この朝は、風が全く無くて、
海も凪いでいた。

あさまづめ、ウエットスーツに着替えて居ると
友人の車がやって来た。
お互い出席率は高いハズだけど、以外と会わないモンだ
いつも一人なので、久しぶりのコラボは心強かった。

ウエットスーツは着て見たものの、潮位は低く、全然ウエットせずに行ってこれそうだったが、この日の波は、晒しが続かず
時折大きなセットが打ち寄せると一瞬広がるという、少々シビアな状況、
ただ、近所の小鯖情報も賑わっているし、
ベイトの群が近ければ、いい事あるかな〜？と、期待して向かう。

が、やはり晒しのキレが早い。

地合いは一瞬だろうなぁ、、、

こういうとき、限られたチャンスに一本を獲るには、何が大事か考えると、
狙い場所、タイミング、流し方、ルアー選択
ナドナド有るけど、一番はやっぱり

“ガマン”

ぢゃぁナカロウカと思って居る。
最近何度か言ってるけど、
『ヒラは、手数で勝負しない』
が、大事だと思う。

焦る気持ちを抑えて、ガマンしてBestな“間”に狙いを定める。

一投を丁寧に、そう

“丁寧にやる”

この一言に全てが集約されて居ると思う。

僕がナイトヒラをやらない一つの理由でもある。
もう一つの理由は、危ないから
この件は、後ほどww

シビアな状況を思い、
ピンポイントで使えるシンペンをチョイス

ハルシオンのゴッツォ12S

使い方は工藤さんに散々見せてもらったあのイメージでやってみる。
大きなセットが来た直後の一回り小さな寄せ波。
直前のセット波の残した晒しの名残りが広がるトコロに来る上下幅の小さめな波、
寄せ切る頃に流したい根のエッジ延長線に落す。
ちょっと引いて位置を合わせちょっと待つ。

と、寄せきった波が引く流れを腹に受けて、ゴッツォ12Sは流されながら薄い晒しの渦の中に入って行く、
僕は、巻く、というよりは、ラインテンションを維持する為にリールのハンドルを巻く。

流したいピンは小さい。
晒しが薄く、澄み潮で風が無いと成れば余計に小さい。
長くて1mも引けば、勝負は終わり、
回収する。

つ・も・り

でいましたが、良いトコロでドンッ！



地合いは短い。

次を急ごう。

今、あたった場所を改めて良く観察する。
今日の潮方向、タイミングに対して“良い要素”があるはず！
同じ条件で魚が着いていることが多い。

次に狙うのは、
“同じような方向で潮が当たる場所”


隣の岩の同じ方面でまたタイミングを見て流してみる。

タタン！


あゝっ、
ショートバイト杉！

二匹目のドジョウを狙って雑になり、
つい、いい波が待てずに雑に成ってしまった。
だから、魚が“反応したけど、出切らなかった”と、思う。


でも、居る！


ココで、改めて気をつける。

『手数で勝負しない』

まずは場を休ませよう。
さっきの個体か、その群れがまだ居るはずだ！

場所を大きく変えて、
実はずっと気になっていた沖目のざわめき向かってフルキャスト！

ココでは逆のコトを云う

“青物狙いは手数で勝負だ！”

テンポ良く遠投を繰り返すと、小気味良くトーン♪と、当たり♪
重くは無いけど、良く走るネー

正体は鯖！

コレはノンビリ写真なんか撮ってらんない(笑
速攻で首折ってタイドプールへ
更にハラワタ速攻オフしてポーい♪

ま、車に帰らんとクーラー無いから、刺身はあり得んな〜（≧∇≦）
干物するべ♪


さて、
改めて先程のポイントに戻り、
更に丁寧に！を、心掛けて、

さっきよりも日が高い(気がする)
そして、神経質なはず！

立ち位置を遠く、岩陰側からキャスト！

真っ直ぐ引いて来ればそのまま岩なので、
狙いのピンポイントを過ぎたら一気に回収しなくてはならない。

この狙い方をするには、水噛みの少ないゴッツォで無いと無理な気がする。

で、

今度は気持ち良くドン！！

ヨシ！

急いで足元の深い有利な位置に駆け込み、浮かせながら誘導する。
良い走りだけど、コントロール出来る範囲〜！？

ブツッ！
というヤナ感触の後、魚が変わった様な鋭い走りでドラグが出る。

あ、やべえ針一個外れたな、、、

岩に触らない様に否しながら浮かせて来ると、魚反転して外れた針が脇腹に刺さる(笑

次の寄せ波で丘にあげ、速攻でグリップを掛けて安全位置に戻る。


コレにて完了‼︎


イェーイ


今日の功労者を並べて記念撮影♪



あ、その前に恐怖のリリース事件発生{(-_-)}

実は今夜はママはお出掛けで居ない。
小僧と二人だけ
そして翌日僕は名古屋での結婚式に呼ばれるていて夕飯は食べない。
つまり、美味しく食べれる翌々日の昆布締めの分有れば、そんなにキープする必要が無い。
冷凍ストックは先週のランカーが有るし♪

ってなワケで、ココはカッチョ良く、水辺で魚をリリースする写真を撮って、
サスガ！ちゃりさん良いデスねっ！
ってなコメントを期待して、純な心ではなく、邪念度99%位で、竿置いて、魚を持って、カメラ持って波打ち際に！
で、ポーズに悩みつつ、、、

そこに立つのを、一番警戒して来たことを忘れてました。



どっぱーん！



と、 囧rz



マジ久々に“ヤバイ”と、思いましたが、
カメラは握って居たので失くしませんでした！
とにかく、大反省m(_ _)m

今回はたまたま仲間と同行してて助かった。

タイミング次第では、
ヤバイかもしれない。

改めて、安全意識の見直しを促すため、
あえて書きました。

セルフレスキューは、
遊ぶ大前提の義務です。




大反省しておりますm(_ _)m




皆様も、油断なきよう、、、


あ、
また何時ものパターンで、それを食べる話は次のログに成るワケだ(笑








iPhoneからの投稿