プロフィール
加藤 光一
東京都
プロフィール詳細
カレンダー
検索
タグ
- ハゼファクトリー
- M.C釣り部
- TSST
- シーバス
- テナガエビ
- ネタw
- 出逢い
- Bike
- 周防大島
- メバル
- ロッド
- Tulala
- ライン
- クロダイ
- 青物
- サマフェス
- 凄腕
- ニゴイ
- ハゼ
- ダツ
- コチ
- Tulala Staccato 89MLSS-HX。
- ボート
- ボート シーバス フェスティバル
- カヤック
- ヒラメ
- エクスセンスLB
- 根魚
- ハク着きシーバス
- チヌ部
- TST
- APIA
- VIB
- パープルヘイズデザイン
- キビレ
- 東京湾奥1月のチヌ
- 東京湾奥2月のチヌ
- バチ抜け
- 東京湾奥3月のチヌ
- 東京湾奥4月のチヌ
- 東京湾奥5月のチヌ
- 東京湾奥6月のチヌ
- 東京湾奥7月のチヌ
- 東京湾奥8月のチヌ
- 東京湾奥9月のチヌ
- 東京湾奥10月のチヌ
- 東京湾奥11月のチヌ
- 東京湾奥12月のチヌ
- Foojin'R95M
- morethan BRANZINO LBD
- ウロボロス
- ウロハゼ
- コショウダイ
- ザッコルアーワークス
- Dear Bros.810
- Soul Bros.6886
- 鷹の目海賊団
- Team Dear Bros.
- FISHMAN BRIST5.10LH
- ベイトロッド
- SHIMANO BANTAMU MGL
- アカメフグ
- MEGABASS
- アステリオン83L+
- ドブヘッド
- アステリオン96ML
- アステリオン101M
- トップウォーター
- シャドゥXX 87ML
- マツダイ
- ボラ
- 消臭
- シャドウXX SXX-80HC
- コイ
- フナ
- ルアー
- ヴァルキリー・ワールドエクスペディション66XH
- カサゴ
- メバルプラッギング
- カサゴプラッギング
- 礁楽シリーズ
- 礁楽SL75MLS(プロトロッド)
- ビッグベイト
- メガドッグ
- #秋のメガドッグ
- #メガドッグの秋
- 秘密基地
- 釣り基地
- アラマキシンヤ
- 伊東由樹
- 釣りビジョン
- ブラックバス
- デストロイヤー空海
- プロトロッド
- ドッグX
- ドッグXスピードスライド
- チヌトップ
- トップチヌ
- クロダイトップ
- 水泡
- 礁楽SL-90HS
- ビラン70
- 東京クロダイ倶楽部
- 礁楽SL-72MLBF
- 空海CKー83XXHS
- マサッチレーシング
- 関東鱸釣連合
アーカイブ
▼ 10年振り?のバチ抜けパターンは楽しい♪
2月前半に風邪を引いたっぽい感じだったけど、大事には至らずすぐ治りました…………と言いたいところけどダラダラと元気になったり調子悪くなったりという感じのカトキチです(^_^;
皆様はいかが御過ごしでしょうか?
最近の2週間近く夜は家でゴロゴロしてました。
昨年くらいから身体弱くなったなぁ。
さて、最近夢中になっている厳寒期の東京湾奥チヌはというと、爆風に翻弄された先週末に一晩中やってノーバイト。
一都二県、10数箇所でやって一番バイトが少ないのが東京湾奥河川がらみのポイントだから春になって暖かくなる前になんとか厳寒期の攻略の糸口を1つでも多く掴んでおきたい。
(暖かくなると釣りやすくなるからね、多分だけど)
でもこの時期、湾奥の塩分濃度の低い河口域は難しいのかなぁ?
陸っぱりから狙える深場に隣接するシャローポイントを探さなきゃならないのか?
それとも、ただ単に旧江戸川、荒川の両河川の河口が広大過ぎて陸っぱりからはポイントやタイミングが絞り込めていないだけなのか?
