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ツインフックシステム開発秘話 4

  • ジャンル:日記/一般

前回の続きです。

シングルのバーブレスを使い続けて、半年ぶりで釣り上げたアカメ

でもやはりその後が無い。

掛けてはバレるの繰り返し。

今更、トリプルフックには戻れない。

さ、どうする?

そんな時、弊社のチームライダーでバス業界でも有名人のピーターが、小型の鉄板バイブにダブルフックを2本装着するならば、チドッて外れないと言った事を思い出しました。

なるほどねー

早速、横アイのシングルフックを一つのスプリットリングに2本装着し使って見ると水中でフックがバタバタして安定しない。

そしてルアーが泳いでいる最中に2本のフックがボディにくっ付いてしまう。

特に流れが強いと更にフックが浮き上がって、ボディにくっ付いてしまいました。

ここで思い浮かんだのが、熱伸縮チューブでした。

そしてこのアイデアはヤジロベエ見たいでカッコ悪いんけど、実際に泳がせて見ると見た目以上に安定していました。

と言うか、これでも問題無く釣れてくれたのです。

他に何もアイデアが浮かばない自分は、これをシークレットとして使う事にしました。

でも一番の問題は、、、 不恰好でダサいのです。

しかもダサすぎる!

これでは、ヤマヒロに見せられない。

でも釣れる事は、間違いないのです。

そんな時、営業の矢野君が話していた事を思い出しました。

「伸びたフックってプライヤーで戻せば、また使えるんですよー」

え、全く知らなかった⁉︎

なんてセコイんだ!

セコすぎるぜ、矢野君!

でも伸びたフックが戻せるなら、アイだって曲げられるか?

で、一つの目のプライヤーでフック抑えて、もう一つのプライヤーで、アイを思いっきり曲げて見ると、、、

硬いけど確かに曲げられる。

で、二つのシングルフックを熱伸縮チューブ被せ、ライターで炙ってスプリットリング装着して見ると、、、

結構、いい感じで出来て来た。

テスト時に釣果も、伸びて来た気がする。

それから1ヶ月の間、1人でコソコソとテストしていました。

でもヤマヒロさんを誘って釣りに行く時は、シングルフックに交換すると言う、完全に嘘つき状態での1ヶ月間でした。

全く後ろめたい!

それに都度、シングルフックへの面倒くさい!

でも、バーブレスのシングルフック釣れない病も、この新しく考案したフックシステムのお陰で回復し、現時点で絶大なる信頼を得たツインフックシステムなのです。

そして使い始めて2ヶ月後の大雨の日の一人の釣行でした。

完全にスイッチの入った大型のシーバスが、ガンガン、ビッグベイトに食ってくるのです。

この橋脚の下に何匹いるのって位で、、、

兎に角忙しくて、ネットインしてリリース!

またネットインしてリリース!

バーブレスフックなのでネットインすると外れてくれる個体が多く、気が付くと一時間半くらいの黄金タイムに80-90cmクラスのhグッドサイズを中心に10本以上を連発しました。

また一番驚いたの事はキャッチ率が、90パーセント以上、

しかもフック交換ゼロ!

そして最後の1匹でとうとう熱伸縮チューブが切れました。

こんなフックって世の中には有るのだろうか?

自分の中でツインフックシステムが確信に変わる出来事でした。

もうヤマヒロさんに隠して、釣りをするのは止めよう。

でも、どうやって見せようか?

さあ、困った!

ちょっと長くなったので、次に続きます。

スタジオコンポジット セキグチ









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