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▼ 戻り鱸と会うために
- ジャンル:釣行記
1月9日(月)
昨日に関しては、この時期に自分のホームにて真面目に釣りをした場合に、どの程度釣れる魚がいるか? を調べることが目的だったのだが、この日はそれとは逆に、セオリーとしてアフタースポーンの魚の溜まりうる場所を検証していくために、釣り場へ向かった。
過去の成功体験とソル友さんのアドバイスから考えると、やはりカギとなるのは汽水域に生息するヤマトカワゴカイと、それが流れの中で滞留するであろう「淀み」を形成するエリア。
お世話になった鶴見川・多摩川を後にして、今の家に引っ越してきてからの4年間、荒川と隅田川河口、その他港湾部にて、基本的には岩盤帯におけるミノーイングを基本としてきた自分には、そのポイントの引き出しが無い為、1からのポイント開拓となる。
ざっと家事を済ませた後に、地図を見つめながらポイントを絞り込んでいく。
きちんと地図を見てポイントを絞り込んでいくこの作業…
荒川へ初めて向かった2008年の6月以来となるが、地図の中の怪しい場所にマークをつける度に心躍るこの感覚は、何とも心地よいものだ。いつも思うのだが、自分は魚を釣ることよりも、釣るためにどうするか、家にてアレコレ考えている時間の方が好きなのかもしれない。
昼過ぎから自転車を走らせて、めぼしい場所を見て回る。
基本的には、どのエリアも流れの理論的にはバチが溜まるはずなのだけれども、バチ抜けの本格化していないこの時期においては、少しでもゴカイの多い場所を探したい。
キーワードは『鶴見川っぽい水色を』
2月の中旬の大潮後の中潮、荒川・隅田川は水温が安定していればバチの流しそうめん状態になるのだが、その青バチこそがヤマトカワゴカイであり、一番早期に繁殖を行うバチである。こいつは汽水域の泥底に生息しており、得てしてスナップを咥えれば一撃で下痢になりそうな、汚い場所にこそ数が多い。水の富栄養具合と塩分濃度を、水色にて判別していくのだ。
とはいっても、ただのドブ川にシーバスは居ないので、それが難しいところ。
ちなみに、4月~ に水面を走り回るあの赤くて速いヤツがアシナガゴカイで、同じ時期のにょろにょろしたデカい奴が、オウギゴカイ。一言でバチ抜けと言えども様々なゴカイが生息しており、その性格は異なっている。
ヤマトカワゴカイに関しては、まとまって抜けるタイミングが夕方からの2時間程度と非常に短いことが1つの特徴であるため、夕方までにポイント探しは終えたい。
で、決めたこの場所。

実に美味しそうな色なのですが、写真に撮っては全く分かりません。
魚の回るであろう時間までは、クランクベイトとナス型重りを沈めて、ポイントの地形を探っていく。
忘れがちなのだが、シーバスとは地形を利用して捕食する魚であり、ルアーフィッシングとはその地形を利用して逆に魚を騙す遊びである。
初めての場所にて、地形を知らずしてルアーを投げることは致命的。ブレイクの位置と光量が変化しうるラインやルアーのターンするであろう位置のストラクチャー…魚探のレーダーのように、ボトムをなぞって、起伏を頭に入れていくのだ。
ナス型重りにシーバスが食いつかないかという思いは杞憂に終わり、日が暮れたタイミングでルアーに持ち替えて釣りを開始する。
一応はバチ抜けを意識してざっと定番ルアーにて探るも反応はない。
そりゃ当たり前で、日暮れから一時間程度のこの時間、エサも少ないのに魚が表層に浮いてくる理由がないから。
早々に昼の間に探っておいたボトムの変化に絞り込み、探りを入れていく。
流れの緩いうちはシンキングペンシルをボトムまで沈めて、テンションをかけながら流していく…
下げが効いてきたタイミングでボトムが取れなくなると、ローリングベイトを中心としての各種バイブ、ジグヘッドリグをローテーションしていく。
下げが五分を過ぎると、流石の大潮…流れの緩くなる場所とはいえ、かなりトルクの効いた水押しである。カーブフォールでは底を取りきらないので、フリーフォールにて対応。この時にこそ昼の間に測っておいた水深の情報が役に立つのだ。
スタッド+静ヘッド10gをフルキャスト…水深分だけラインを送り込んで着底、流れに乗せてポイントへ送り込んでいくと
ヌッ…
ごみ袋が引っ掛かるような重さ?
ここには岩は無いハズ。
スイープに巻き合わせてみたところ、グングンと首を振る感触が。
出来れば、ポイントから一気に引き剥がしたいところだが、ワームで掛けているだけに無理は出来ない。レバーブレーキにて魚を怒らせないよう、騙し騙し寄せてくる。
意外と重いし、アフターの魚であれば、走った時のトルクからすると良型間違いなしだ。
頭の位置を考えながら上手く岸際に寄せてきて、最後はハンドランディング。
ん…
意外と長くない?
あわや80近いかと期待したものの、残念ながらデブマッチョ系の65㎝。

