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お盆は礼文島遠征

私は地元千葉ではロックフィッシュは難しすぎて全然釣れない程度のレベル。
今までアジングの外道で偶然チビメバルが釣れたことはあるが、そのくらいのものだ。
(千葉で良形メバルをコンスタントにキャッチしている人がいるが本当に凄いと思う。)
そんな私でも釣れるとしたらここでしょ。ということで、お盆は避暑を兼ね、礼文島へ行くことに。
利尻は数年前のお盆に訪れているが、礼文は初めて。初めての場所はどこでもわくわくが止まらない。

はじめに使用タックルのご紹介。ロックフィッシュをまじめにやっている人からは怒られそう。きちんと釣りたい人は、ちゃんとお調べください。逆にこんなタックルでも釣れるのか、というご参考程度に。(笑)
見ての通りシーバスロッドにライトショアジギリールの組合せ。

ロッド シマノ デュアルーナ906ML
リール ダイワ カルディア4000
ライン 東レシーバスPEパワーゲーム1.5号22LB
リーダー フロロ25LB

ジグヘッドは、3/8OZのオフセットタイプをメインに使用。関東では見かけないかなり重いジグヘッドで現地調達。ワームは一番大きい4インチのパルスワーム。もしくは現地釣具屋で買ったバニラ味のワーム(カーリーテール)を組合せ。
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交通についてはお盆で安い航空券が取れず、苦肉の策で茨城-千歳便を使用し、千歳からレンタカーで稚内の行程。もちろんALL車中泊(笑)
朝7時に家を出て、千歳着は昼過ぎ。途中釣具屋に寄ったものの、稚内着は24時過ぎ。勿論高速使わずALL下道で、AIR&フェリー代が高い分を浮かす。 稚内で車中泊して、翌朝のフェリー乗船し、礼文についたのは二日目の午前中。

さて前述した有り合わせタックルでロックフィッシュ探し開始。9.6FTなのでテトラの穴釣りはムリ。漁港の普通の防波堤から船道を狙う超ラクチンな釣り。
千葉の感覚だとロックフィッシュを真昼間に穴釣りでもなく釣るなんてあり得ないが、北海道の離島までくればこんなお気楽釣りでも成立する。

と、思ったが1カ所目の漁港反応ナシ。
続いて2カ所目。反応ナシ。 そういえば、お盆の真っ最中は夏枯れだよ、という北海道の知人の言葉を思い出す。
で、3カ所目の漁港。ここは今までより水深ありそう。夏枯れなら深めの方が良いかも、と思ったらようやくアタリ。そして上がってきたのはガヤ(エゾメバル)の20cm程度。
その後もアタリはぽつぽつあり、4~5匹キャッチ(&リリース)。全て20~25cmといったところ。20cmを超えれば引きはそれなりに強く、とても楽しい。まずは釣れてひと安心。既に1~2年分釣れた計算。(笑) 千葉じゃ20cm超えるのも、かなり難しいからね。

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続いて4カ所目。ここは事前調べで魚影が濃いと書いてあった漁港。すると島内で初めてルアーマンに会った。ロックフィッシュ狙いでワームでの穴釣りをされている方。聞けばガヤが釣れているとのこと。
ちなみに、2泊3日滞在し釣りをし続けたが、ルアーマンはこの方以外は、翌日にすれ違った3人組の若者の2組のみしか出会わなかった。他の釣り人と場所がかち合うのが苦手な私にとってはパラダイス。話は逸れたが、期待したこの漁港では数バイトあったが乗らなかった。

そう。私のタックルは小さい魚は乗らなく、自動選別されてる感じ。小さい魚は竿が弾くしむやみに釣らない作戦。
でももしかしたら、大物も弾いてしまっていたかもね(笑)

昼の部最後は、かなり大きな防波堤。先端は水深もかなりありそう。外側は巨大なテトラが入り、ちょっと打ったが反応なし。外海は水があまりにも澄み過ぎ。で港内側に投げてみる。根は頻繁にありそうで適度に濁りもあり、魚のストックはあるはず。あまりアタリは多くなかったが、20cmUPのガヤを2~3匹キャッチ。で、防波堤の先端付近で、大きなアタリ。キャッチしたのは40cmのアブラコ(アイナメ)。アブちゃんも釣れてひと安心。アイナメは千葉で狙ってみたことがあったが、まったく釣れなかった。私には北海道でしか釣れない魚種の一つ。

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一旦満足したので、日帰り温泉に入浴し、ホッケ定食&ビール! さすが礼文。ホッケは充分脂がのっていて美味かった! そして休憩&車で仮眠。