多分……きっとそうなんだよね。
それが知りたくて正月元旦以来シーバス釣りを封印して東京湾奥のチヌを狙ってる訳だし。
反応が取れなければ情報が無いだけに、東京湾奥のこの時期はチヌは釣れない、魚が居ない…………なんて思ってしまいがちだけど、実は釣り人側が上手く自然に合わせられていないだけの場合が多い。
だから今現在もきっとそんな感じ。
でもきっと何処かに『厳寒期に狙って獲った』と言えるパターンへの突破口が必ずまだある…………はず。
まあ厳寒期のチヌの獲れているポイントや反応が比較的多く出ている同じポイントでやり続ける方が結果は出しやすいとは思うけどね。
しかし、厳寒期のチヌを狙うのと同時進行で『人間魚探』の精度を上げるというのも課題の1つだから極力同じポイントで連続しての釣りはしない様にしてる。
矛盾してるけど。
…………とはいえ、やっぱ魚釣りたいなぁ。
この2週間、カトキチが家でゴロゴロしてた頃、既に関東でもバチ抜けが始まっていたようで、1月後半に大雪が降った後に盛大なバチ抜けが起きてたみたい。
でもその時はまだシーバスの戻りが少なかった様で仲間もかなり苦戦していたみたいだけど、そろそろバチパターンに期待できるんじゃないかと。
まあカトキチは10年以上バチ抜けパターンをやっていないのでそういうタイミング的な事はよく分からんのですが(笑)
というのも、当時(10年以上前)は厳寒期から春にかけて、釣り場で会うアングラーのほぼ全てが「この時期は水面直下をデッドスローがテッパン」と、まるで雑誌の受け売りかの様に言っていた事に凄く違和感を感じていて、天の邪鬼なカトキチはそれならば厳寒期にバイブと大きめのシンキングミノーでボトムを狙う釣りをメインにしたシーバス狙いをやろうと。
一部のアングラーは底バチや甲殻類を意識したシンペンを使うボトムの釣りを展開していたみたいだけど、ほとんどのアングラーはバイブやシンキングミノーを使ってると「え?この時期にボトム?釣れないでしょ(笑) やっぱ水面直下だよ‼」みたいな小バカにしたような反応だったのも覚えてる(笑)
なので、“水面直下”というキーワードになんとなく拒絶反応を抱いていた(´Д`)
勿論、その水面直下の釣りもセオリー通りで結果を出しやすいパターンだし、そういう釣りもすることはあるけど、それはそのパターンがハマるタイミングやポイントでの話。
だから、そんなタイミングで釣り場に立てないカトキチにとってはボトムでミノーを使ってデカイのを狙って獲るパターンはかなり有効なパターンだった。
当時はまだfimoも無かったし、ネットで得られる信憑性のある情報も少なかったから、一部のエキスパート以外には、この時期にシンキングミノーでボトムを狙う釣り、ましてやナイトにバイブを使うのはちょっと特殊で邪道の釣りと思われていたみたいだけどね。
ここ数年はX80-MAGNUMを中心にそういうボトムの釣りをしているけど、当時は良いシンキングミノーを見つけられなくて、フローティングミノーのスナップアイやフロントフックアイにナスオモリを付けて無理矢理沈めてボトムの釣りをやってたのも今では良い思い出(*´-`)
以前ログにもなんとなく書いた、大きめのハゼを食ってる個体に照準を合わせたボトムのミノーやバイブの釣りもその1つ。
そんな経緯もあり、バチパターンをやらなくなって10年以上の季節が流れた。
まあ、バチパターンは爆発力は有るけどジアイが短い場合が多くて、そのタイミングでは釣り場に立てないことが多く、だったらバチに依存していないシーバスを狙っていこうというのと、バチパターン狙いの多数のアングラーがところ狭しと並び釣り場が『釣り堀状態』になるのが苦手でバチパターンの釣りを避ける様になったというのも大きな理由だったりもする(笑)
激戦区の東京湾奥で自由にやりたければ人の少ないマイナーポイントでやるというシンプルな理由だよね。