※ 雑な写真でスイマセン
とはいえ、初場所で粘っての一本は格別だ。
家でのリサーチ~釣り場でのランディングまで、一連のプロセスを楽しませてくれた一本に、乾杯!
ワームとして理想の、横の固い場所にフッキングしていた。

水に着けるとビュン!
どう考えても、アフターじゃないな~
この一本を獲った後は、反応を得ることが出来ずに納竿とした。あの一本だけだったのか、場を荒らしてしまったのか。
想像した通りというか、海水域よりも魚のサイズが良く、何かしらの居心地の良い原因があるだろう。でもそれがベイトが要因なのか、たまたまのなのか今後も検証の必要がありそうだ。
とはいえ、気温の低いうちはどうやって自分に発破をかけるのか?
案外、そちらの方が課題なのかもしれない。
昨日に関しては、この時期に自分のホームにて真面目に釣りをした場合に、どの程度釣れる魚がいるか? を調べることが目的だったのだが、この日はそれとは逆に、セオリーとしてアフタースポーンの魚の溜まりうる場所を検証していくために、釣り場へ向かった。
過去の成功体験とソル友さんのアドバイスから考えると、やはりカギとなるのは汽水域に生息するヤマトカワゴカイと、それが流れの中で滞留するであろう「淀み」を形成するエリア。
お世話になった鶴見川・多摩川を後にして、今の家に引っ越してきてからの4年間、荒川と隅田川河口、その他港湾部にて、基本的には岩盤帯におけるミノーイングを基本としてきた自分には、そのポイントの引き出しが無い為、1からのポイント開拓となる。
ざっと家事を済ませた後に、地図を見つめながらポイントを絞り込んでいく。
きちんと地図を見てポイントを絞り込んでいくこの作業…
荒川へ初めて向かった2008年の6月以来となるが、地図の中の怪しい場所にマークをつける度に心躍るこの感覚は、何とも心地よいものだ。いつも思うのだが、自分は魚を釣ることよりも、釣るためにどうするか、家にてアレコレ考えている時間の方が好きなのかもしれない。
昼過ぎから自転車を走らせて、めぼしい場所を見て回る。
基本的には、どのエリアも流れの理論的にはバチが溜まるはずなのだけれども、バチ抜けの本格化していないこの時期においては、少しでもゴカイの多い場所を探したい。
キーワードは『鶴見川っぽい水色を』
2月の中旬の大潮後の中潮、荒川・隅田川は水温が安定していればバチの流しそうめん状態になるのだが、その青バチこそがヤマトカワゴカイであり、一番早期に繁殖を行うバチである。こいつは汽水域の泥底に生息しており、得てしてスナップを咥えれば一撃で下痢になりそうな、汚い場所にこそ数が多い。水の富栄養具合と塩分濃度を、水色にて判別していくのだ。
とはいっても、ただのドブ川にシーバスは居ないので、それが難しいところ。
ちなみに、4月~ に水面を走り回るあの赤くて速いヤツがアシナガゴカイで、同じ時期のにょろにょろしたデカい奴が、オウギゴカイ。一言でバチ抜けと言えども様々なゴカイが生息しており、その性格は異なっている。
ヤマトカワゴカイに関しては、まとまって抜けるタイミングが夕方からの2時間程度と非常に短いことが1つの特徴であるため、夕方までにポイント探しは終えたい。
で、決めたこの場所。

