フック考

  • ジャンル:日記/一般

シーバス暦3年目の初級者です。

年間100釣行なので、少し捧げてます。

先日、人生初の「つ抜け」13匹。

nog9i56bj5a5utd6t7og_360_480-4b17073f.jpg

全ての釣れるファクターが揃った結果だけど、余韻に浸っていると一つ気づいたことがあります。


デイゲームのバイブレーションルアーつでこの釣果を叩き出したのだけど、思い返すと匹しかバラしていない。


シーバスはそもそもエラ洗が激しくバレやすい魚だけど、その中でもリアクションで喰わすバイブは自分の中ではバレやすいルアー筆頭なので、これは驚異的なキャッチ率です。


ゆっくり思い返して気付きました。


たまたまだけど、そのルアーが「がまかつのツインフックRB」を標準搭載してるシリテンバイブ53だったことを。トレブルフックより華奢で頼りない形状のフックなので、どちらかと言えばフックのせいでこのルアーを使うことを敬遠してたくらい。


改めてネットでフックの紹介を見ると、がまかつがバラし回避対策として開発したフックでした。

さすが世界のがまかつ。


念のため紹介すると、デザインはシングルフック本のそれぞれの大きめのアイに、スプリットリングを通して、フックそのものは2つを熱収縮パイプで「軽く」くっつけています。

89zpmvfnmnk7kmhac6n2_365_480-b70937e5.jpg

釣っていて感じたことは、魚が首を振ってもヌルヌルと2つのフックの位置関係がズレて魚の口に追随するということ。「軽く」くっつけているというところが最重要ポイントだと思います。

釣った後の口の中の本のフックの開き角度が毎回違うことでその追随性に気づきます。

またよく見るとアイは45度くらい角度がついていたり、ネムリが深かったり、こだわりポイントが随所に見えます。


これはもっと評価されていいフックですなあ

革命的かも。


問題は価格がどえらい高いこと。

本セットで700円。

ルアー買えるがな


また、釣っていると熱収縮パイプがボロボロになってきます。

パッケージには、「パイプが壊れたら自分で買ってきて直してください」との由。

ちなみにがまかつはパイプだけを自社売りしてません。

うーん。一流企業とは思えない解説だけど、そこまでして熱収縮パイプにこだわった担当者の思いにさらに凄みを感じました。


知ってるよっていう人も多いと思いますが、よろしければ参考にしてみてください。

コメントを見る