【Trident　トライデント】新作シロサバフグ料理　水炊きからの雑炊

今週月曜日に自作した航海灯と折り畳み式マスト、自家用船1号艇の船舶検査も無事終了し、個人的に懸念事項が無事に解決したので、細やかながら、打ち上げの料理を食べたくなりました。

釣友MQ氏のログを徘徊していると、釣獲したハタの水炊きの調理記事があったので、私も早速、試すべく旬の走りのシロサバフグと水菜をトライアルにて購入。

帰宅後、冷凍冷蔵庫を覗いてみれば、冷凍キクラゲを発見し、調理開始。

うん！旨い。

具材を概ね食べ尽した所で、土鍋に漬けタレのポン酢しょうゆを返して締めの雑炊に移行します。溶き卵を投入してひと煮立ちさせて完成。

難なく完食。お後が宜しいようで・・・
シロサバフグ水炊きからの雑炊、今年初フグ料理でした。

市販価格序列は、大体トラフグ＞カラス・マフグ＞シマフグ・ショウサイフグ・アカメフグ・ヒガンフグ＞ナシフグ・コモンフグ＞クサフグ・サンサイフグ・ゴマフグ・メフグ＞シロサバフグ・クロサバフグ・カナフグ・ヨリトフグと言った所か？

フグとしての価格はピンのトラフグに対し、キリのシロサバフグですが、安価なので購入しやすく、しかも無毒種なので、釣獲個体の場合は、調理者が有毒種ドクサバフグとの鑑別ができれば、素人でも身欠き(除毒処理)が可能という、非常にありがたい種類です。
王者格のトラフグに対し、庶民格のシロサバフグ、気軽に味わえるフグの代表格ですね。

MQ氏の11月12日付けの釣りログコメントにも書いたんだけど、シロサバフグとオオモンハタの尾鰭の形とトラフグ・マフグとキジハタ・アカハタの尾鰭の形が見事に一致して居る訳。
シロサバフグ | 魚類 | 市場魚貝類図鑑

上：カナフグ、中：クロサバフグ、下：シロサバフグ
オオモンハタ尾鰭に対する画像結果

オオモンハタ　

トラフグ

マフグ

キジハタ

アカハタ　全ての画像はネットより拝借。

尾鰭の後縁が浅く凹んでいる、シロサバフグ、オオモンハタはベイトの小魚を追い回して捕食する魚食性の強い魚種。
対して尾鰭の後縁が浅く突出している、トラフグ、マフグ、キジハタ、アカハタは底生の甲殻類食性の強い魚種な訳。

食味は、私自身が食した経験のある魚種で言うと、魚食性のシロサバフグ・オオモンハタに比べて、甲殻類食性のトラフグ・キジハタがより旨味が強いと思います。

カナフグ・クロサバフグとアカハタについては食した事がないので解らないが傾向は似ていると思います。