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▼ ロッドトラブルの対応方法 (ロッドが折れた、継ぎ目が割れた、ガイドが取れた)
- ジャンル:日記/一般
こんにちは
笹目 釣人です。
今回のテーマは、ロッドのトラブル対応についてです。
ロッド(釣り竿)が折れた、継ぎ目が割れた、ガイドが取れたといったトラブルに見舞われた方は参考にしてみてください。
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対応概要
① トラブルを発見次第釣りをやめる
② 釣具店に相談する
③ メーカー修理に出す
④ 信頼できる釣具店で修理する ※最終手段
基本的にトラブルの際にはメーカーで修理してもらってください。これが大原則です。
そしてメーカー修理へ出すにあたって大事なことは、釣具店経由でメーカーへ出すということです。理由は輸送費が安く上がるからです。
そして、もしメーカーで修理できなかったり、新しく買うのと同じようなコストがかかる場合は、最終手段として信頼できる釣具店で直接修理してもらってください。
それでは、私が買ったばかりのラテオの継ぎ目を割り、メーカー修理を断念し、どうにかこうにか復活させた紆余曲折をご紹介したいと思います。
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① トラブルを発見次第釣りをやめる
先日、買ったばかりのラテオの継ぎ目を割ってしまうというミスを犯しました

継ぎ目のはめ込みが甘かったため、2ピースの穂先側もバット側も継ぎ目を割って(口割れして)しまいました


割れ目が見にくいので赤色のラインを引いています。
釣りができる時間の終盤だったということもあり、すぐに釣りをやめて帰宅しました。
このまま釣りを続けているとさらに症状を悪化させてしまったかもしれません。
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② 釣具店に相談する
ロッドにトラブルがある場合、メーカーに修理を依頼するのですが、メーカーへの依頼方法は2通りあります。
1. 釣具店経由でメーカーに修理を依頼する
2. 自分で直接メーカーに修理を依頼する
私は「1. 釣具店経由でメーカーに修理を依頼する」を選択しました。
なぜかというと、多くの釣具店はメーカーへの輸送ルートを持っており、このルートを使うことで輸送費が安価(もしくは無償)で済むからです

なお、ネットや別の店で買ったものでも大丈夫です。※事前に釣具店に確認しましょう
もし「2. 自分で直接メーカーに修理を依頼する」を選択した場合、往復の送料だけで10,000円以上かかる場合があるので気を付けてください。
キャスティング日本橋店へ電話し「ロッドの継ぎ目が割れた」「ネットで購入したロッドである」と伝えると、まずは持ってきてほしいとのことでした。
なお、持っていく場合には、保証書と購入証明書(領収書)の2点が必要とのことでした。

店に持っていくと、継ぎ目が割れた時の状況や、何回目の釣行だったのかということをお店の方に聞かれました。
そして、ロッドのトラブルについては9割の場合初期不良という判断にはならないこと、今回の件については保証(免責額6,000円)では対処できないことを丁寧に説明されました。
え?いま、なんと?
保証というのは1つのパーツにのみ適応されるものであって、今回の件に関しては2つのパーツ(ティップ側とバット側)に故障があるので、1つは保証が効いても1つは自費での修理となる可能性が高いということのようです。
お店の方は非常に親切丁寧に対応してくださいましたが、なんと残酷なお告げでしょう

ですが、初期不良として無償で対処してくれる可能性もゼロではないとのことなので、その可能性にかけていったんラテオをを預けました。
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③ メーカー修理に出す
3日後、キャスティング日本橋店から電話がありました

伝えられたことは「初期不良での対応はできなかった」ということと「修理する場合には2万円かかる」ということです。
2万円というと購入した時の値段と同額です、、、
ここで私はメーカー修理を断念することにしました

ですが、免責額6,000円で対処できるのであれば迷いなくメーカーで修理してもらったと思います。
キャスティング日本橋店に出向き、出した時のまんまで戻ってきたラテオを受け取りました。
メーカーに出して修理をしなかった場合、見積もり費用を1,000円程度支払うことになると聞いていたのですが、なぜかその費用は不要とのことでした。(ですのでこの時点で発生した費用は輸送費も含めて0円です。)
私からあまりにも悲壮感が漂っていたので免除してくれたのでしょうか、、、
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④ 信頼できる釣り具店で修理する ※最終手段
絶望の淵に立たされた私でしたが、釣り場でよくお会いするお兄さんに顛末を話してみたところ、日本橋のSABALOに相談することをすすめられました。
紹介されるまで私は知らなかったのですが、世界のEIZOさんのお店として有名で、国内でも有数のロッドビルディングの店でした。
世界のEIZOって誰?という方はこちらを聞いてみてください。
↓↓↓
数日後、ラテオを抱えてさっそくSABALOを訪れました。
「継ぎ目を割りました」と伝えたところ、店長の助川さんが修理方法について丁寧に説明してくれました。
逆並継の穂先側(差し込まれる側)については、外から補修するので強度は120%程度になるとのことでした。
そして、バット側(差し込む側)については、外から補修できず内側から接着剤のようなもので補修することしかできないので、強度としては80%程度になるとのことでした。しかし、普通に使う分には何の問題もないとのことでした。
そして気になる修理費用は、、、

税込み6,600円!!
即決で修理をお願いしました。
修理には2~3週間かかるとのことで、ラテオを預け店をあとにしました。
※注意事項
メーカー以外で修理を行うと、保証が効かなくなります。ですのでメーカー以外で修理を依頼するのは、どうにもならないときの最終手段としましょう。
2週間後、SABALOからラテオの修理が完了したと電話がありました

すぐにお店へ伺いました。
ラテオを受け取って割れた部分を見てみると、穂先側(写真上)は完璧に補修されていました。
外側から補修しているのでちょっとマッチョになっている印象です。
バット側は確かに割れ自体は露呈したままですが、接着剤のようなもので補修してありました。

EIZOさんからフェルールワックスをきちんと塗ることと、2時間に1回は差し込み具合を確かめるようご指導いただきました。
また、短い時間でしたが東京湾のシーバスの生態や、荒川の怪魚(ハクレン)などなど、EIZOさんと助川さんから楽しい話を聞かせてもらい、一瞬でSABALOのファンになりました

最後に丁重にお礼を申し上げ、店をあとにしました。
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ということで、なんとかラテオは復活しました。
これは2021年の5月頃の話ですが、その後2022年10月まで週3〜5回のペースでこのラテオを使用していますが、なんのトラブルもなく使えています。
ですので、補修後の強度は十分だと言えます。
最後になりますが、フェルールワックスは絶対に塗りましょう!!

そして釣具は大切にあつかいましょう

ササメフィッシングという自身のブログにも、あれこれ記事を書いていますので、よかったら覗いてみてください。
https://sasame-fishing.com/
それではまた


- 2021年10月12日
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