天気のぐずつきは多いようにも感じるが、梅雨入りした割には雨量が少なく感じる今日この頃。

昨日は少し私の居住する佐賀市は昼過ぎから降ってきた。

そんな夏へと移り変わりゆくこの季節フィールドの状況もいつも以上に早い速度で変化していくことが多いように思える。

梅雨という時期、天候の特性を考えれば当然であるのだが、雨によって変わり、今回のように雨の後晴れ間が数日続く、そして再度雨。

また、基本的には気温上昇に比例して水温も上がっている。

フィールドも魚も移り気な印象である。

先月５月は個人的にはデイゲームを中心に安定的な釣果を得られたように思える。

ただ、天候の良い日が続くことが多かった先月と異なり、雨の影響を受けやすい今月はいつも以上にポイント選択の見極めにこだわって行きたい。

特に今後雨天時も多いと思われる。雨１つで状況が一変することもしばしば。

実際この１週間移り変わりの早い展開を少し味わった。

６月５日の夜短時間福岡のサーフで、LITTLE JACKテスター佐藤さんと御一緒させて頂いた。

状況的には波打ち際にベイトが溜まっており、良い状況。

この日は北向きの程良い程度の風もあり、良い状況。

気付けばLIKE BLINKSを二人ともチョイス。

波打ち際でバイトが取れると私は思っていたのだが、意外な程に手前でバイトは出なかった。

そんな中佐藤さんは２本のシーバスをキャッチ。



流石の腕前!

私は狙いを沖にシフトさせる。
フルキャストで、沖の水深のある部分を狙う。

LIKE BLINKSをタダ巻き、その中で弱ったベイトを演出すべくフォールを時折交えていく。

そのフォール中沈黙を打ち破るバイトが出た。

そのままヒットに持ち込み、冷静に寄せるが…エラ洗いでバラシ。

しかし、このヒットで情報が一気に掴めた。

沖目の深い部分、恐らくブレイク付近を回遊している。

やや向かい風ということもあり、さらなる遠投の必要性も感じた為、ウエイトもあり、フォールも早いズッシーリ　Heavy weight ローリングミノ―にチェンジ。

このような向かい風の中で距離を出す必要がある場合、非常に重宝する。

今度はミディアムリトリーブの中にフォールを交えつつ、誘う。

ヒットゾーンはやはり沖の深み。

結果的にここから追加で４ヒットさせた。

そのうち３本はフックアウト。１本はズリ上げたが、写真を撮る前に波にさらわれ海に戻っていった。

これにはもう笑いが出た。
佐藤さんと二人で爆笑し、非常に楽しい一夜となった。

よって、写真は無し。

数日後、再度佐藤さんと今度は佐藤さんの奥様も一緒に同じ場所へ。

この数日間は雨は降っていなかった。

ベイトも前回同様申し分ない。
しかし、フィールドの状況は短期間で大きく変わっていた。

まず、ルアーを投げて回収してくると水面が光る。

そう…夜光虫だ。これが出ると正直厳しい。

なかなか釣れなくなるものだ。

風もほぼ無風状態。

すぐに今日は厳しいと思えた。

この日は本当に厳しく、３人で投げ続けたが、ノーバイト。

ベイトが結構な量いるにも関わらずだ。

僅かに数日、やはり変化が早い。同じフィールドも違う表情を見せる。

通常から、確かに数時間で状況は変化することも多々あるが、このベイト量でノーバイトはやや意外。

恐らく、また雨や水温の変化で状況は一気に変わるであろう。

だが、前回のログでも記載したように、基本的にはいい時期であると思う。

天候に左右される日も増えそうな気もするが、しっかり見極めてシーバスに出逢いたいと思う。

明日の夜からチニングも視野に入れ、大分県南に出かける予定。




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