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川端浩二

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清流域で求めるルアーとは?その①

何だかんだでバタバタだった5月も終わり6月に入りました。ようやくPCに座れます。

明日からは梅雨らしい?雨が連続して降ってきそうです。これを機に上流に溜まったベイトが流れ落ち、地形から何からあるべき姿に変貌するでしょう。
渇水の影響で無数チャラ瀬が形成される状態。
言わば小さなダムが流れを止めている。
期待するのは一時的な爆釣的な増水パターンではなくて、突き破るような水通しのよい地形。

その時のために地形調査や新規開拓に時間をかなり費やした。
型も良くなり始めるこれからが勝負!

纏まった時間がようやく取れたので長文ログを分割して書きたいと思います。


清流域は回遊性の鱸を狙うというより、定位している個体を狙う釣りだと思います。

同じ鱸でも活性、捕食レンジ、捕食べイト等に違いがあり、それによってプラグへの反応のしやすさもまた違います。

ルアー選択、流し方で喰わせられなかった個体を引き出す事もできると思います。
清流域で魚を引き出すルアーはいくつかありますがその中でハマりやすい特徴が4つあります。

1:ルアーの立ち上がり
2:流速変化の壁
3:流れに機敏に反応し過ぎない
4:流れへの順応性



基本的に清流域は上げ潮、下げ潮と言った潮汐から発生する流れと違って、地形そのものの傾斜が生み出す流れになる。


上にある流れの緩む淵に水が溜まり、集約された流れが下に向かって一気に放出されて、流れと瀬を作り出す。

瀬は水深が1m以下の浅い所が多くあり大小様々な岩、砂利で形成している。

一見、轟々とした力強い流れが走っていますが、この岩に当たる流れの背面は緩んでおり僅かなトロ場に稚鮎が居る。

稚鮎は水通しが良く浅いトロ場がある場所に身を隠している事が多いです。

捕食者はそこから流れ落ちてくるべイトを待ち伏せするように身を隠しています。
(活性が高い時は尾びれを水面から出してジッと待っています。)


そのスポットにアプローチしていくのが基本となります。

清流域で魚を引き出すルアーですが、塩分を含む河口や干潟をコンセプトとしたルアーを清流域で使用すると使いづらいシーンがある。


河口や干潟は比較的流れが穏やかであるため、ルアーそのもので水を動かしアピールするものが多く、そのまま清流域で流用ですると流れを掴み過ぎて暴れたり、レンジが入りすぎたり、アクションが大きくなり過ぎたりします。

釣れないわけではないですが、使える流速、範囲、リトリーブ速度が非常にシビアになる。

理想とするアクションを流速で出すのかリーディングやロッド操作、ライン操作で出すのかはアングラー次第ですが、僕の場合は流速が基本ベースにあり、それに対応したルアーを選択するようにしています。

ある場所ではそのルアーに対して良いアクションが出る流速であれば、無意識のタダ巻きで”釣れるルアー”になりますが、場所によっては全く異なり”釣れないルアー”になります。
これはあくまで僕のスタイルで挑む清流域の話なので、別の河川ではそれぞれ状況が変わるので参考にはならないかもしれません。


少し話がズレました。
1つめのルアーの立ち上がりですが、上流域になればなるほど川幅が狭くなり射流と呼ばれる早い流れがあります。

立ち上がりが遅いとイメージするアクションやレンジに到達する前に下流へ流され、喰わせたいエリアから外れてしまいます。

広大なエリアではピンのポイントまで助走というか、アクションするまでの振り幅が稼げますがエリアが狭く早い流れになるほど難しくなります。

清流域においては、水噛みし過ぎず、逃がしつつ、アクションし、立ち上がり時間が速いことが重要だと考えています。

【推奨ルアー:BMC100F、BMC120F、ごっつあんミノー89F】

その②へ続く

 

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