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▼ 濃霧の中の 珍しい1本
- ジャンル:釣行記
- (オーストラリア, オオニベ, ライトショアジギング, 釣り, ショアスロージギング, ヒラマサ)

ガチ集団 平政會の傾奇者・孤高のオッサン
ライトショア担当
釣り基地です。
南半球・シドニーは日本と基本的に気候が正反対の為、今月から本格的な冬に突入しました。
早朝は吐く息が真っ白。
通勤の為にホームで電車を待つ人達も着込んで足踏みしたり。
真夏の最高気温が50℃近くなるのに、真冬は早朝一桁までガッツりと落ちる。。。
そして日本の梅雨の時期の様に、冬になると雨の日が多くなります。しかも世紀末を思わせる勢いで冷たい雷雨。
極端というか…大雑把ですねこの国の気候の変化は。
そんな事はお構いなしに、どんな季節でも釣りに行きたいのが狂人・・・
もとい、真の釣り人というものでしょう。
毎日天気予報や衛星写真、そして風速・潮見表と睨めっこ。
悪天候の合間を縫って出陣してきました。
6日7日
午前6時。
物凄い濃霧
3メートル先が見えない…

本来ならほんのりと周りが明るくなり始める時間帯ですが、もう全くもって視界ZERO!
ポイントへの徒歩移動も、転倒が嫌で赤ちゃんステップ。
ヘッドライトを頼りにタックルをセットし、水際から何時もより1㍍程陸側に離れてキャスト開始。
だって…
ライフジャケット装着してても、オイラカナヅチだもん。
てか、ジグがどっち向いて飛んでってるのかも全く勘。
殆ど霧吹き状態の濃密な霧の為、着水音すら聞こえて来ない。
霧の中からは恐らく衝突回避の為と思われる、停泊中or微速航行中の船舶からと思しき汽笛がひっきりなしに鳴り響いてる。
そしてその音が、漆黒の濃霧の中で、このシチュエーションを更にエグぃモノに。
いぃねぇぇぇーーー!
こういうの大好きだよ俺!(嬉)
僕は学生時代から放浪癖があり、
まだ二十歳代だった頃は
樹海で野宿したり
北米大陸をホームレス同様の身なりで一眼だけ持って彷徨い、スラムやビルの隙間で寝泊まりしつつ、
銃声や腐臭や車からでろんと半身出してるドライバーの 胸に弾けた銃創をまぢまぢと眺めたり
自転車で砂漠地帯を延々単独で何か月も野宿しながら移動し、
そこでもまぁ…貴重なモノをゲップが出る程見聞きしてしまい…
そういう「本当に必要な経験だったのか?」という経験から、
基本的に普通の人が怖がる「闇に対する本能的な恐怖」というモノをあまり感じない。
この地球上で最も怖いのは、
人間
という結論に達してしまってるから、只の無人の漆黒などは逆に安堵すら感じる…
いやそんな回顧はとにかくだw
とりあえずキャストを開始したんですよ。

本来日の出となる時刻になっても、周りは訳ワカメ。
方向感覚が狂う程の濃霧。
「オラ落水したくないから、ここから一歩も動かないもんね!」
とりあえず波の音のする方向にジグをキャストし続ける事1時間半。
唐突に風が出始め、濃霧を吹き飛ばしてゆく。
すると目の前に、見慣れた摩天楼とハーバーブリッジの半身が現れる。

まあキレイっ♪
そして、この霧が晴れた瞬間
その時はやって来る…
使用ジグはジグパラSlowの40g
着底後、数回トゥイッチでヒラを打った際、ジグに何かがジャレついてる様な違和感を感じ、本能的に着底前に2回ショーとピッチで躍らせる。
その瞬間ひったくる様なバイト
即鬼合わせ!
はいっ
リピート・アフターミー!
おぅ
にぃ
あぁ
わぁ
せぇ
!
メタルジグで釣りをしてる限り、フッキングに迷いは禁物!というのが僕の持論。
竿が折れない・リーダーが切れない範囲内でガツンと煽り、フックを獲物の顎に貫通させる事で、ファイト中のバラシをかなりの確度で減少させる事が出来る。
それが、僕の9か月程度しかないソルトルアーの経験で得た確信。
合わせの際は、腕だけだと不十分だしショートショックでロッドやラインにダメージを与えるので、膝や腰全体で「ダンサーのキメポーズ」をイメージしつつやってます。

背筋を伸ばしつつ合わせるのが僕流ですw
で、
ほぼボトムでフッキング
しかもこの時期
てっきりオオニベと思いつつファイトしてたら、どうも叩き方がらしくない。
青物っぽい走り方。

ファイト中は逆に、ボクサーの様に背中を丸めてます
途中から青物と確信し、根から離すべく強引に浮かせる事数分。
上がってきたのはびっくり!
季節外れのヒラマサ君。
手尺で約70㎝位?

君、こんな時期までこんな場所でナニしてんのさ?w
そそくさと写真に撮った後は海にお帰り頂き、時合が来たと判断した自分。
ろくにラインやジグをチェックせずにキャスト続行。
そして再開直後、本命らしき超重量級のフッキング!
ターゲットの顎を貫通したと確信し、ラインブレイクギリギリまでロッドにベントを掛けた瞬間、、、フックアウト!?
???
回収して、原因判明。

はい。フックぽっきし折れてます。。。
ヒラマサを上げた際、恐らく既に金属疲労を起こしてたと推測。
ちゃんとシステムをチェックしないでゲーム続行してしまった自分のミス。
ココで僕の心も折れ、納竿。
会社で同僚に
「今朝の霧は美しかったなぁ!」と話しかけられても、耳に全く入って来ない自分。。。
いやまあね。。。
そのトワイライトゾーンの中でオイラがヒラやニベとバトってたなんて、会社の同僚達には想像も出来ないんだろうけどさ。
チクショウ・・・
【興味のある方の為に、動画を下に張って置きます】
【使用タックル:Tackle】
竿(Rod):Daiwa Crossfire 300TH (改)CW20-60
リール(Reel):Daiwa EM MS 4000H
ライン(Line):Pitt Bull8 #1.2 200m
リーダー(Leader):フロロ(F.C.)25lb
ルアー(Lure): Jigpara Shore Slow 40g(ゼブラグロー)
- 2018年6月10日
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