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新発想の初陣は今ひとつ

発想の転換。

いや、世間的にはなんら目新しい発想ではないんですが。
あくまで「俺の中では」ってことで。


これまでのハンドメイドルアーは、シンキングペンシルを中心としたラインナップでした。
ただ、最近通っているポイントは水草の背が高く、スローシンキングのペンシルでも引っ掛けてしまう場所。
それを外す衝撃で、いたずらに場を荒らすのはNGのため、これをなんとかしたいな、と。


そんなわけで、最近はフローティングペンシルを作ってます。
が、これがなかなかムズカシイ…

フローティングとはいえ、トップで引き波を立てるタイプは考えていなくて。
理想はシンキングのときと変わらず、あくまで水面直下を泳ぐタイプ。
背中がちょっと出るくらいの浮力で、若っっっ干の前傾姿勢をとり、頭が水面下にあるバランスを目指してます。

つまり、こんなん。
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これにより、リトリーブ時に頭が水を受けて、それを背中に流す作用でもって水面直下に潜る、と。
しかし、フローティングなので潜りすぎず、結果として藻の上を引っ掛けずに通せるという目論見。

ただ、この姿勢のバランスの取り方が難しいんですね。
一本目が仕上がったのですが、頭が潜りすぎて姿勢が立ちすぎてしまい…
可能な限り水平浮きを目指している俺としては、まだまだ課題が残る出来となりました。



とはいえ、試してみないことには。
早速、男鹿の海へ。



実際に引いてみると、思いのほか潜りますね。
30cmくらいは潜ってるでしょうか。

前傾姿勢がキツイせいだと想像できます。
本当に水面直下を引くためには、やっぱりここは改善の余地あり。



で、現場の様子はというと。

…んー、ライズがねーなぁ…
表層系のルアーが不向きなシチュエーションではありますが、さて、魚は反応してくれるのでしょうか?

いつも、フルキャストの着水地点からチョイと巻いたところで魚が反応するので、その辺に意識を集中。

…出ねぇ…

いつもなら、小型がじゃれついてきたりして何かしらの反応が得られるのですが、この日はさっぱり。
ライズのなさから想像はつきましたが、あまり上を意識していないのでしょうか。

それでも諦めずに、ネチネチコツコツ巻いて…
物好きな魚がようやくドン!!

お!!ファーストバイトから良型か!?
バットをグイグイ絞り込むナイスファイトは、

…この漁港、一匹目ってなぜか大抵クロソイなんですよね。
なんとなくわかってたんすよ。
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とはいえ、クッソ渋いなかで魚が反応してくれたのはナイス。
実績がついたのは一安心。


正直、レンジは完全に合っていないと思います。
確実に魚を出すためには、もう少し下を通すのが正解。のはず。

しかし、今回はこのルアーで釣りたいのです。
投げて投げて投げて…

ようやくチビとご対面。
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しかしこれ、ホント反応が薄い。
姿勢に不満はあるものの、ルアーの出来は疑いたくない…というのが正直なところ。

思い切って、2gのジグヘッドで中層の様子を探ると…

あっさりゲットの23cm。
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…あー、やっぱプラグのレンジじゃねーわこれ。


結局、そのあとすぐに時合いも終わってしまい。
翌朝の仕事を考えると、これ以上粘るのは危険と判断し、潔く撤収。



とりあえず、新しいルアーに対する感想。

やはりもう少し前傾姿勢を緩和しないと、理想のレンジをうまく通せませんね。

今後の開発キーワードは、

 ・サブサーフェス
 ・スローフローティング
 ・水平浮き

といったところでしょうか。

新発想の実用化の道のりはまだまだ遠し。
改善点は山積み。

だからこそ楽しい。

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