約３年前僕は実家を離れ大分県大分市に来た。

仕事の転勤による為だ。

当時25歳になったばかり。

隣県とはいえ、そこそこ距離も離れており、知人、友人は一切おらず、一人未知の空間、土地で生活はスタートした。

佐賀県佐賀市に続き、二度目の一人暮らし。

職場も比較的ゆっくりの場から、一気に会社の中でも指折りの売上を誇る店舗へと配属された。


不安が自分の中には渦巻きながらも、何とか新しい環境に馴染んでいった。

これは職場の皆のお蔭だと思う。

年齢も近いスタッフが多く、溶け込みやすかった。

大分に来て最初に行ったフィールドは自宅からすぐ近くを流れる一級河川大分川の明暗部。
あの初めて大分で投げた時の景色は忘れもしない。不慣れな大規模河川、護岸されてない場所も多く、博多湾奥でシーバスを始めた僕には何もかもが新鮮であった。

一人で日中の干潮時に車、自転車、そして徒歩でポイント探し、地形チェック。

結構な時間を要したが、それだけに、大分で最初に釣ったシーバスは印象深く、忘れることはないだろう。

いつしか、ホームは大野川となり、毎晩のように通いつめた。

そこで、tomoじろうさんと出会った。

大分で最初の出会いがあった。

始まりだった。ここから自分でも驚く程加速度的に出会いが生まれ、今に至る。

一緒にどれ程みんなと釣りをさせて頂いたであろうか?

いつも一瞬一瞬が本当に楽しいものばかりで、同じフィールドで皆様と共有できた時間は忘れない。

今既に綺麗な思い出となりつつある。

大分で出会いに恵まれ、輪をもっと広げていきたい、もっと出会いたいと僕は思った。

そして、出会いの素晴らしさをみんなに感じて頂きたかった。

飲み会の開催、フィールドでの出会いが生まれ、輪はさらに広がったと思う。

非常に嬉しいことであった。

そして、後にその僕の思いはSWAP in 大分という最高の形で出会いの場、交流の場を持つことができた。

SWAP in 大分スタッフ一人一人の力で無事開催することができた。

僕の中ではSWAP in 大分は大分でできる最後のイベントだと分かっていた。

だからこそ、僕は個人的にはできる限りの時間をSWAPの時間に割いた。

成功と言えるのかは僕らスタッフが判断出来ない。ただ、参加して頂いた皆様が楽しんで頂けたのであれば、それが一番嬉しい。

大分で悲しいことも、ツラいことも多かった。反面楽しいこと嬉しいことも多かった

約３年間非常に濃かったように思える。

大分生活の最後には一生大切にしたい素敵な人と巡り会えた。

一生大切にさせて頂くことをこの場で誓います。

絶対幸せにするよ。

釣りに関しては、あれだけフィールドに通いつめたにも関わらず、メーターオーバーには未だ出会えていない。

厚い壁を身に染みて感じる。

残り３週間と残された大分の在住時間は短い。

引っ越し等々もあり、どれだけフィールドに立てるかも分からない。


しかし、最後の最後まで時間の許す限り、１つの夢メーターオーバーのシーバスを追いかける。


最後の時間僕と一緒にフィールドに出て頂ける心優しき方、一緒に行きましょう。

楽しい時間を共有できたらいいなと思います。

カウントダウンに入りましたが、最後頑張ります！


































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