プロフィール

イカスミ仙人

東京都

プロフィール詳細

カレンダー

<< 2025/7 >>

1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

検索

:

タグ

タグは未登録です。

アクセスカウンター

  • 今日のアクセス:11
  • 昨日のアクセス:4
  • 総アクセス数:12085

QRコード

終息宣言

  • ジャンル:日記/一般
勤労感謝の日絡みの三連休後半、有力ホームポイントで完全試合を食らった。

バイト無し、釣果無しに加え、シーバスの存在さえ怪しかった。

仙人にとって、魚の居場所が目で確認できなければ、それは秋の釣りではない。



それにしてもこの日の水面は哀しかった。

水勢に負けて流れ下ってくる7~8㎝ほどの小魚が、明暗部分の境目を、橋脚の脇を、また刻一刻と移動する潮目をさらっと通過し、また暗闇に消えてゆく。

もしこれがひと月前だったら、この地雷地帯を無事切り抜けることができただろうか?


おそらく中層以下に魚はいたのだろう。

しかし、バイブもRBも投げることなくその場をあとにしたのは、秋の釣りの終焉に得心したから。次の釣りへシフトする決心がついたからである。


冬の仙人は、ヒイラギやトウゴロウを荒食いしているシーバスを追いかけて南下することもなく、地元でじっこり固まっている。

産卵しないのか、フレックスなのか。まさか湾奥にも産卵場所があるとは思えないが、とにかく冬でも近場で過ごす個体は結構いるものである。

その残留組がまたなかなか手強い。

活性がガタ落ちした魚は、ルアーをゆっくり見せてやらないとホントに食ってくれないからだ。


冬はこたつにみかん、女子穴を肴に妄想をふくらませるのが醍醐味だが、たまには自然の厳しさにふれ合うのもいいものである。

コメントを見る