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台風19号(ハギビス)

  • ジャンル:日記/一般
2019年10月12日~13日にかけ、伊豆半島、関東地方、福島県を縦断し、各地に甚大な被害をもたらした台風19号。

海面水温が比較的高い海域を進んだことにより、急速に勢力を拡大し、一時は「スーパー台風」と呼ばれる勢力になった。


これを書いている時点では、まだ被害の全容は分かっていない。

もちろん被害にあわれた方々は気の毒に思うが、これが自然の力なのだ。

運がなかったのだ。

それに河川の近くに住めば当然今回のようなリスクは高まる。

そんな場所に住んでいるのだから仕方ない。


そんな台風の情報をTVで観ていて、非常に気になることがあった。

それは、この台風が急速に勢力を拡大した要因に大きく地球温暖化が影響していることを、どこの局もほとんど触れていなかったことだ。

もちろん被害状況の報道も大切だが、この被害をもたらした根本を伝えることも重要だ。

このまま温暖化が進めば、今回と同様かそれ以上の勢力の台風が日本を襲う可能性はどんどん高まっていく。

これはもう常識といっても過言ではない。

だが、知ってはいるが危機感を持っていない人間があまりにも多すぎる。

つまり自然の力をなめている人間が多すぎるということだ。


先に書いた通り被災者の方々にはある程度同情するが、自業自得でもあるのだ。

そして、今回被災しなかった私を含めた多くの人間はある意味、今回被災した方々の「加害者」でもあるのだ。

なにせ今回の台風の勢力には、我々人間が要因の温暖化が大きく影響しているのだから。


私は甚大な被害を伝えるTVの映像を観ていて、気の毒と思う感情以上に、例えば浸水した建物や自動車から油や洗剤等の自然界に有害な物質が流出することに心を痛めた。

あぁ~また自然環境が汚染されたと。

間違いなく大量の汚染物質が今回も自然界に流出した。


もう一つ気になることがある。

それはダムや堤防等の「治水」に無駄な金と労力を使うのではないかということだ。

もちろん決壊した堤防等は修復しなければならないし、既存の堤防等もそれなりに役目を果たしているので維持管理は必要だ。

しかし誰もが分かっている通り自然の力はそれをはるかに凌ぐ。

温暖化が進めばさらにその力は強大になる。

ならばそうならないようにするのが正解ではないだろうか。

結局自分たちの身を守る最善の方法は温暖化を食い止めることなのだ。

実に簡単なことではないか。

こんな簡単なこともできない人間は、本当に愚かな生き物だ。

今回の災害も自分たちの身から出た錆である。

 

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