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古賀 亮介‐snif

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最近どうも噛み合わせがよくない件

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ジカタの海況がポツポツ好転していっているのもあって、
呼子エリア沖目の島の定期観測に。
今回は実家からガッツリお土産を要求されつつも、
自身は調査メインのつもりで結構のんびりなOFF釣行。

最近流行のムラっ気に悩まされる予感はありつつも、
そこに身を投じる事は、海域全体の判断材料としては、
抜群の威力を発揮するものでもある。

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玄海サンセットを眺めながらいつもの船。
着岸後、釣り場に向かう足を止めて船長と立ち話。
相変わらず10キロ釣れた情報をくださる。

3日前に釣ったよー。
毎回余るっちゃんねー。

・・・背身で良いのでください。
そして僕、アジがメインターゲットっす(´・ω・`)

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赤いの出そうだなってちょっと期待しながら、違う赤いのとか、アラいのが遊んでくれる。

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豆過ぎるカブちゃん。
可愛かったのでついじっくり撮影www


じっくり静かに釣り込んで、
ちょっと出せそうにないかな・・・と、切り替えて根魚と遊び続ける。
そこに、ふと下げが一瞬緩んだタイミング。

ついでにコッチを撃っとこう的なアプローチでドシャローから。
うっかりと本命を掛けるんだけど、地形に対して無茶すぎるタックルで獲れず。

出てもちょっと沖目だろうってタカをくくっていたのが、まさかのテトラ根元。
緩んだといってもしっかりとトルクの効いた潮で、PE0.2号ではちょっと無茶でした。
適材適所わかっていても、やっちゃうミス。

全体的な魚の動きに関してもそうだけど、
こういうピンのタイミングでかみ合わせの悪い事柄が最近多すぎる(^^;
反省。7gボトム微ワインドで60くらいのマダイでした。


いつものパターンをちょいハズシで色々掘り下げてくと無限に釣れるムツ公
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アジのアミパターンが効いてるゾーンを外して、
ジグや重めのJHでキビキビやっていくと際限なく釣れました。

デカいのは尺くらいまで出ちゃったりして。
みなさん喜んで持ち帰られるので、たまにはおみやげにしてみようかな。
久しぶりに塩焼きに。

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で、アジは・・・いつものパターンでは、
釣っても釣ってもこのサイズから、上は捻り出して泣き尺くらいまで。
港内を2泊にわたって検証し尽くすも、新たな発見はなく、
承知の上での釣行でもあったけれど、やはり少し悔しい(笑)


いつものパターンってのが、ほんとにいつも効くんだけど、
知ってる人はみんな掴んじゃってる安定の釣りであるし、
ちょっとだけ中身を公開。
もちろん、これが全てでは面白くないし、
攻略のひとつの糸口としてもらうのが良い、という前提を踏まえてだけど、
この島の初歩的な鉄板パターンを少しだけご紹介。

年間通してほぼ毎回通用しているだけに、
試した結果はそのまま、他のピンの状況判断のヒントにもなる。

**************************

夕まづめ開始から(この日のタイミングでは18時ちょうどだった)、
港内のアジ回遊スポットの各所で、
JH単体、クリアラメ系のカラーで15m位投げて1.3gで13カウント。
スタートはいつもココからで、コレが10分ほど同じパターンで釣れ続ける。

そこから、
月明りが非常に強い時と、近くにコマセを強烈に蒔いてる餌師さんが居る時は、
徐々にレンジが浅くなり、アタリ方もどんどん微細に変化していく。
純粋なアミパターンでの釣りになる。

この場合はリグウエイトでのレンジアジャストと、
港内でわずかでもあっても、微妙な潮流や風向きの差なんかが連発の鍵。
その枠でサイズの良い個体を探すには、1m刻みのレンジ分けで釣り分け。
細かく刻んでいく方がサイズをまとめやすい。

気を付けたいのがこの場合においては、
浅いとこは豆、深場は大型という定説が通用しない事。
良いサイズ特有の抑え込みが出るレンジを、如何に的確に把握するか。
それがキーになる。


