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イカスミ仙人

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仙人は魚が好きだ。

メバルの円らな目は愛らしく、シーバスの精悍な顔つきや銀ピカメタリックボディはクールだ。

旨いから好きなだけではない。

どんなに美味しい魚でも、生きている状態のものに対してはなかなか食欲が湧いてこない。今年、初めて釣ったアジを見てそう思った。

また、仙人は大物が好きだ。ほとんどの釣り人が夢見るように。

シーバスでは、四年前に旧江戸川で上げた96㎝、13lb(ボガ15lb仕様の秤が正確なら)が仙人の最大記録である。

しかしそれ以降、メーター越えはおろか、90㎝台もおぼつかない状況が続いている。




こんな仮説が成り立つ。

ランカーまでの魚は、釣り上げられても、すぐにリリースされる。

しかしそれ以上のサイズになると、釣られる度にメジャーをあてられ、記念写真を撮られる。さらにブツ持ち写真も撮られるかもしれない。

より長い時間陸揚げされていた個体は衰弱し、体力を回復するための採餌行動も行えずに死んでしまうのではないか。

一方、釣られた魚が受けたダメージをなんとなく推し量ることはできても、科学的な根拠無しでは片手落ちであり、追跡調査でもしないことにはこの議論は無意味でもある。

魚が巨大化するためには様々な条件が必要だろうが、環境云々の、主に行政が担う整備や保護の範囲外で、我々釣り人が持つべき責任意識があると思う。

イトウやダム湖の大イワナは減った。

とりわけ美味しい魚達は生涯をまっとうすることが難しいだろう。

極論すると、釣りのロマンはデカい魚にある。

もちろん40㎝のフッコでも釣れれば嬉しい。
ファイトなら60~70㎝が一番面白いと思っている。

しかし、コンテストでもなければ、これぐらいのサイズでメジャーをあてる意味はない。

あくまでも記録がかかって初めて、その大きさが気になるからだ。

まさにその時のために、ランディングしたら、素早くメジャーを取りだし、写真を撮り、出来るだけ早くリリースする準備を怠らないようにしたい。

眼球パターンのようなトラブルさえなければ、一分あれば十分なはずだ。

ブツ持ちセルフ撮影で何度もシャッターを切り直し、およそ10分後にリリースされる光景を見たことがある。

おそらくブログに載せるのだろうが、あまりもの自分勝手さに驚き、悲しくなった。

魚は獲物としてではなく、対等な遊び相手として付き合えないだろうか。

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