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山本釣船店

ネットに虚偽は憑きもの


頃合いを見て、一度は纏めたかったこのテーマ。

今更なネタかもしれないが、自分の中で整理する意味も含めて書こうかと。

核心に迫る前に、なぜ私が「沖堤」と「海づり施設」かに遡る。

この場所の善し悪しはこの際おいておく。

双方に共通のキーワードが隠れているのはお分かりだろうか。

釣りは、

・自分だけのポイント
・自分だけの釣り方にタックル
・自分だけのルアー(エサ)

これで他の釣り人との釣果に明確な差が生じる。

こうした自分だけのノウハウを他人には、簡単に教えるものではないはず。

人に教えれば自分の魚は減る。

昔から、これが釣り本来の楽しみ方と言っても過言ではない。

逆に、この「秘密」部分を悪意ある者は利用することができてしまう。

それが釣果の偽装であり、実際にその類の虚偽事件が起きたことは記憶に新しい。

また、虚偽でなくとも、書き方次第でどちらとも取れる“見てくれだけ”の執筆ができてしまう。

私自身、本当に1日分の釣果なのか疑問を感じた記事を目の当たりにしたこともあり、そういったものは読むだけで非常に煩わしく感じた。(fimoではない)

なぜ煩わしいのかとうと、釣りの内容によって、その記事で紹介されているルアーやタックルの「価値」が変わるからだ。

釣果のことだけを言えば、記事で紹介されている釣果が1日分なら同じタックルを使ってみたいが、3日分なら興味はない。

極端に言えば、そういうことではなかろうか。

人によって1日10本が爆釣だったり、“無限に釣れるもの”でければ爆釣と言わない人もおられるはず。そのように人によって理解は異なるものだ。

信憑性が分からなければ、結果としてその記事(釣行記)の価値は「半減」してしまう。

私の理解では、もし釣行記などの記事に評価点があるとすれば、信憑性が高いものは最高100点評価となり、根拠のないものは最高50点止まり。そして同じ土俵上にどちらも存在するイメージだ。

ネット社会の信憑性については、ITに従事する立場から言わせてもらうと、

どんなに人気あるブログでも、「学説上あり得ない」、「根拠がない」、「現場&魚の写真がない」、「匿名」。

そのようなものは信憑性云々というより、全て「作り話」の可能性があるということになる。

これはfimoだから、アメブロだからというものではない。

SNSの性質上、一人二役以上を演じることだって簡単にできてしまうし、

IPなんざ、例えば「無料アクセスポイント」などを使えばいくらでも量産することができる。

そもそもネットとは、そういう性質であることを忘れてはならない。

で、急にブログ主のデータが消えてなくなれば、すべて幻だった・・・で終わるのだ。

そして、ブログの主は何事もなかったように、それまでと同じフィールドで釣りを続けることが可能だ。

従ってバーチャルなもの、「実態を伴わない」「根拠がない」ものには常に疑うことを忘れず、絶対に話しを鵜呑みにしないほうがいい。

それはネットと上手に付き合っていくためのマナーでもあるのだ。

ただ、そうした幻のようなネットの性質に飽き、逆の発想が時代のトレンドになっていることは間違いはない。

「見える化」である。

オープンソースに始まり、フェースブック、ツイッター等々により今では随分とユーザーに身近なものとなった。

更に、ネット内情報の精度が高まればナレッジを共有する価値というのが格段に跳ね上がる。

この「時代の流れ」というのは釣り業界においても例外はなく、ネット上に存在するものであれば絶対に避けては通れない道であると考える。

ただ、これは釣り業界本来の性質とは間逆にあり、今まさにその対応が求められている厳しい時期であるとも言えるのではなかろうか。

ある日、私は冒頭にある「沖堤」と「海づり施設」のちょっとした共通点に気付いた。

これは先進的じゃないかと(笑)

いや、冗談抜きで。

ズバリ言うと、第三者機関(企業)が介入し、釣果をチェックしていることだ。

メインにしている「山本釣船店」や「本牧海づり施設」も独自に釣果表を公開していて、記事の信憑性が分かるようになっている。

昔ながらの「秘密」の釣りから「見せてなんぼ」の釣りに変わるのだ。

我々開発に拘わる者は、そういった所で活躍する場を持たなければならないと以前から感じていた。

腹をくくり「幻」で終わってはならないのだ。

そして地に足を着いた「本物の釣り」を提案し、クリエイトしていく。

この時代を生き抜くには、そうでなくてはないらないと思う。

ただ、沖堤と海づり施設だけでは、釣り本来の醍醐味を伝えられない部分もある。例えばサイズとか。

だから、「見える化」だけでも物足りなさを感じてしまうから、第三者機関が存在しないフィールドにもどんどん出向いていく必要はある。

そうした一般のフィールドへ行った時の記事は、情報の正確さに気を遣ったり、「見える化」との合わせ技により、ある程度補っていくことができると思う。

今まさに時代が変わろうとしているのだと思う。



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山本釣船店:http://www.yamamoto-turibune.com/

本牧海づり施設:http://honmoku.yokohama-fishingpiers.jp/


 

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