とはいえ、魚の釣り難いこの時期に魚の着きやすいメジャーポイントでやらないということは、自分のスタイルを構築していかなければならない訳で、釣り人も居ない情報もない中で積み重ねてきたモノが今のカトキチのベースになっているのは間違いない。
だから、0から始めた厳寒期の東京湾奥チヌ狙いでホゲ続ける事も怖くない。
今週前半、久し振りに満潮潮止まりからスタート。
勿論チヌ狙い。
最近はボトムのズル引きを軸にした釣りがメインだったので、今夜はハイシーズンを見据えた牡蠣瀬でのバイブレーションを軸とした釣り。
というか、しばらくこの釣りを集中してやっていないからバイブをコントロールするテクニックがかなり劣化していることが予想できる。
なので釣果優先ではなく修練といった感じの釣行。
まあ予想通りかなりヘタッピでしたわ(´Д`)
それは魚を掛ける為のルアーコントロールではなく、その延長線上にある、根掛かりさせない為のコントロール。
流れや水深に対するラインの張りとか、ロッドワーク、リトリーブといった技術的な事よりも感覚的な部分が明らかに劣化してる。
言葉では説明し辛いけど『感覚』というよりもむしろ『勘』と言った方が近いかも。
んで、30分程度でバイブ2個ロスト…………ショボいショボいぞカトキチ(´Д`)
少し集中力が弛んだ瞬間に、それまでボトムに集中していた意識を水面に移すと、いくつかのモジリとライズが見える。
そして足下にはチラホラとバチが流れてる。
へぇ~バチ抜けかぁ。
例年なら特に気にもとめないし、そもそもバチ抜けに遭遇する事自体ほとんどなかったんだけど、この日はなんだか流れているバチに興味が湧いてきたきた。
ちょっとやってみようかなぁ(*´-`)
基本的に、いつでもどんな状況にも対応できるようにルアーは多目に持ってきている。
ベストにはルアーケースが4つ。
チヌ狙いといえども、シーバスルアーも持ってきている。
なんとかなるだろう!?
と思ったけど、そもそも10年以上バチ抜けパターンをやってないもんで、バチパターンに特化したルアーはほぼ持っていない(笑)
興味本意で手に入れたバチ系ルアーも去年数回に別けて行った数百個のルアーの断捨離で大量放出したので自宅のストックもない。
唯一あるのはプレックスとワンダーぐらいだけど、バチパターン用に持っていた訳ではないから、どちらもフックは大きめに換えている。
替えの純正サイズのフックも無し。
まあなんとか成るでしょ!?
というお気楽な感じで10年以上振りのバチパターンは少し場所を移動してスタート。
直ぐに反応が出始める。
モフ……とかコニョコニョ……とか乗らないショートバイトが多発。
ルアーの通しかたを色々と試しているとグンっと重みが乗った‼
反射的に一気にリフトすると水面でドバドバっと飛沫を上げて暴れる。
グングンと強い突っ込みをした後、突然無抵抗になりモヘ~と寄ってきた。
極太のマルタ60cmupをゲット(笑)
でも久し振りの魚の引きは楽しい( ・∇・)
そしてヒットパターンを掴んでマルタの連発が始まる!
グングン引いてモヘー(笑)
グングン引いてモヘー(笑)
楽しいぞ♪
魚種を問わず、パターンにハメた時は楽しいのだ。
ニゴイも釣れないかなぁ。
何本か極太マルタのあと、シーバスも釣れはじめる。
40cm~60cmが数本。
そして時々マルタ(笑)
ほぼ同じ立ち位置で釣れ続ける。
久し振りに堪能するバチパターンの爆発力。
そして、小さなアタリからの一際強いファーストランのヒット。
無意識に剛のファイトで応戦。
勿論いつものゼロドラグ。
エラアライはしない。
スタミナもそこそこあるのでマルタではないな。
もしかしたら、70cm近いスーパーランカー”ニゴイ“かも知れない。
だとしたら、これは獲りたい。
(ニゴイも嫌いじゃない)
ラインは出さずロッドワークのみで強い突っ込みをいなす。
カリ……カリ……プン……プン!?
硬い背ビレに引っ掛かったリーダーが外れる感触。
あ……ニゴイじゃないや。
となると、エラアライはしないし、もしかしたら大型のクロダイか!?