さて夕マヅメ。まだ酒は抜けきっていないので、車は置いたままその港で釣りをする。(酔っぱらっているわけじゃないけど車を運転するのは問題という意味で)
フェリーターミナルのある香深港は、日帰り温泉あり、駐車スペースあり、食堂あり、そして港はロックフィッシュが狙える便利な場所。9月には港にサケも入ってくるらしい。
数か所打っていくと、アタリのある場所発見。潮と潮がぶつかり、いかにも魚が溜まりそうな状況。アタリが頻繁にあるが、1~2匹25cm程度をキャッチするも乗りが悪いので、ちょっとだけジグヘッドのサイズを落とす。同時にガルプの4インチから、バニラ味のカーリーテールに変えてみる。
すると、辺りが薄暗くなってきたタイミングとも重なり、怒涛のガヤ連発。20投して18キャッチくらいはしたかな。ようやくアタリが遠のいたので、数メートルほど場所を移動すると、またもガヤ連発。あっというまに10キャッチくらい。
ジグヘッドのサイズを落としたこともあり、多少小さいサイズも混ざったが、概ね20cm以上。千葉では全然ん釣りきらないメバルが、ただ投げて巻くだけで連発連発で最高に楽しい! ただ釣っても釣っても、25cmの壁は超えない感じで一旦終了。だんだん贅沢になってくる。車にもどり仮眠。

さて深夜に起床。昼間反応のあった漁港に移動。
昼にポツポツ釣れた、何の変哲もない漁港入口の船道。大きいのが釣りたいので、ジグヘッドを大きいやつに戻す。ワームはバニラ味。このバニラも良く釣れる。ちょっとスレるのがガルプより早い感じだが、ガルプより断然やな臭いでない(むしろバニラの良い匂い)なので、こっちが気に入った。
さて開始早々バイト。25cm程度のガヤ。そして、この漁港船道も、あとからあとから魚が湧いてくる。ほぼ同サイズの25cm程度のガヤ連発。その中、ちょっと大きめの引き。
あがったのは30cm程度のシマゾイ。これはボトムをスローに控えめのアクションでのヒット。
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その後、シマゾイ数匹とガヤ含め、20匹程度は釣れただろうか。
アタリが遠のいてきたので移動。もうすぐ夜も明けて来る。

朝マヅメは昨日アブラコ(アイナメ)が釣れた防波堤。
先端に着くと夜が明けてきた。防波堤外側テトラはやはり反応なく、内側に投げる。
数投すると何かヒット。寄せて来ると30cm程度の推定カレイだったが、バレてしまった。

北海道ではカレイもワームで釣れる。ワームを飲み込み、ジグヘッドまで完全に飲み込んでくるので、立派な対象魚。
今回カレイがまだ釣れていないので、まだ居ないかとボトムをスローに攻めてみる。反応ないな~と、思っていると、、

「プシュー」 「プハー」

ん? と、周囲を見渡すと、防波堤の先で何か生き物!  ???
もしやアザラシ。 そう、礼文は野生のアザラシが生息している。

釣りを再開すると、また直ぐ息継ぎに上がってきて  「プシュー」 「プハー」
すぐそちらを見ると、あきらかにアザラシが4~5頭。色はグレー。ゴマフアザラシか?
写真を撮ろうとスマホを出すと、私の動きに警戒してかあっという間にジャポンと海へ潜る。

そして釣りを再開すると、また 「プシュー」 「プハー」
で、写真を撮ろうとすると、すぐ潜ってしまう。 なんか逆に遊ばれてる感じだな。
しかしアザラシは小魚を喰うはず。これじゃ釣れないんじゃないの?と思いつつ、ワームをスイミングさせてる時に、ガツッとバイト。乗らなかったがそのままちょっと早めにスイミングさせると、ゴン!
そしてかなり強い引き。ゴンゴン首を振る感じ。ようやく大物ヒット! そして結構足場の高い防波堤ながら、なんとか抜き上げて御用。

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アブラコ(アイナメ) 48cm。
アイナメは数えるほどしか釣っていないので、もちろん自己最高。いやー、礼文最高です。
ここまで来なきゃ私には一生釣れないようなサイズです。
写真を撮った後、やさしくタモ蘇生して、お帰りいただきました。

