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▼ ショアマサ127cm 15.8kg 対馬遠征 202009 その３

対馬遠征最終日。
開始早々に９０アップを獲れて大満足していた。

ちょうどそこへ、前日に情報をくれた方が登場。
非常に好青年。
魚を見せお礼を言う。
情報が無かったら、その日はここへは来てなかっただろう。
聞くと釣れていたのはもっと小さいサイズが中心で、このサイズは久々とのこと。
今日の状況はかなり良いらしい。

そして二人でちょっと離れて開始。
すると再開早々、私のルアーにドでかい波紋が出る。
間違いなく、さらにデカいやつがまわっている。

今度はその青年にヒット。
ロッドが大きな弧を描く。
そして華麗にランディング。
メーターオーバー　１１キロ　のヒラマサを難なくキャッチされていた。
そして満足して颯爽と帰っていかれた。

独りになり、再開する。
デカマサを見たら９０アップでは終われない。（と、おかしな感覚になる）

魚はかなりまわっているようで、ルアーを変える度にバイトが出るが乗らない。
一度ヒットして足元まで寄せたが、フックアウト。
目測８０～９０くらいであった。
そしてだんだん反応が無くなっていく。
まあ、９０アップ獲れたし、満足しても良いんじゃない？、と自分に言い聞かせつつ、反応が無くなった最後にデカいのが出たりするんだよな～、などと思いながら、そろそろ終了しようかと思い始めた時。

控えめなバイトが見えた。
おっ。喰った。
合せを入れる。
すると相手は猛然と向こうへ一直線に走り出した。
ドラグがいとも簡単に出されていく。
あれ？
ドラグ閉め忘れた？
でもさっきの９０アップで殆ど出されずに普通に獲れたよな。。。
と思いながらも、長い長いファーストランがまだ続いている。

私のパワーでは太刀打ち出来ない。
なすすべなく、ドラグは一方的に出されていくが、これ以上締めても海中に張り出した磯にラインを切られるだけと思い、締めることはあきらめた。

あぁ、これは私には獲れないヤツだ、と思った。
が、長い長いランが止まった。
だいぶ糸が出されてしまった。
ラインは一直線に斜めに海中深く向かっている。
張り出しに擦れていてポンピングしたら、あっという間に切れるはず。
だが、あまり擦れている感触がしない。

一か八か、ポンピングをする。
まだ切れない。
覚悟を決め一気に全力でポンピングをすることにした。
かなりの重量感だがじわじわと巻き取れる。
すると今度はゆっくりと横に走り出す。
これで根に巻かれて切れるんだろうと思った。

私は魚に合わせ、横に移動しながらポンピングを続けた。
気が付くと魚が浮いていた。
もうとっくに腕はパンパンだったが、最後の力でずり上げる。

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とうとうやってしまった。
約１０年前にショアで青物釣りを始め、ヒラマサという魚の存在を知り、可能性を求めて遠征に出るようになり、初めて鹿児島でヒラマサを釣り、何年かかけて初めて対馬でヒラマサの８０アップを釣り上げた。
そして設定していたショアマサの最終目標。
磯で１０キロアップを釣りあげること。

最終目標達成です。

ヒラマサ　１２７ｃｍ　重さ１５．８キロ（血抜き後）
※重さは宅急便屋で測り、後日段ボール、ビニール分の重量を計測して差し引き

タックル
ロッド：ＭＣワークス　レイジングブル１０４ＸＦ－２
リール：ダイワ　キャタリナ５０００Ｈ
ライン：バリバス キャスティングＰＥ ＳＭＰ ４号
リーダー：ナイロン９０ＬＢ

ヒットルアー：ＣＢワン　ＺＯＲＲＯ１６０
フック：シャウト シングルクダコ ３／０
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１匹目と並べてみた。
普段大満足な９０アップが小さく見えるぜ（笑）
(小さく見える方が92cm、5.5キロ)
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今後はヒラマサについては、数字にこだわらず、楽しんで続けていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。


※対馬遠征202009　その１　はこちら

※対馬遠征202009　その２　はこちら


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