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▼ 内房磯マル戦線2022秋冬①~そもそもパターンって何?~
磯マル。
この記事内での磯マルとは、東京湾の内房エリアで秋冬シーズンに狙う釣りを指します。
一昨年くらいから本腰を入れ始め、昨年・今年と調査を重ねてきました。
その結果得られた知見を、ここに記しておきたいと思います。
長くなりそうなので、数回に分けてお送りしましょうかね。
というわけで第一回となる今回のテーマは・・・
「内房磯マル」はパターンフィッシングなのか?
です。
「パターン」とは、シーバスが絶滅しない限り未来永劫継続すると思われる法則であると定義すると・・・
答えは、ある側面ではパターンフィッシングだし、ある側面ではそうではない・・というものになります。
そんなことよりもっと具体的な方法論について述べんかい・・・と考えていらっしゃる方も多いかと思われますが、その具体的な方法論に話を落としていくにあたり、このテーマは避けては
通れないと僕は考えているんです。
では早速。
①内房磯マルのパターンフィッシングである側面
「シーズン」という面に着目すると、磯マルはパターンフィッシングであると言えるでしょう。
東京湾のシーバスは、秋が深まり冬が近づくにつれて湾口方面・・三浦半島や房総半島方面に移動していき、そこで産卵するというのが定説であり、僕もそれを支持しています。
秋冬のみならず、春夏も同じような釣りを同エリアで試してみた結果、
・秋冬シーズンは明らかに魚が濃くなる
・このエリアに定住している個体の体型と体色とは異なる特徴を持つ個体が秋冬シーズンは明らかに増える
という傾向が出たというのがその理由です。
産卵云々は自ら確認出来てはいないんですが、この湾口エリアの秋冬シーズンの特徴として、
東京湾内で最も遅い時期まで太いプリの魚が確認出来、最も早い時期にガリガリのアフターが確認できる
ということからも、この辺で産卵しているという推論は妥当なものであると言えるでしょう。
②内房磯マルのパターンフィッシングではない側面
この側面を「パターン」であると誤って捉えると、磯マルは途端に難解な釣りになってくるんです。
約20年前~8年前くらいまで話題になっていた内房磯マル。
僕はその時地元の九州や山口県で釣りをしていたため、実際に自分で体験したわけではありませんが・・・
その時に秋冬シーズンの内房磯マルの釣りをしていた方々のブログや雑誌を見てみると、以下のキーワードで釣りをしていらっしゃったようです。
・トウゴロウイワシ
・ヒイラギ
・沖の回遊待ち
内房磯マルを探し始めた当初、僕も真っ先にこれらのキーから魚を探し始めました。
が、、、
・トウゴロウイワシ→たまに見かけるが、まとまった数の群れを見かけることはない。漁港に溜まってボイルしているという話も過去に聞いていたが、漁港をいくらパトロールしてもそんなシーンは見かけず。。。
・ヒイラギ→トウゴロウイワシと同じく漁港に多いという話だったがこちらも見かけず。アングラーも居ない。
・沖の回遊待ち→釣れない。有名な場所で他のアングラーを見かけることもなく、釣果情報も数える程度。
湾口方面に秋冬シーズンでシーバスが増えると思われるのは間違いないのに、これまでの釣りでは太刀打ちできなくなってしまっていたんです。
ここで頭をよぎったのは、過去色々な場所で経験してきた、色々なパターンの栄枯盛衰。
・福岡県と山口県にまたがる関門海峡での「冬の関門コノシロパターン」。以前のようなパターンは消滅。
・関西・神戸の「マイワシパターン」。聞く話では収束気味らしい。
・記憶に新しい、東京湾奥の「コノシロパターン」まだ残ってるけど落ち着き傾向。
・内房の「トウゴロウイワシ産卵パターン」。局所的には残っていることが確認できているがほぼ収束。
・・・どのパターンもある年突然盛り上がり(始まりはどんな形だったのかは不明)、ある年を境に収束していったものばかりです。
そもそも、自然界の生物には、すべからく豊作・不作の波が見られるものです。
また、突然大増殖する異常発生的な増え方もよく見られます。
それらの原因は様々で、全てに共通する原因はこれだ!と断定できるものは無いですが、それら自然界の大きな流れ・大きなうねりの中で、色々な生き物は適応して数を増やしたり・減らしたりしながら種をつないでいるのではないでしょうか?
となると、我々が追い求めるシーバスもその大きな傾向に合わせて捕食対象を年々変えている・・変えざるをえないであろうことは容易に想像がつきます。
○○パターン!と名前が付けば、我々アングラーの目線からすると、それが未来永劫年々繰り返されるイメージになってしまうものです。
しかし、数年・十数年スパンで見れば、それが一過性のものであったということは珍しくないでしょう。
というよりも・・一過性のものの方が多いのでは、とまで言えると思います。
一過性のパターンの幻影に引きずられず、今の状況と、それに対する魚の動きを見極め、しっかりとついていくということが、「今」魚を釣るためには重要になってくるわけなんですね。
では、内房磯マルの「今」とは?