満足したので、漁港を移動。ここも船道に投げてみる。海の色からして、砂地中心。しかも水深も無さそう。ここは出ないよな、と思いつつ投げるとちょっと強め引き。
釣れたのは27cmのガヤ。
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結果、真昼間にこの雰囲気のない船道で釣れたのが今遠征のガヤ最大サイズ。
ここはあなどれないのか? と、数投するとまたヒット。が、根掛かり。
砂地と思いきや、根は少しあるの? と思いつつ引っ張ると、動いた!
根掛かりでなく、ヒットした魚が根に潜っていたようだ。そしてあがったのがこちら。
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今回唯一のクロソイ。31cm。夜以外めったに釣れないソイが、まさかの真昼間に、最大サイズ(笑)
雰囲気ない船道も、ポテンシャルの高さに驚くが、その後アタリなく移動。
別の漁港で25弱のガヤが10匹程度釣れて、午前の部、大満足で終了。
もう、10年分は、この1日で釣ってしまった感じ。足していくと、島に着いてまる1日で70匹とかいってるかも。

で、町へもどり、温泉入り遅めの昼食へ。そう、利尻礼文といえばこちら。 ドン!

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もちろんウニ丼! なんと、食べたお店はウニ丼発祥の店らしい。真偽は不明。
そしてこのウニ丼が美味かった!ウニは二段重ねです。 いや~礼文最高です。
北海道でも、何度かウニ丼は食べてきたが、味も見た目も最高なのは、ここが一番かも。
ビールで一杯やり、車でお昼寝。幸せでした。

そのまますっかり熟睡し、起きたのは深夜。すっかり夕マヅメは寝過ごし。
そしてそこから、翌日朝まで漁港をめぐり、延々とガヤが釣れ続く。本日は夕方には島を離れる日。もうロックフィッシュは十分と日が高くなり納竿。
納竿して片付けをしているとその漁港に地元の釣り人がやってきた。聞くとサビキでチカが釣れまくっているそう。チカとはワカサギに似た魚で、北海道の海でサビキで釣れるメジャーな魚。
暇なのでおじさんの釣りを見学する。コマセをちょっと撒くだけで、わらわらと魚が集まってくる。
そして怒涛のチカ連発。大きさは20cm程度あり、バカにできない。そしてあっというまにバケツいっぱい!

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で、このチカを見て思うのは、そう、ミノーにそっくり。これをベイトにしてる魚っているんじゃないの?
そこにチカ釣り見学者の漁師さん登場。でフィッシュイーター情報を聞いてみると、結構沖にはブリが居るらしい。以前漁港内にブリではないが、ワラサ(ハマチ)が入り込み、ナブラがたったこともあるとのこと。
だんだん青物好きの血が騒いできた。もしかして、港の外にはブリが居るんじゃないの?
手持ちの釣具は、ダメ元で持ってきていたサケ用のショアジギタックルと、ダメ元で持ってきたサイレントアサシン160、そして撃投ジグの80gがある。本当にダメ元でちょっとやってみることにした。

防波堤先端の外海側のテトラに立ち、まずはサイレントアサシン160から投げてみる。
まあ、当然なにもないよな~ な~   な、、、
な、何か追ってきた! と思った瞬間、足元のテトラ際で何かの魚がルアーに飛び付いた!
そしてヒット! ドラグがジ-! と鳴った瞬間バレてしまった。大きさは60~70cmはある。
な、 なんだあれ?? まさか青物? ここは北海道の最北端。
でも、ちょっと青物とは形や色が違ったような。。。
で、もう一回キャスト。するとゴチン! とバイトはあったが乗らず、ルアーを足元までそのまま引いてくると、ルアーの下を並走する魚の影が2匹。
大きさはやはり60cm以上はありそう。ちょっと頭がまるっこい。 う~ん、何の魚だ???
で、その後あたり無いため、ルアーをチェンジ。手持ちの小さいミノーや小さいジグを投げるが反応ない。港内のチカがベイトなら、アサシン160然り、大きいルアーじゃないとダメなのか? と思い、撃投ジグ80gにチェンジ。で、しゃくっているとゴン! とヒット!
本当にキター! テトラに潜られたくなかったため、強引にやりとりしたら、 ふっ。。。
残念ながらバラしてしまった。
その後はいろいろやるが反応ナシ。
ということで、とっても楽しかった礼文遠征は終了。ちょっと悔しい感じで終わるところが、島の神様が、またいらっしゃいと言っている感じ(笑)

ちなみにアサシン160やジグ80gにヒットしたのは、推定だがその後の調べで海アメ(アメマスが海で大きくなったやつ)かなと思われる。しかし8月に釣れるのかは疑問だが。やっぱり最北端で青物をショアから釣れるわけないかな。。。

以上遠征人語でした♪ 長文駄文、失礼しました。




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