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西村 均
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▼ ぶっ飛びカルカッタ製作日記 スーパーフリースプール構造を考察してみる
- ジャンル:日記/一般
- (ベイトタックル, ベイトリールチューニング)
さて今日のGPタソは諸事情により仕事を休んで
午前中は礼服を着ていたんだな。
午後は作業ツナギ着てたんだな。
生活の裏表が激しいな、といつも思う(;=ω=)
----------------------------------------------------------------------
さて、つー訳で今回のお題は
最近のシマノのベイトリールの標準設計の
『スーパーフリースプール構造』について。
ちょっと、いやだいぶ前までシマノベイトリールには、
スプールシャフトにベアリングが装着されてましたよね。
カルカッタXTしかり05カルカッタしかり初代スコ1500あたりまで。
ありゃ多分、ベアリングが多い方が高性能w
と考えて無理くり付けたんだと思ってます。

画像はカルカッタ201XTより。
けど実際は、このベアリングは、ドラグ作動時
つまりシャフトに高負荷が掛かったときのたわみを押さえる役目も果たしています。
なんで、それ以外のとき。ぶっちゃけキャストの時には
ただただ回転負荷にしかなっていません。
それを嫌ってうちのぶっ飛び一号機はこのベアリングを撤去しちまいました。
その結果、キャストフィールは格段に向上したのですが、
弊害として高負荷でのドラグ作動時に、スプールとフレームが接触する羽目になりました(´・ω・`)
で、シマノが考えたのがスーパーフリースプール構造。
めんどくせーからSFS構造としておきます。
これはシャフトそのものをベアリング保持するのではなく、
シャフトがはまるピニオンギヤをベアリング保持する構造です。
シャフトとピニオンの穴のクリアランスは絶妙なお陰で
シャフトの回転を阻害することもなく、ドラグ負荷が掛かったときは
ベアリングで位置決めされたピニオンで負荷に耐える訳ですね。

コンクエスト101のSFS構造
ピニオンがベアリング保持。

201XTの非SFS構造
ピニオンが保持されていません。
非SFSだとピニオンはクラッチヨークに乗ってるだけですから
触ればぐらぐらします。
そのぐらつきがシャフトのたわみを吸収出来ず、動いたピニオンごと
フレーム接触、つー訳です。
で、だ。
何を今更そんなことを?と思われるでしょう。
そんなん当たり前じゃん、って思うでしょう。
GPは違います。
非SFS機種をSFS構造に出来ないか?とか考えてしまいました(=ω=)
上の写真2枚は共にクラッチが繋がった状態です。

201XT

カルコン101
これは2枚ともクラッチを切った状態。
つまり、クラッチON/OFFでスライドするピニオンが
常にベアリングのインナーライナーにはまっていればOKな訳です。
で、201XTの写真を見れば判るように、非SFSのフレームには
ピニオン周辺に結構な隙間があります。
『部品の隙間は設計の余裕だ。悪く言えば設計の隙間だ』
とは技術屋の謳い文句ですけど、この隙間、
よくよく採寸してみると、はなからベアリングを入れてくれ、と言わんばかりに
SFS機のここのベアリングを入れられる設計になってるような気がします。
手元にあるSFS機のパーツリストを見る限り、
カルコン50、アルデmg、スコXT、アンタHG、メタマグ、
どんな機種、どんなサイズでもベアリング寸法は同じなようです。
8×12×3.5 (内径×外径×厚さ)
XTのピニオンを外して測定したら、ピニオン大端部もなんと8mm。
やっぱり元からSFSを想定した設計っぽいなぁ…
因みに初代スコ1500は前期が非SFS、後期がSFSですが
フレーム自体は同じものでした。
→カルカッタXTや05のSFS構造化、行けるんじゃねぇ???
だもんだから、ベアリング屋に注文入れました。
ミネベア製のDDL-1280ZZ ステンレス 8x12x3.5mm。
1個298円www
シマノ純正A-RBだと600円もするわwww
-------------------------------------------------------------------
このチューニングが成功したら、もはやコンクエストの立場無しになるのでは?
と思ったけど、よくよく考えてみたら、シマノは
XTや05とクラス分けする為に05とコンクエストを同時カタログ掲載してるんでは?
と言う勘繰りをしてしまうw
だってギヤ比・巻き速度・ハンドル長・基本構造は変わんねぇじゃんこの2機種。
もしかしたら諭吉2枚の価格差を、298円でひっくり返せたりしちゃうかも(;=ω=)?
なんちて。
余談!
先日12アンタHGのギヤセットをスコXT1501-7にぶっこんだ記事ですが、
ピニオンの寸法どうにかすりゃマジ行けそうだったんだけど…
その『どうにか』の手間と費用が割に合わなす( ´・ω・)
午前中は礼服を着ていたんだな。
午後は作業ツナギ着てたんだな。
生活の裏表が激しいな、といつも思う(;=ω=)
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さて、つー訳で今回のお題は
最近のシマノのベイトリールの標準設計の
『スーパーフリースプール構造』について。
ちょっと、いやだいぶ前までシマノベイトリールには、
スプールシャフトにベアリングが装着されてましたよね。
カルカッタXTしかり05カルカッタしかり初代スコ1500あたりまで。
ありゃ多分、ベアリングが多い方が高性能w
と考えて無理くり付けたんだと思ってます。

