【Tight　Line!!】僕の魚料理のルーツ

ちゃり林、いい加減に自分で魚釣れYO(怒

とか突っ込みを受けてもしかたねぇな、、、とゆーログ

私の住む隣の街に、遠く岩手在住の凄腕釣り師がやって来ると！
むむ！めっちゃ近所！
つーか、よりによって藤沢！！！

『ねね、仕事のコトは良いからさ、夜とかどーなの？？呑みに行けるの？？？？』

実は、たびたび僕のログに登場するスゴイ魚達
神奈川なのに新鮮釣りたてのタラ大量とか！ちょっと前には寒ブリ(特大×３）とか、
兎に角スゴイ旨い魚ばっかり大漁に水揚げして、度々おすそ分けてくれていたその人である。
サスガにちゃんとした大人なので、学会に竿は持参して来ないですから(爆
せめて夜は魚を食べながら釣り話で盛り上がりましょう♪

とか言ってたら、手土産代わりにと、またまた2キロクラスの海サクラマスを2本も送ってきてくれちゃった♪
スゴイな、マジ尊敬＆感謝です。

うーん。

しかも、下処理後キムタオル巻き(笑
サクラマス、、、ですか、、、、
虫の話を知らないわけではありませんが、、

兎に角贅沢に分厚く切って刺身にした♪

！
やヴぁ～い！！

まーじーでー
やっば～い♪

コレはただの皮！

塩して焼いただけ！！
うーまーいー！！

に、しても
ハラミが分厚いのねー
この辺はアニキの発見率を上げるために薄く切ってみたり、、、

とにかく一日目は“生”である恩恵を最大に楽しんだ。

そして、今回の初トライは
“コンフィ”

前回、鹿肉の低温調理をしてからちょっと興味がわいてしまった“低温調理”
そして、オーシャントラウトはコンフィにぴったりと！
要は、例の塩脱水をしてから味を調え、
オイルに漬けたまま低温過熱をして、しっとり仕上げる料理。

と、ゆーことで、
贅沢にサクラマスの輪切りを岩塩で前処理して、

オリーブオイルに漬けこみます。

炊飯器の低温側の保温機能で50度前後を維持しつつ、、、

フタ全開とか、時々コンセント抜いて調節。

待つこと30分。

むむむ！
なんだか生なのに生じゃない、ホロホロとした感触の不思議な食品が出来上がったぞ！

佐渡の澤田さんに教わったバルサミコ＆醤油のドレッシングで！
折角なので、上記のドレッシングをエマルジョンにして、、、、

箸で崩せる生肉
うーん、不思議食感に感動！
これ、ちょっと色々なターゲットでちょっと練習してモノにしてみたいと思います。(発展途上)
レシピなどはしばし待ってください。

最近得意な奴もいきましょうねー！！

せっかく来てくれるのですからね、
達人にも味わってもらえるように、、、、
半身を生ハムにして、、、6時間冷燻をかける、、、、

じゃジャーン

ヤァヴぁイのできました♪

良い感じのアメ色、味付け、水が適度にぬけて締まった食感。

っむふふふふふ
今シーズンのスモークハムの最高傑作が出来上がりました。

うけけけけけ、

コレ持って飲みに行きましょうねー！！！

-----------やっとここからが本題---------

その料理店は、藤沢の遊行通りというちょっとした古い商店街の一角にある。

ちょっと前は、すぐ隣の無くなっちゃった映画館の地下にありました。
店の主人は僕と同い年の高橋くん。

今から20年前、高橋君は僕にシイラ釣りを教えてくれた。
片瀬の島きち丸でルアーのシイラ船を始めようと、親方が高橋君に相談していた頃だ。
アタマの先から足の先迄バス一色だった僕は、ベイトのバスロッドに4600ガンナー、ルアーは分からんままにマールアミーゴという組み合わせで船に乗った。
それでも競争率の低かった相模湾で、ジャーキング一発でいきなりのメーターオーバーを釣らせてもらった。
それからしばらくオフショアキャスティングにハマり、シイラだカツオだと良く通いました。そのタックルのまま（笑
で、
問題はその後。

ほくは料理が出来なかった！(本当)

オフショアでクーラーを満タンにする度に、クーラーごと高橋君の店に丸投げし、
“夜のみに来るねー♪”がお決まりのパターン。
その後ハマったシーバスジギングでも、

福島で漁協の手伝いをして鮭を山ほどもたっらときもそのまま直行した。

するとかならず僕の魚に様々な魔法を掛けてくれ、それはそれはおいしく楽しませてくれた。
シーバスのテンプラにフルーツソースを掛けた逸品なんて、10年以上経っても鮮明によみがえる旨さだった。
それでも、釣り話と魚を肴にウダウダ呑むうちに、色々と料理のことを教えてくれ、
僕がいま得意としている塩を使い過ぎない、砂糖を巧みに使った魚の脱水方法のヒントをくれた

僕はソレをきっかけに釣魚料理の面白さにハマっていったのです。

そう、彼こそが僕の魚料理のルーツなワケです。

そんな彼の店

その名も“釣遊亭”ちょうゆうてい
もうさ、この名前からして素敵でしょー！

じっさいに、彼が仕事上がりに釣ってきた魚が店に並ぶ。

正直、ものすごく小さく、狭い。
でも、一つ一つサスガ！

そんな、僕にとって大事な料理屋さんなんですが、
最近の僕的には、
自分の釣果を家族に食べさせるコトに熱心になるほどに足が遠のいていました。
今回はいい機会でした。
ひさしぶりー！！！

もともと、今日は休みを十重う予定だったらしいのですが、
事前に電話してむりくり開けてもらった、、、にもかかわらず店は詰めかけた常連客で満席。
相変わらずです。

今回のログはそんな僕の料理のルーツの紹介でした。
この日も結局遅くまで釣り談義満点！
ひたすら釣りの話に花を咲かせました（≧∇≦）

高橋君はもちろん釣りもエキスパート！
“釣遊亭”で検索して、主人のブログで良い魚が釣れてる時を狙って、
機会があれば行ってみて下さい。
いいお魚体験が出来ると思います。