また、月の影響が少なく、餌師さんが近くに居ない時は、
だいたいスタートのレンジをキープしたまま、
ベイトパターンっぽい速めの動きで横に移動して、ぐるっと港内を1周する釣りになる。
ゆっくりと団体で移動し続ける魚を連発させるには、
JHの重さをアジが吸い込みやすい範囲内で少し重くしても良いし
(3gくらいまでならOK、僕は2gくらいまでにしてるけど)、
メタルジグやバイブ、スプーンがJH以上に絶大に効くのも、このタイミングである事が多い。

いずれの攻め方にせよ、コンスタントにアプローチしていく事がキーになる。
港内を30分くらい掛けて周るペースってのが、どうやら一番平均的な回遊ペース。

この場合は、群通過の時合いで最初は比較的小型、
2回りほど大きな個体が1~2本釣れたら、
そのタイミングが群の通過の最後尾。というのが、実体験からの答え。

およそ1分後には、そのゾーンからはアジが移動して、
大体ムツかキンギョに変わるので、すかさず20mくらい横に移動して釣り歩いていく。
(港内の先端か奥かは、魚に聞くのみ)
魚の反応を見ながら、深追い禁物なランガンが鍵になる。

コレがこの島の夕方時合いの掴み方のスタンダードになる。
お土産確保が最優先の方は、是非にどうぞ(*´ω`*)


それと・・・こちらはあまり時合いに直接は関係なく、
付近で全く違う動きであるけど、
一応は泣き尺~尺上のボトムパターンもやっぱり存在して、
釣るサイズを大型に絞る時は、そっちのパターンを読みながら刻んで釣っていく。
(まだ存在すら安定しないので、こちらは次の潮くらいからだと推測中)

この時間帯以降は各所のピンに集まったり抜けていったり。


他に、魚の群の動きに合わせて、外側の時合い、真夜中、デイの時合いも、
それぞれにかなり明確な捉え方はあるのだけど、
この先は、追いかける楽しみという事で(笑)
***********************


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そんな感じでパッとしないまま夜を過ごして、朝マヅメを迎えてしまった。

激流の生むヨレの中から、ヤズキチの控えめなボイルを見送って、
似て非なるモンスターを待つも、かみ合わせの悪さはココでも発揮。
難しい釣りでありますね。


マヅメが落ち着いてから
2本のグッドサイズなシーバスがウロウロしているので、
ちょっとメタルマル打ってまず1本。
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常食ベイトがカマスで、美味さに定評のあるこの島のスズキさんたち。
長さはこっちも70くらいあったんだけど、やや細いので丁重におかえりいただいて。

マダイを狙ってライトワインドに換えて、
中層で流れに乗せて跳ばせ続けてたら、ついでのもう1本。
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コッチはすごく美味そうなのでお持ち帰り。

PE0.2+6lbリーダーでもちょっと沖に出してジワッと寄せれば3分かからないくらい。
魚の目がアレな画像ではあるけど、釣った場所がベースから歩いて数十分の場所、
少しテトラなども渡るのも考慮して、時間と安全面から、
美味しく頂くためにしっかり〆てからのベースに戻って撮影。




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やや不完全燃焼な僕とは非常に対照的だったのが、同行されたシオミズさん。

妙技カワハギの上顎を的確に捕えるフィネスワーミングが炸裂(笑)
これ、ホントに凄かったんだけど、なんと狙って連発されてました。

やってみるとわかるんだけど、カワハギをこう釣るのって非常に難しい。
壁外遠征から帰った調査兵団ばりの放心状態で
ぼんやりとコーラ飲みながら僕がベッコベコにアンニュイになってる隣で、
心底楽しそうに何枚も釣っておられて、非常に勉強になりました。


その楽しそうなシオミズさんで、ふと我に返り、
実家から催促されていたお土産が足りない事を思い出す。

尺アジはおろか、シーバス1本とジカタサイズのアジしかキープナシ。
流石に怒られそうなので、
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こんな感じで25~30くらいのアコウとカサゴをつついてお土産に。

この釣りはいつでも安定ですね。
終了間際の15分くらいでバタバタとしっかり釣れてくれました。

しばらくジカタで中アジに遊んでもらう夜を重ねて、機を待つ日々が続きそうです。
冬を意識してきてるの魚の安定は、もうそろそろかな。

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