画像はカルカッタ201XTより。
けど実際は、このベアリングは、ドラグ作動時
つまりシャフトに高負荷が掛かったときのたわみを押さえる役目も果たしています。
なんで、それ以外のとき。ぶっちゃけキャストの時には
ただただ回転負荷にしかなっていません。
それを嫌ってうちのぶっ飛び一号機はこのベアリングを撤去しちまいました。
その結果、キャストフィールは格段に向上したのですが、
弊害として高負荷でのドラグ作動時に、スプールとフレームが接触する羽目になりました(´・ω・`)
で、シマノが考えたのがスーパーフリースプール構造。
めんどくせーからSFS構造としておきます。
これはシャフトそのものをベアリング保持するのではなく、
シャフトがはまるピニオンギヤをベアリング保持する構造です。
シャフトとピニオンの穴のクリアランスは絶妙なお陰で
シャフトの回転を阻害することもなく、ドラグ負荷が掛かったときは
ベアリングで位置決めされたピニオンで負荷に耐える訳ですね。

コンクエスト101のSFS構造
ピニオンがベアリング保持。

201XTの非SFS構造
ピニオンが保持されていません。
非SFSだとピニオンはクラッチヨークに乗ってるだけですから
触ればぐらぐらします。
そのぐらつきがシャフトのたわみを吸収出来ず、動いたピニオンごと
フレーム接触、つー訳です。
で、だ。
何を今更そんなことを?と思われるでしょう。
そんなん当たり前じゃん、って思うでしょう。
GPは違います。
非SFS機種をSFS構造に出来ないか?とか考えてしまいました(=ω=)
上の写真2枚は共にクラッチが繋がった状態です。

201XT

カルコン101
これは2枚ともクラッチを切った状態。
つまり、クラッチON/OFFでスライドするピニオンが
常にベアリングのインナーライナーにはまっていればOKな訳です。
で、201XTの写真を見れば判るように、非SFSのフレームには
ピニオン周辺に結構な隙間があります。
『部品の隙間は設計の余裕だ。悪く言えば設計の隙間だ』
とは技術屋の謳い文句ですけど、この隙間、
よくよく採寸してみると、はなからベアリングを入れてくれ、と言わんばかりに
SFS機のここのベアリングを入れられる設計になってるような気がします。
手元にあるSFS機のパーツリストを見る限り、
カルコン50、アルデmg、スコXT、アンタHG、メタマグ、
どんな機種、どんなサイズでもベアリング寸法は同じなようです。
8×12×3.5 (内径×外径×厚さ)
XTのピニオンを外して測定したら、ピニオン大端部もなんと8mm。
やっぱり元からSFSを想定した設計っぽいなぁ…
因みに初代スコ1500は前期が非SFS、後期がSFSですが
フレーム自体は同じものでした。
→カルカッタXTや05のSFS構造化、行けるんじゃねぇ???
だもんだから、ベアリング屋に注文入れました。
ミネベア製のDDL-1280ZZ ステンレス 8x12x3.5mm。
1個298円www
シマノ純正A-RBだと600円もするわwww
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このチューニングが成功したら、もはやコンクエストの立場無しになるのでは?
と思ったけど、よくよく考えてみたら、シマノは
XTや05とクラス分けする為に05とコンクエストを同時カタログ掲載してるんでは?
と言う勘繰りをしてしまうw
だってギヤ比・巻き速度・ハンドル長・基本構造は変わんねぇじゃんこの2機種。
もしかしたら諭吉2枚の価格差を、298円でひっくり返せたりしちゃうかも(;=ω=)?
なんちて。
余談!
先日12アンタHGのギヤセットをスコXT1501-7にぶっこんだ記事ですが、
ピニオンの寸法どうにかすりゃマジ行けそうだったんだけど…
その『どうにか』の手間と費用が割に合わなす( ´・ω・)
- 2012年11月30日
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