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▼ ここは何処?

連休後半
子供たちは、少年野球　高校の部活にバイトとバタバタと出て行き
嫁さんもパートに出て１人暇な一日でした。

昔のミシュランのロードマップ(ドイツが東西に分かれている)や
トーマスの時刻表を眺めていました。

アウトバーンを鼻歌交じりに飛ばしていた頃を思い出し。
歌っていたのは、ヨコハマタイヤのCMソングばかりでしたね(笑)

ヨーロッパを一人旅をしていて
観光地を案内するガイドがいないため、日本に無い不思議な所に
自然に興味がわいて良く旅の途中で横道にそれました。

その１つがスイスのビューシンゲン地区です。

スイスとドイツの境にボーデン湖という湖がありますが
その西部あたり、ザックリ言うとチューリッヒの北になります。
下の地図の青丸あたり。





さらに地図を拡大すると複雑な国境が描かれています。
このグニャグニャの国境地帯がシャフハウゼン地区です。
車やバイクで走っていると国境の検問所がいくつも現れ
いったい、今スイスなのドイツなのか分からなくなってきます

その国境がなにやら青丸の中央あたりで島のように
囲まれています。




さらに拡大すると
ビューシンゲン地区が現れます。
そうです!
ここはスイス国内でありながらドイツの飛び地になっています。




僕が旅した頃はまだヨーロッパがECと呼ばれる
枠組みに入っていた頃です。
当時の通貨はドイツマルクにスイスフラン。
ここビューシンゲン地区は住所はドイツ国内でありながら
通貨はスイスフランでスイスとドイツの公衆電話が
並んであったりと日本では考えられないような場所でした。
当時の写真は古くて(昔のハーフサイズのフィルムで僕のスキャナーてできれいに読み取れなくて・・・)お見せできませんが
いたって何も無い日本で言えば農村です。
最近はドイツの税金が高いのでスイス領に引っ越す人が多いとか。
日本流で言えば過疎化が進んでいるそうです。

まだまだヨーロッパには
このような飛び地があるそうで、いずれ定年後にでも
探して行ってみたいものです。

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