Spring Bottom Chinu Game



静かな入江に広がる美しい干潟。

一枚の価値ある魚を求めて、瀬戸内海沿岸の港町を一人旅。今回の旅は、気になる地方の魚の動向を調べること。

この魚は地域差が激しいので、現段階で状況を把握しておきたい5箇所をピックアップ。出来るだけ多くのポイントを廻ることに重点を置きました。



まずは県内屈指の干潟からスタート。

一投目からゴロタゾーンに進入してリーダーが20センチに…初っぱなからリーダー組み直しは、気持ちがへこみますが、開拓にトラブルは付きもの。大事なのは折れない心。負けない心。



今シーズンは、昨シーズンの淡路島や小豆島での経験を生かして、汽水域だけでなく海域でのトップウォーターゲームも開拓していく予定。

今年のキーワードでもある外海のゴロタ浜もチェック。今更だけどGoogle map は凄い。拡大すれば岩礁帯からカケ上がりまで鮮明に写っている場所もありますからね〜。ポイント開拓には欠かせない存在です。



一箇所、二箇所、三箇所、etc…

西へ車を走らせ、目星を付けていたシャローリバーに着くと、まさに夏が始まろうとしていた。こちらでは夏どころか春さえ訪れていないのに…羨ましいばかりの条件。

季節感が一カ月以上はやく進んでいる。これが地域差か…その違いに気付く事が出来ただけでも、足を運んできた甲斐があるってもんです。



水温は勿論。夏を意識した魚はミオ筋よりも岸際を回遊路に選ぶようになる。ここのチヌは既に岸際を意識して泳いでいた。

こうした魚は警戒心が非常に高いが、プレッシャーの低いタイミングで狙えば、トップウォーターゲームが楽しめそう。

これだけ魚影が濃い場所なら、新しい事を試したくなるんですよね〜。研究中の新リグを投入。



一発目のバイトは動かしたら、サッーと逃げられたので、その点に注意して次のチャンスを待っていると、ドン！

「よっしゃー！！」

狙いどおり？偶然？
新リグで本命を獲ることが出来ました！まだ課題も多いけど、いつかメソッドとして紹介できればいいな〜と思うリグです。



普段とは違う場所に立つと、色々な新しいアイデアが浮かんできて楽しいですね〜。
はやくホームも開幕してほしい。地域差を感じる走行距離300キロの収穫のある旅でした〜！


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