・・・次回に続く。
Twitterやってます。釣果をリアルタイムで上げているのは最近こっちです。
https://twitter.com/hiro1015ex
インスタグラムやってます。こっちも比較的リアルタイムに更新中。
https://www.instagram.com/hiroaki_taketomi/
Youtubeも始めました。誰もが知ってる場所での実釣動画を中心に更新中。
https://www.youtube.com/channel/UCPvAng8OykBJDqGlj-p8VDQ
この記事内での磯マルとは、東京湾の内房エリアで秋冬シーズンに狙う釣りを指します。
一昨年くらいから本腰を入れ始め、昨年・今年と調査を重ねてきました。
その結果得られた知見を、ここに記しておきたいと思います。
長くなりそうなので、数回に分けてお送りしましょうかね。
というわけで第一回となる今回のテーマは・・・
「内房磯マル」はパターンフィッシングなのか?
です。
「パターン」とは、シーバスが絶滅しない限り未来永劫継続すると思われる法則であると定義すると・・・
答えは、ある側面ではパターンフィッシングだし、ある側面ではそうではない・・というものになります。
そんなことよりもっと具体的な方法論について述べんかい・・・と考えていらっしゃる方も多いかと思われますが、その具体的な方法論に話を落としていくにあたり、このテーマは避けては
通れないと僕は考えているんです。
では早速。
①内房磯マルのパターンフィッシングである側面
「シーズン」という面に着目すると、磯マルはパターンフィッシングであると言えるでしょう。
東京湾のシーバスは、秋が深まり冬が近づくにつれて湾口方面・・三浦半島や房総半島方面に移動していき、そこで産卵するというのが定説であり、僕もそれを支持しています。
秋冬のみならず、春夏も同じような釣りを同エリアで試してみた結果、
・秋冬シーズンは明らかに魚が濃くなる
・このエリアに定住している個体の体型と体色とは異なる特徴を持つ個体が秋冬シーズンは明らかに増える
という傾向が出たというのがその理由です。
産卵云々は自ら確認出来てはいないんですが、この湾口エリアの秋冬シーズンの特徴として、
東京湾内で最も遅い時期まで太いプリの魚が確認出来、最も早い時期にガリガリのアフターが確認できる
ということからも、この辺で産卵しているという推論は妥当なものであると言えるでしょう。
②内房磯マルのパターンフィッシングではない側面
この側面を「パターン」であると誤って捉えると、磯マルは途端に難解な釣りになってくるんです。
約20年前~8年前くらいまで話題になっていた内房磯マル。
僕はその時地元の九州や山口県で釣りをしていたため、実際に自分で体験したわけではありませんが・・・
その時に秋冬シーズンの内房磯マルの釣りをしていた方々のブログや雑誌を見てみると、以下のキーワードで釣りをしていらっしゃったようです。
・トウゴロウイワシ
・ヒイラギ
・沖の回遊待ち
内房磯マルを探し始めた当初、僕も真っ先にこれらのキーから魚を探し始めました。
が、、、
・トウゴロウイワシ→たまに見かけるが、まとまった数の群れを見かけることはない。漁港に溜まってボイルしているという話も過去に聞いていたが、漁港をいくらパトロールしてもそんなシーンは見かけず。。。
・ヒイラギ→トウゴロウイワシと同じく漁港に多いという話だったがこちらも見かけず。アングラーも居ない。
・沖の回遊待ち→釣れない。有名な場所で他のアングラーを見かけることもなく、釣果情報も数える程度。
湾口方面に秋冬シーズンでシーバスが増えると思われるのは間違いないのに、これまでの釣りでは太刀打ちできなくなってしまっていたんです。
ここで頭をよぎったのは、過去色々な場所で経験してきた、色々なパターンの栄枯盛衰。
・福岡県と山口県にまたがる関門海峡での「冬の関門コノシロパターン」。以前のようなパターンは消滅。
・関西・神戸の「マイワシパターン」。聞く話では収束気味らしい。
・記憶に新しい、東京湾奥の「コノシロパターン」まだ残ってるけど落ち着き傾向。
・内房の「トウゴロウイワシ産卵パターン」。局所的には残っていることが確認できているがほぼ収束。
・・・どのパターンもある年突然盛り上がり(始まりはどんな形だったのかは不明)、ある年を境に収束していったものばかりです。
そもそも、自然界の生物には、すべからく豊作・不作の波が見られるものです。
また、突然大増殖する異常発生的な増え方もよく見られます。
それらの原因は様々で、全てに共通する原因はこれだ!と断定できるものは無いですが、それら自然界の大きな流れ・大きなうねりの中で、色々な生き物は適応して数を増やしたり・減らしたりしながら種をつないでいるのではないでしょうか?
となると、我々が追い求めるシーバスもその大きな傾向に合わせて捕食対象を年々変えている・・変えざるをえないであろうことは容易に想像がつきます。
○○パターン!と名前が付けば、我々アングラーの目線からすると、それが未来永劫年々繰り返されるイメージになってしまうものです。
しかし、数年・十数年スパンで見れば、それが一過性のものであったということは珍しくないでしょう。
というよりも・・一過性のものの方が多いのでは、とまで言えると思います。
一過性のパターンの幻影に引きずられず、今の状況と、それに対する魚の動きを見極め、しっかりとついていくということが、「今」魚を釣るためには重要になってくるわけなんですね。
では、内房磯マルの「今」とは?
・・・次回に続く。
Twitterやってます。釣果をリアルタイムで上げているのは最近こっちです。
https://twitter.com/hiro1015ex
インスタグラムやってます。こっちも比較的リアルタイムに更新中。
https://www.instagram.com/hiroaki_taketomi/
Youtubeも始めました。誰もが知ってる場所での実釣動画を中心に更新中。
https://www.youtube.com/channel/UCPvAng8OykBJDqGlj-p8VDQ
- 2023年1月16日
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