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▼ 【Fishman】俺の夢番外編 小野ちゃんとキング【鮭鱒】
バンクーバー島番外編。
『小柄な女性がキングサーモンと戦うとどうなるか!?』
さて、このバンクーバーの旅は、
小野ちゃんも当然実釣してる訳だ。
ターゲットは勿論キングサーモンとシルバーサーモンだ。
で、シリーズで何度も書いてるけど、
キングサーモンてのは、マジ化物だw
平均サイズは25lbオーバー当たり前で、
30lbとか40lbもざらにいる。
それがベーリング海を泳いでた体力で、
河川のガンガン瀬で食ってくる訳。
当然、そのファイトは凄まじいw
ドラグ5kg程度じゃ、ラインが250mあっても
全然足りなくなる。

これはけんさんがキングと勝負してるシーンだけど、
こんなガンガン瀬をとんでもねえ速度で
20kg近い魚がすっ飛んで泳ぐのよ。
そりゃタックルバランスは、
強いドラグと大量のラインキャパ、
かなり強めなロッドになる。
が、そうなると、小柄な体躯のアングラーだと、
今度は足腰に負担が掛かるのだ。
ネットじゃ、10kgのドラグだ!いや14kgだ!
と話されてるが、実際にそんな設定値で
このクラスの魚に引っ張られると、
人体は簡単に引き摺られてしまう。
それが磯だとか浜だとか、
踏ん張りがきちんと効く所ならどうにかなるが、
ここのキングは太ももくらいまでこの瀬に浸かる。
そうなりゃ、小柄な身体に強すぎなドラグだと、
正直、危ねぇ!てシーンもちょくちょくある。
そのちょくちょくが、
小柄な小野ちゃんにビハインドになった。
当初、エクスセンスDCにPE2号で、
なんとか釣ろうとしたんだけど、
全然ラインが足りねえw
キャパ無さすぎ、ドラグ弱すぎで、
全然停められねえ。

身体とドラグとロッドで、
必死に停めようとするけど、
あっという間にこの対岸まで走るw
ヒットからものの数秒の出来事よ。
なんで、最後の最後は、
エクスセンスに絶望し、
ロッドに載せたのはグラップラー301HGだ。
これなら、ラインはしこたま巻ける。
ドラグも強い!
が、今度はその強いドラグで、
小野ちゃんの身体が流れに浮いてしまう!
体重が軽すぎて、ダッシュで前のめりになり
ふわっ!と足が浮き、引き摺りこまれそうになる。
これで何度も何度も悔しい思いをした…
ドラグが弱い、キャパ足りねえのは、
リール変更でどうにかなった。
ロッドもBC4の80Mで、パワーは申し分無し。
足りなかったのは人体の性能だった。
今後、皆さんがバンクーバー、
キャンベルのキングに挑む気があるなら、
まず大事なのはリールの性能だ。
ドラグは7kg以上クラスでラインキャパは
2.5号250mは必須だぞ!
YouTubeにあるような、
ガイドさんが船で追いかけてくれるような
そんなぬるい釣りじゃねえw
船出したらもはやラフティングだ。
そして、肝心なのは足腰だ。
強靭なドラグに耐えられる体幹と足腰、
これこそが対キングの武器となる。
そんな苦汁を3日も小野ちゃんは飲まされた。
周りで観ているこちらも辛い…
最終日、
もう小野ちゃんの対キングを動画に収めるのは諦めた。
ビデオのプレッシャーから解放されて、
のびのびと釣りして、楽しんで貰いたい。
そしてその最後の最後、
再びキングは小野ちゃんのルアーを咥えた!
絞め込んだドラグが魚を停め、、
ようとするが、それでもラインは引き出される。
締めれば今度は小野ちゃんの身体が浮き上がる。
その小野ちゃんのスタンディングを、
けんさんが首根っこを掴んでフォローする。
ネット係は『泳いでも捕るよー!』と叫んでいる。
この最終日、バンクーバー島の中央山脈は降雪してた、
そんな寒い中でも、泳いででもこいつは捕りたい!
俺はビデオカメラを片手に降り、
岸際を走るラインが樹木に引っ掛かかるのを
払いのけながら、
掛かったキングを奪いにきたアザラシに投石だ。
喰われてたまるかw
小野ちゃんも涙声で、アザラシに食べられちゃうぅ…
と叫んでる。
この時、TeamFishmanは正に一丸となってたわー。
そして、小野ちゃんの遥か下流で、
ネット係が叫んだ。
『捕ったーーーー!!』
遂に小野ちゃん、
バンクーバーのキングサーモンをキャッチした!


本当に、キングサーモンてのは強い。
その強い相手に良くこの小柄な子が頑張った、
そう思うw
一生の想い出になりそうな魚を、
この冷たい水に水没しながら、
丁寧にリリースしていた。

小野ちゃんおめでとー!
すんげー感動したぜ!
そんな小野ちゃんのバンクーバートリップ話、
来春から始まるフィッシングショーで、
本人から沢山聞いてみて下さいw
間違いなく、キラッキラした顔で話してくれるぞ!
次回

カルコンに絶望したこの男、
リールを載せ替えたら豹変する。
- 2019年11月29日
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