破損せず全て使用できており、価格は現在未定ですが、ストームシリーズの特徴でもあるお値打ち価格にて提供できるかと思います。
また、発売日に関してもハッキリとした日程は未定となっておりますが、今年の秋頃を予定しており、それまでに実釣動画や解説動画等、皆様にご使用頂くにあたって参考となるような情報を配信していきたいと思っておりますので、是非楽しみにお待ち頂ければ幸いです。
そして、情報公開にあたってfimoさんの方で気になるSX-SOFT VIBの水中動画をUPさせて頂いておりますので、是非こちらもご覧になってみて下さい。
※追加動画※
SX-SOFT VIBの柔らかさはこちでご確認下さい↓
- 2014年8月4日
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ラパラ・ストーム好きの自分にはもってこいなバイブ!
動画見たけど…まだ未熟な自分でもかなり動かしやすそう&色々な使い方が出来そうですね^ ^
当然「買い」です!
7cm、当然GETしますが…
5cm10g位の小さいのが出たら嬉ションしちゃうかもです 笑
なお
神奈川県