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梶原利起

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目指せM点超え!

冬に楽しむ熱い釣り~攻略の一手にメタルジグ~

新年も明けて早2週間が過ぎた。

残りは351日。1日1日を有意義に過ごさねばと思う。

今年は明確な目標も立てたので、僕はそれに向かって突き進みたい。

とは言え、まだ1月。
河川シーバスをメインフィールドにする僕にとってはなかなかに手強い季節。

今のところ計画通りに熱いスポットを転戦しつつやっていっている。

先日は北九州でシーバスを今年度初キャッチとなり、この勢いでと今回は勝手をよく知る大分へと向かった。

フィールドに立てたのは深夜4時前。北九州の中村君と共にロッドを振っていく。

干潮間際からの上げ。
個人的には手堅いポイント選択をしたつもりだったが、この日はからっきしダメ。

流れは沖目でさえ、釣れる流れが出ていない。
潮目も薄く厳しい釣行となった。

夜明け前に明暗部で辛うじて中村君が1本獲ったが、今回は自然相手とは言え、大きく予想を外した。

僅か3時間足らずのナイトゲームだったが、獲れると思っていただけに、反省点が多く残る。

しっかり反省し、次にまた活かしていく。
釣りきれなかった時こそ、アングラーとして進化する機会とプラスに捉えている。

翌日の夜は少し久々となるライトゲームへと向かった。
ここ数年はシーバスに比重をかなり置いている為、釣行回数は少ないが、大分在住時の最初の2シーズンはかなり力を入れていた釣りでもあり、冬場は毎日通っていた程だ。
シーバスの次に愛する釣りである。

僕にとってライトゲームの魅力は手軽に行ける場所で、様々な魚に出逢えること。

一般にアタリも多いと言われるが、アジは群れを見つければ兎も角、メバル、カサゴ等々も爆釣もあるが、意外な程にシーバス並になかなか出ないタフコンの状況も経験上多い。

だからこそ、一見簡単に釣れるようで、実は繊細かつ奥深いのがライトゲーム。

昨夜は相方と途中からはtomoじろう氏と3人で釣行を共にした。

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選んだのはまず、手軽な港湾部。

僕が大分在住時足しげく通い込んだポイント。
その中でも、今回は波止周辺を選択。

僕が好きなライトゲームはメバルを中心に釣れる魚は何でも釣ろうという五目スタイル。
ワームを使った釣りも勿論やるが、ミノーやメタルジグといったハードルアーを使った釣りを特に好む。

恐らく、ワームの釣りをする方が多いと思うが、ここからはハードルアーの釣り方(今回はメタルジグ)、メリット等々について触れつつの釣行記を書いていく。

この日の狙いはメバル、カサゴ、ソイ。ワームでも、ハードルアーでも狙えるライトゲームの好ターゲットだ。

メタルジグにも様々あるが、このログではBlueBlueのSearideミニの特徴や僕の基本的な使い方を。

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Searideミニは3g、6g、9gとラインナップされている。
Searideミニの魅力はこれ1つで様々な魚を釣ることができること。

特徴としては一般的な軽量メタルジグ(良く見かける細いタイプ)と異なりメタルジグにしてはフォール速度が遅い。

ということは、フォールで食わせの間をしっかり取れるということ。

例えばボトムちょっと上のレンジを攻めていている場合ボトムまでの距離は短い。

同じ考えで、水深が浅いポイントの場合はそもそも水面からボトムまでの距離が短い。

短い距離でフォールの速度が速いタイプのメタルジグであれば、当然一瞬にしてボトムに落ちるワケ。

しかし、Searideミニであればフォール速度が遅い分、短い距離でもフォールで食わせることが可能。

実際フォールでのバイトは非常に多く感じる。

また、ロッドアクションをつければダートし、リアクションバイトを取ることもできる上、ダートさせて魚にアピールした後のフォールで食わせることだってできる。

ここまではSearideミニの大きな特徴だったが、次にメタルジグを使うメリットについて。

ワームは確かによく釣れるが、弱点もない訳ではない。

まず、ワームを用いる時は軽量のジグヘッド単体のリグを用いることが多いかと思う。

軽量ジグヘッドではやはりなかなか飛距離が出せないところが難点。

細いラインを使用する等で多少の飛距離アップは望めるものの、特に今時期のフィールドは非常に風が強いことも多く、なかなかジグヘッド単体で飛ばすだけでも一苦労といったシーンもよくあるのではないだろうか?

