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キックビート70/15g その特性、裏側の弱点とは? ~その1

8日の発売に際して、7日の夜中。

まぁ、一発花火を上げてやりましょうか







2時間後


orz





@隅田川

多少の読みの自信はあれども、大潮のソコリはそんなに甘いハズもなく、とりあえず最後に投げたCDがセイゴに遊ばれて終了となったのが発売前夜の私でした。



で、8日

とりあえず営業中に寄った釣具屋にて、早速購入して参りました。




レッドヘッド×2と、まこまこさんにあやかりつつ、鰯×2


皆様、是非ともお近くの釣具屋へ! 

(キャスティング日本橋にありました)

8日~ 好評発売中でございます!









さて、今回からのログの内容についてですが、前回とは趣旨が異なり、キックビート70/15gの特性による副作用、つまり乱暴な言葉を使うならば『弱点』と、その対策に関する内容になります。




ある方の言葉を借りるならば、ルアーとはじゃんけんのようなものである、と。

強みとなりうる部分は側面を変えれば、弱みとなり、その強みを最大限に発揮出来、弱みが露呈しない場面を選び使用してやることこそがアングラー側のスキルである。

そして、万能な奴が存在しないからこそ、ルアーフィッシングは面白いのだ。

その強みと弱みの関係性を、自分なりの視点にて可能な範囲でお伝えすべきなのが、先行モニターとしての自分の役割ではないかと考えております次第です。




前置きが長くなりましたが、早速に本題に入りましょう。



まずは、至極当たり前の話から。

バイブレーションというルアーの3大要素を考えた場合、それは何でしょうか?

個人的な意見になりますが、私の中では下記の3つ…


①アクションの質

②飛距離

③●●●●××



おっと…

③に関しては、次回の記事にてご紹介するつもりなので、少々お待ちを。

基本的には1回目、2回目のログについてはキックビートの強みに関して書かせていただきましたが、それは①に関すること。つまり、独特のアクションの性質が一番のセールスポイントであると考えています。

そして、それを生み出す源泉となるのが、上下にセッティングされてヒレ+ヘッドに関するものだとは先述のログにて説明させていただいたつもりです。


しかし一方で、そのように体高を持たせた形状による副作用もあるわけで、それは


飛行速度を一定水準以上に保てるタックルセッティングでなければ、飛距離に制約が出てしまう


ということです。



具体的に説明しましょう。

私はホームとするポイントの場所によっては、かなり太目のラインを使用するのですが、PEの1.5号+船ハリス10号というまさに漢らしいwタックルが標準となっています。

今回は特にルアーを無くしたくないという思いからも、このセッティングを使用していたのですが、キャストした場合に、られると…アレレ?ルアーが回転してしまい、思ったように飛距離が伸びないのです。


バイブレーションプラグの理想の飛行姿勢は下記の画像の通り、ルアーが頭を下に向けた状態をビシッと保ったまま、回転することなく飛んでいく状態になります。

(お見苦しい手書きで恐縮ですw)



この姿勢を保つため重要なのは、


①頭が下であり続ける力

②お尻が上でブレないようにする力

③そして、①②の2つのバランスを乱すラインによる抵抗を最小限にすること

④そもそも①②が乱れないようにルアーの投射速度を最大限に高めること


以上、4点です。


①、②は形状の話であり、例えば、カッ飛びの一例としてのIPを例に考えた場合、雨だれ型のフォルムで、頭に重心が極端に寄ったうえで、かつ回らないように断面が流線型の形状をしていて、お尻側は極端に薄い形状となっております。逆に言えばそんな形状だからこそ、あのようなバタバタお尻を振るアクションになるのですが、アレは飛ばすための形状なのであり、単なる高比重というだけの問題以上の空力によって飛距離を稼いでいるのです。

で、キックビートの場合はその逆で、お尻側にヒレによって体高があり面積広い為、横風を捉えてしまいやすい分、回転しやすい形状なのです。


ただ、決して『飛ばない』という訳ではありません。

同じ15gのバイブの中で、抜きんでた飛距離の出る方ではない、というのが正しいでしょう。

これは、欠点ではなくて、アクションという最大の強みを生かすための形状セッティングの問題でありますので、それを生かすべき場所で生かせば良い訳で、それこそがユーザーの腕の見せ所でしょう。




それでも、遠くにキックビートを飛ばしたいという方はどうすれば良いのか?

その時には③、④の要素を考慮すれば、ある程度は解決が可能です。

つまり、③⇒出来るだけ細い糸で ④⇒硬く反発の強い竿で初速を稼ぐ ということになります。




ここでは家の前の隅田川にて簡単なキャスティングテストを行いましたので、それを参考にしてください。

まず、使用したラインですが、下の画像の通りの3種類




ロッドは2種類

・バキバキの高弾性のレオザ93M
・5年の歳月を経て腰の抜けまくった、ラブラックス86ML




本来であれば、スプールの径やエッジの形状にてライン放出の抵抗が変わるので、リールは揃えるべきなのですが、ステラ4000×3台はさすがに許して~ ww


で、結論から言いますと、

・レオザ+0.6号は殆ど問題なし

・ラブラックス+0.6号は殆ど問題なし

・レオザ+1号はたまに回転

・ラブラックス+1号はちょくちょく回転

・レオザ+1.5号はしばしば回転

・ラブラックス+1.5号はしばしば回転


まぁ… 本来であれば統計を取るべきなんでしょうけども、風の強さもまちまちなので、それは意味がないので、結局は私の感覚論になってしまい恐縮です。


ただ、1つ言えるのはPE1号+ウエイトキャパシティ30g~ の高弾性のロッドの組み合わせであれば、おおよそストレスの無い範囲での使用は可能だということです。


また、興味深いのは、同じくモニターでも、

エクスセンス96M(デイゲーム用のブレードやバイブを操る固めのモデル)を使用されている、ヨシギAR-Cさんのログ



エクスセンス810M(河川、港湾でのミノーイングを中心としたモデル)を使用されている、まこまこさんでのログ




では、飛距離に関するコメントが大きく異なっている点です。
(↑↑ 間違っていたら、ご指摘くださいw)


(※ PS まこまこさんのログについては、飛ばないって訳ではなく、コツが必要との意です。下記コメント参照ください)





飛距離に関する部分は、個人のクセやタックルによって大きく変わる部分なので、私の言うことだけを鵜呑みにはせず、『こんな意見もある』程度のご参考に頂ければと思います。









さて、次回については、上記バイブの3大要素の1つ、③●●●●××(←ww)について書いてみたいと思っております。

次回が、私なりのまとまった形でのインプレッションの最後となりますので、どうぞお付き合いのほど、よろしくお願いします。




★niyake






LONGIN HP: http://longin.jp/top.html




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KICKBEAT70、15g  好評発売中!!   

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