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古賀 亮介‐snif

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底生ベイトパターンを紐解く:弐

  • ジャンル:style-攻略法
底生ベイトパターンのお話の続き。

場所とシチュエーションなんかの説明を書いてたのですけど、
それ書くと面白くないことに気づいて消しました。

ボトムパターンに絡んで、どんなものを投入してるのかってのを具体的に。

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この写真の日付はPCの記録によると、去年の夏の終わり。
秋口にこの釣りに絡めてよく使ってたものを並べている写真。
(一番右のベビサ、スクリューテールシェイプのワームは万能なだけで、このパターンを強く意識して使うわけではないので本文からは除外する)

左端からジグヘッドたけちゃんと、JAZZの尺D。
この釣りに於いては特になくてはならないものです。
今はもっぱらJAZZ1.5g~3gの尺Dがその座を占めている。
より軽くする必要がある時は、多分これからレンジクロスが大きく出張ってくる。


で、並べてるワーム、左から順にいくと、

ボトムの甲殻類にマッチさせたい時に選んでいたこの3inエアチューは、ボディ後方を半分にカットして使っていた。
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不思議な事に、このカットをするとしないのでは大きく差がある。
コイカパターンの時期に表層で強烈に効いた経験がある事から推測すると、恐らく、カットしないまま使うとイカをイミテートしてしまうのだろう。
ノーマルはイカパターンで強烈に効いたけど、他の場面でそのまま投入すると、どんなに釣れている状況でも自分だけアタリが出ないなんて事が一度や二度では済まされない(^^;
アジのイカパターンなんてのは、凄く限られた釣りだし、コレが効く日は年間何日もない。ただ、これで釣れる魚は特にデカい事が多いので、可能性がある時期はちょっとだけ触る。(夏が多い)

写真下のダーツはまだあるのかな?
このボリュームにしては、小型のアジでもフッキングが良くて、テールを割いて2本にして使う。

現在エビ類のイミテートには、在庫の関係からこれらのワームを使う頻度は少なくなり、代わりにホグ系のインチホッグの両手をカットしたものと、シュラッグミノー、テンプトのベビーフィッシュなんかがその位置に戻ってきた事を補足。
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その隣のプロズのテリー31(下)と、ロボのアライブシャッド
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実はボトムべったりのベイトフィッシュパターンってのが、特定のベイトの時期、特に深夜に多かったりするので外せないワームの一つ。
砂に潜って寝るベイトフィッシュが居るんですって。
底生多毛類のパターンと非常にリンクするので並べてます。

常食が多毛類や甲殻類、昆虫なんて個体であっても、特にアジの場合は時合いだけイワシ食べるとか、イカナゴが入った時だけ切り替わるとかあるので、後に出すサンドワームとはセットとして持っている。
多毛類系の虫エサに着いたアジって、アミには流れにくいけど、ミノー系のカタチには反応する事が多い。(特にセグロ)

アライブシャッドを海コーナーに置いてたキャスティング唐津店。
このコーナー担当のF氏、流石っすね(*&acute;&omega;`*)
バスコーナーだけでなく、海コーナーにて発見してニヤニヤしてしまったwww

着底後、軽くワインドさせてボトムを切って、ストレートに極緩い角度でフォール気味にスイムさせて使う事が多い。特に、テリーは独特の柔らかさで対アジ用ミノーシェイプワームの弱点ともいえる、吸い込みの悪さを、限界まで排除出来ていた。

ちなみに、表層ベイトフィッシュパターンで一番活躍するのは言わずもがな。


その右、エッグチェーン
なんとも変な形。
コレが出回り始めた当初、見た目から釣れるイメージが湧きづらいワームランキングトップ3に入る、キワモノワームだった。

アミパターンの時にも異様な強さを発揮するので、キーワードは赤潮とか夜光虫。
僕のホームでは、まさに今そのタイミングになります。

ボトムに置いておいて虫を演出するのも良いんだけど、魚がコマセに依存して酔っ払ってる時も漂わすようにコレを試すと良い事が多い。
あと、極細過ぎて適合するフックが少なくてあまり使われない印象のあるムシエサワームなんかも、あの小ささで尺キラーになったりします。
これに合わせるフックは#10でもちょっと大きくて、良いのを探してたらJAZZから尺ヘッド#12っていう良いのが出てました。
キス釣りにもどうぞ(*´ω`*)
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最近の僕のアジ釣りの傾向では、コマセに依存しちゃった群でも潮の切り替わるタイミングでマイクロクローラーとか重めのボトムワインドでスイッチ切り替えさせるなんて事を良くやるので、最近は極力使わず他で何とか引き出してやろうって頑張る事も多い。
アミorコマセパターンってその場を判断しつつ、底生ベイトに絡む魚もそのままザックリ釣って次にって時に選ぶカードですね。