実に美味しそうな色なのですが、写真に撮っては全く分かりません。
魚の回るであろう時間までは、クランクベイトとナス型重りを沈めて、ポイントの地形を探っていく。
忘れがちなのだが、シーバスとは地形を利用して捕食する魚であり、ルアーフィッシングとはその地形を利用して逆に魚を騙す遊びである。
初めての場所にて、地形を知らずしてルアーを投げることは致命的。ブレイクの位置と光量が変化しうるラインやルアーのターンするであろう位置のストラクチャー…魚探のレーダーのように、ボトムをなぞって、起伏を頭に入れていくのだ。
ナス型重りにシーバスが食いつかないかという思いは杞憂に終わり、日が暮れたタイミングでルアーに持ち替えて釣りを開始する。
一応はバチ抜けを意識してざっと定番ルアーにて探るも反応はない。
そりゃ当たり前で、日暮れから一時間程度のこの時間、エサも少ないのに魚が表層に浮いてくる理由がないから。
早々に昼の間に探っておいたボトムの変化に絞り込み、探りを入れていく。
流れの緩いうちはシンキングペンシルをボトムまで沈めて、テンションをかけながら流していく…
下げが効いてきたタイミングでボトムが取れなくなると、ローリングベイトを中心としての各種バイブ、ジグヘッドリグをローテーションしていく。
下げが五分を過ぎると、流石の大潮…流れの緩くなる場所とはいえ、かなりトルクの効いた水押しである。カーブフォールでは底を取りきらないので、フリーフォールにて対応。この時にこそ昼の間に測っておいた水深の情報が役に立つのだ。
スタッド+静ヘッド10gをフルキャスト…水深分だけラインを送り込んで着底、流れに乗せてポイントへ送り込んでいくと
ヌッ…
ごみ袋が引っ掛かるような重さ?
ここには岩は無いハズ。
スイープに巻き合わせてみたところ、グングンと首を振る感触が。
出来れば、ポイントから一気に引き剥がしたいところだが、ワームで掛けているだけに無理は出来ない。レバーブレーキにて魚を怒らせないよう、騙し騙し寄せてくる。
意外と重いし、アフターの魚であれば、走った時のトルクからすると良型間違いなしだ。
頭の位置を考えながら上手く岸際に寄せてきて、最後はハンドランディング。
ん…
意外と長くない?
あわや80近いかと期待したものの、残念ながらデブマッチョ系の65㎝。

※ 雑な写真でスイマセン
とはいえ、初場所で粘っての一本は格別だ。
家でのリサーチ~釣り場でのランディングまで、一連のプロセスを楽しませてくれた一本に、乾杯!
ワームとして理想の、横の固い場所にフッキングしていた。

水に着けるとビュン!
どう考えても、アフターじゃないな~
この一本を獲った後は、反応を得ることが出来ずに納竿とした。あの一本だけだったのか、場を荒らしてしまったのか。
想像した通りというか、海水域よりも魚のサイズが良く、何かしらの居心地の良い原因があるだろう。でもそれがベイトが要因なのか、たまたまのなのか今後も検証の必要がありそうだ。
とはいえ、気温の低いうちはどうやって自分に発破をかけるのか?
案外、そちらの方が課題なのかもしれない。
- 2012年1月11日
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