そんな沖目を狙いたい時、また、強風下の中でも安定的に飛距離が稼げるのがメタルジグの大きなメリット。

また、ジグヘッド単体と比較すれば、例えば潮流の速いエリアでジグヘッド単体ではフォール速度が遅い、またリグの軽さ故、狙いのレンジに到達させるのに時間を要したり、攻めにくかったりする。

こういった速い潮流のエリアでも、非常にメタルジグは有効であると言える。

但し、いつでもどこでもメタルジグが有効だと言っているのではなく、やはりワームの微波動による食いつきの良さ、ジグヘッドによるレンジキープのしやすさ、表層の引きやすさは魚を釣る上で外せない。

よって、これはメタルジグに限らず他のハードルアーにも言えることだが、使い分けが非常に重要である。

で、僕の基本的な使い方をいくつか。

まずタダ巻き。
これはやはり基本中の基本の釣り方。

ロッドを立てて、着水同時からSearideミニで言えば3gでは表層レンジ攻略も可能。

活性の高いメバルはタダ巻きだけで十分に食わせることが可能。
カウントダウンやウエイトの使い分け、リトリーブ速度により、任意のレンジを攻略することが可能となる。

次にボトムバンプやリフト&フォール。
細かく、ボトムを叩いていくことはカサゴやソイ等々によく効く。

カニ等々の甲殻類等々を捕食するカサゴにはこのようなリフト&フォールはカニが落ちていく様に見えるのだと思う。
ボトムにベッタリなことの多いこの手の魚に経験上効果的な釣り方であると言える。

スピニングスロー
以前も1度御紹介したが、BlueBlue目黒テスターがよく用いるメソッドの1つ。

ロッドを煽って魚にアピールし、フォールで食わせる。

ロッドを煽ってからロッドを送って、ラインスラッグを作り、その時に出たラインスラッグをそのままにして少しフリーフォールを作る。

今回釣行では、これで最初にメバルをGET。

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続けて、ボトムを細かく取っていき、フォールでカサゴ。

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同じ要領でタケノコ?ソイ?を追加でキャッチ。

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とSearideミニで非常に面白い釣りが堪能できた。

3g、6g、9gとあるが今回は浅いポイントの為、全て3gで。

潮流、水深、狙いのレンジによってウエイトを使い分けると良い。

メバルは結構上を意識していることが多い為、3gが個人的には主力になる。

カサゴなんかは6g、9gでも普通に食ってくる。
寧ろ、水深があり、ボトムが取り辛いようなシーンではウエイトを上げた方がボトム感知しやすく釣りやすい。

因みに殆どの方は御存知だろうが、メバルとカサゴは釣り分け可能。
基本的にはレンジの違い、上のレンジはメバル、下のレンジではカサゴ。

これを意識するだけで、大体釣り分けできる

また、メタルジグを使う場合はロッドはチューブラーの方が使いやすい。

そもそも、ソリッドであれば適合ウエイトも5g程度までの物も多い。
ロッドアクションを入れた時で考えても、ソリッドであれば食い込みを重視している為、ティップが柔らかくアクションが吸収されてしまう。

ハリのあるチューブラーの方がロッドアクションも綺麗にでる。

また、ラインについては僕はPE+フロロリーダーでやっている。
細くても強度があるPEに、根ズレに強いフロロの組み合わせ。
今のところこれがしっくりきている。

大まかにではあるが、今回は久々にライトゲームについて書いてみた。

参考にして頂ければ幸い。

冬熱くなる釣りがライトゲーム。フィールドは寒いが魚は元気。

Searideミニを持って出掛けてみてはいかがだろうか?




Tackle Date

Rod Daiwa月下美人MX76L-T

Reel Daiwa カルディア2500

Line 山豊テグス SW PEライトゲーム0.4号

Hit Lure BlueBlue Searideミニ3g
    (カラー シルバーグローイワシ)



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