ガルプのマイクロクローラー4in
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コイツの凄さは語り出すと本当に長くなるので程々にしておくけど、
多毛類のパターンと、フィッシュライクなベイトパターン。
このワームはどちらにもイケちゃう圧倒的な強さを持っている。
つまり、ボトムでじっくり釣り込んだ後、そのままマヅメパターンの釣りに切り替えても全く問題ないという反則ワーム。
本来、バス釣りに使ってた頃は、そっちの方が強いワームでしたし。

僕の中でこのワームを使いだすより前に、この釣りに多用していたのが、レインズのアジアダープロとか、同じくらいのサイズ感のあるワームだった。
それらや先に出したテリー31の手持ちのストックが少なくなったので、たまたま他の釣りに使うために持っていたマイクロクローラー4inを代用で入れてみたところ、異様にその場で釣れたことがキッカケだった。

その後、イカナゴ以外のパターンでも他に反応薄い中で同じように釣れるので、常用&rarr;愛用&rarr;ほぼこればっかwになってしまっている。

ガルプ素材については、本当に魚がそれを『好んで』食っているのかという点について、対する『魚種』だけでなくもう少しローカルな単位として『群の嗜好』によって変わるものと僕は思っている。

匂いに寄ってくるやつもいれば、逆に近くに置いただけで逃げていく個体も居るのでそう考えるのだけど、魚が好む好まざるにかかわらず、リグの存在を気付かせるキッカケとしては、十分に有効なものであって、匂いでそれを超える力を持つものは未だに無い。

そして、匂いに隠れて見逃しがちだけど、それ以上に僕がこのワームを多用した理由が、この素材の『比重』である。
市場に出回るワームの中では、ちょっと重め。
これは匂いよりもっと重要なポイントで、より生き物ライクな波動に繋がる。

最も多用していた時期は、匂いを嫌う子用に、流水で流して、匂いを削り取ったモノまで用意してたけど、とうとう手持ちが少なくなって、何とかしなきゃって所まで来ている(^_^;)


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パワーベイト版のマイクロクローラーも、よく使うけど、ガルプ版の方が万能で実際出番が多い。強度ではパワーベイト版が有利なので、ここをポイントとして使い分けです。

どちらを使用するにしても、絶妙なサイズ感で、普通の小さいワームではすぐに吐き出して超ショートバイトになるところ、魚がリグを咥えてからモゴモゴやるのでそれだけフッキングに持ち込める時間も長引かせることが出来る。そこが、このワームを多用する一番の理由。



次、パルスワームとサンドワーム。
これこそ王道の多毛類イミテートですが。
コレはその場所毎に反応の良い太さがあったりします。時期にも依るのかな。謎です。
名護屋の湾奥は2inスリムで、呼子加部島なんかは通常の4in。みたいな。気分による気もしますが(笑)
デイでは色んなのが釣れるんでとっても面白いんだけど、フグ族が多いと寿命は数秒。・゚・(ノД`)・゚・。





その他。
冒頭の写真からはハズれてるけど、よく使うものを追加で2つ。
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一誠のスパテラ。
ここに並べてるのは海太郎の2.5inではなく、バス用として出されている通常の3inと4in。この1か月かなり投げ込んでみてて、投げはじめと同時にホームが渋くなったので、実際の検証はちょっとまだ十分とは言えないのだけど。

海太郎の2.5inまで共通で、テールのパドルの向きを平たくセットするか垂直にセットするかで動きが変わる。ボトムで止める釣りは水平に。よりフィッシュライクな動きが欲しい時は垂直に刺す。フックセットがちょっと難しいので、あらかじめ家でセットして出る事が多いです。
フックはコレも尺Dメインです。
3inはこのままイケるんだけど、4inはフッキングに問題があって、対アジにはもうちょっとシェイプする必要があります。動きは抜群で、マイクロクローラーのフォローとして、投入する機会が多い。


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スパテラを使いだすまで、マイクロクローラーのフォローベイトは常吉でした。
どんな時に使うかというと、ステイさせる時間がより長い時。
浮力が高めで、放置でアクションしててくれる。もう、手に入らない銘品。
下の4.8inは、ハチマキ4~5個くらいのとこからカットすると、尺D3gとの相性が抜群にいい。



ワームの紹介はこの辺で。





のんびり気長に続く

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