宮崎へ オオニベ探して

オオニベって魚を知ってますか?

オフショアをやる方は、知っているかも知れません。
イシモチの仲間ですが、スゲー大きく成るんです。
150cmオーバーとか、25kgオーバーとか、そんな奴もいるそうな。

宮崎や高知の一部では、条件が揃えばサーフから、そいつが狙えるんです。

トモクサ持ち!でも有名。
友草 オオニベ で検索してみて!


10年前に初めてこの釣りを知り、
3年、宮崎に通って、本命のヒットは1回。
波打ち際のやり取りで、まさかのラインブレイク。
一番やってはいけない終わり方。
それ以来、機会を見つけては宮崎に通ってます(爆)


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久しぶりに宮崎へ。

福岡から、広川辺りまで高速でいって、あとはトコトコ下道。
北海道なら、300下道なんてざらだからね。

今回は2日の釣り旅。
釣りができるのは、
下げ、上げ、下げ、上げの計4回。
一回3時間投げたとしても12時間。
この間にチャンスが訪れるのか?

サーフの地形は毎年変わるし、今年の宮崎は豪雨の被害を受け、陸の皆さんも大変な苦労をされたと思うけど、海の中もどうなっているか心配です。


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夜明け前にポイント到着。
博多から5時間半。結構、かかったわ。
ドキドキしながらサーフへ。



まだ暗いので、はっきりは判らないけど、良さ目な地形にエントリー。



宮崎の釣り開始!
うーん、ワクワクする~
久しぶりに胸が高鳴るね。


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しばらくして、薄明かるくなって来ると、ゾクゾク釣り人がやって来ました。
どうやらポイントは当たりだったみたい。


しかし、波が高い。
遠くの低気圧から入ってくるウネリ。
コレが波打ち際で、一気に立つ。
凄いパワー。
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天気は良好。
最近、大雨も無し。
気温も高くて釣りやすいし。

水温は?

ん?  18℃?

これって普通だっけ?
高くねぇ?



真面目に投げ倒したけど、
何も起こらずに午前の部、終了。


ポイントを上がるときに、地元のアングラーに挨拶して、最近の状況を教えて貰うと、
2週間前に、ポンポンと上がったけど、最近は全くダメとのこと。
ベイトが居ないらしい。


まぁ、暖かい宮崎サーフで竿が振れるだけでも楽しい自分。
オッサンになったからかな?
とにかく、楽しくて、ワクワクする。



午後の上げまでの時間は、近隣の地形を見てまわる。

5年前の記憶と、航空写真を睨みながら、6箇所くらい見てみる。
やっぱり地形が大きく変わっていて、昔、オオニベを掛けた思い出のポイントは遠浅になってた。
潮色の良い場所、深く掘られた場所、
それぞれ一長一短。
さぁて、どこにするかな。



上げは、小さな河川の流れ込みに上げが当たりそうなポイント。
潮の色は綺麗で、如何にも良さげ。
貸切状態(笑)


上げに乗って、あの巨体が静かに入ってくるイメージ。
このカレントの脇に付くはず!
なんて妄想が、広がる。


結局、上から下まで、攻めて見たけど、ノーバイト。
少し早目に切り上げて



移動です。


ここで腹ごしらえ。
宮崎に来たら、やっぱりチキン南蛮でしょ!
美味しそうな店をググって、向かいます。

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コレが大当り!
旨いわぁ~!

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チキン南蛮は、チキンのジューシーさ、南蛮酢の甘酢っぱさ、タルタルの味、衣のシナシナ度。
この4つの要素が、無限の組合せを生み出し、「ああー、ここの旨いわぁ~」と言う店になかなか出会え無いの。

でもこの店は、僕的には最強のバランス。
特大にすれば良かった。



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夕方からの下げは、朝のポイントの少し北側。
今回、見たなかでは、1番掘れてて、潮が集まる感じの場所。

沖のサンドバーを越えた波は、崩れながら寄せてくる。それがカレントに向かって収束して行く。その横の流れが強烈。

波長が長くウネリが強いので、カレントの付近は既に激濁り。
カレントの脇と言うより、手前の流れを流して行く。
(絵で書くと、こんな感じ)
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絵の扇型のイメージで、攻めて行く。


この辺りに、ヤツが居るならココだろ?って雰囲気。



だけど、サーフはそんなに甘くない。

3時間、集中したけれど、ノーバイト。

シーバス、サゴシ、ニベのバイトも無い。

まぁ、サーフなんて、こんなもんだよね。


晩飯は拉麺男(ラーメンマン)

こってりとんこつ、激ウマ
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天下一品みたいなんだけど、豚骨!
って言えばイメージ伝わるかな?



仮眠して、翌朝に備える。



翌朝は小雨がぱらつく天気。

帰りの飛行機を考えると、残された時間は2時間。


暗い内に準備して、まだ誰も居ないサーフへ降りる。
昨日と同じ場所に入れた。


ウネリも少し落ちてきたかな?



1時間くらい投げた時、


コツン!って明確なバイト。


反射的に合わせを入れる。


駄菓子菓子!
乗らない。

くぅ~~




その後は、当たりが再び訪れることなく、タイムアップ。

ここで終了。



悔しいけど、何故か清々しい釣行。

やっぱりロマンの有る釣りは楽しいね。



また、来よう宮崎!


県外アングラーにも、温かく接してくれた宮崎の人達に本当に感謝。
釣り人も、港で会った漁師さんも、みんな明るくて優しかった。

また、来るぞ宮崎!

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