一気にテンションが上がる。
少し沖で水面に浮上してきた魚がドバドバと水面を叩く。
尾ヒレしか見えなかったけどいいサイズ。
ゴリゴリ寄せる。
バチ用ルアーの小さなフックじゃないからソフトなファイトは必要ない。
身切れのバラシはまあ仕方ないかな。
足下まで寄ってきて水面でドバドバ。
あら?長いわ。
まあクロダイっぽいロッドを叩く様なファイトでもなかったからなんとなく分かっていたけど。
でもこれはこれでかなり嬉しい(^-^)
1発でネットインしてランディング成功。
フッコの連発だけでも十分楽しめたけど、久し振りのバチ抜けパターンでこのサイズは嬉しい♪

手尺で70cm後半かな。
80は無い。
そして狙って獲った感はゼロ(笑)
体高もありパワフルで綺麗な個体。
でもゼロドラグでレバーを解放することなく全くラインを出さずにロッドワークのみで取り込めたから、やっぱ水温が低いこの時期は春~秋に比べるとパワーは劣るね。
フロントフックは折れて、リアフックは伸びてたけど(笑)

ちなみにルアーはご覧の通りスーサン。
シーバス、マルタ共に釣果の半分はスーサンで獲ったもの。
バチのウネウネとした動きに、スーサンのローリングによる明滅が合ってるんじゃないかな?という理由で登板。
バチ抜けパターンでスーサンはイケる♪
ちなみにロッドはFoojin'Rの95M。
バチパターンに適した繊細なロッドとは対極だよね(笑)
まあそもそも春~秋の超大型クロダイ狙いのルアー操作の”練習“をしてる途中でのバチパターンだから仕方がない。
そりゃ繊細なバイトを弾きまくるさ(笑)
(※カトキチの95Mはティップが折れて2インチ程度短いので、純正よりも更に穂先のハリが強い)
その後は、フッコを2本追加して終了。
写真を撮ってないから数は不明だけど、シーバスのみでもツ抜け位かな?
10年以上やらなかったバチ抜けパターンの釣りだけど楽しかったなぁ。
これはクセになる(^-^)
ラン&ガンしなくても短時間で連発できるって素敵♪
でもこればっかだと人間魚探の精度も著しく低下するだろうから程々にしないとね。
しかし翌晩もカトキチは再び同じポイントへ立っていた(笑)
仲間と共に♪
潮回り的に下降気味が予想されるため、シーバスの群の入れ替わりが気になって、カトキチはみんなより少し早くポイントに入り上げ止まり前に釣りを開始。
バチパターンの釣りではないけど、それなりに良いサイズを2バラシ。
よし、フッコサイズはまだ居るぞ!
満潮から下げ始めてバチパターンスタート。
しかし…………潮位が下がり始めてもほとんどバチは流れてこない。
ムムム…………これはイカンですぞ(-_-;)
『昨日は良かったのに!』というやつですか?
マルタのライズも散発的。
たまにシーバスが釣れても40cmくらい。
仲間もそんな感じ。
潮位も下がり、前日ならそろそろ終了なタイミングになり今日はダメかぁ?
なんて思い始めた頃にバチがチラホラと流れ始める。数は少ないけどね。
それと同時にライズの数も増えてきて(前日よりはかなり少ないけど)、シーバスもヒットしはじめる。
でも40cm前後のセイゴばかり。

(写真はこれしか無い)
まあスカよりは良いか。
そしてカトキチは前日と同じルアーとタックルで小さなバイトを弾きまくる(笑)
その直ぐ近くで、湾奥のスーパーエキスパートの某氏はサクサクと数釣りを刊行。
なんとまあ手返しが早い。
一緒に釣りするのは何気に初めてなんだけど流石のテクニック。
カトキチもちょっと真似してみたけど、ロッドが重くて(Foojin'R95M)すぐ止めた(笑)
今夜は数はそれなりだけどサイズが出ないね~なんて言い訳を思い付いたあたりで、少し遅れて合流したM氏が隣でバシャバシャドバドバやり始める。
ん?デカイのかな?
なにかサポートしようかと近づくとなかなか良いサイズのスズキが暴れてる。
ネットを構えるM氏。
それを見て手に取ったネットをしまうカトキチ。
しかし、そこで事件は起きた。
M氏が直ぐ足下で暴れるスズキに差し出したネットがメチャ短くて全く届く気配がない(爆)
それウェーディングネットだよね(^w^)
そう、M氏はウェーディングの途中で合流したのだった。
直ぐにカトキチはネットを手に取りちょっとだけ伸ばしてネットイン。
何回か失敗したけど(^_^;
今日一のスズキサイズ@東京都にお住まいのM氏。

遅れて合流したにも関わらずその他にも50cm upを含め複数本ゲット。
流石は湾奥のエキスパート!
N氏も到着早々に数本上げてるし!!
4人がそれぞれのアプローチで魚を掛けていくのは良い刺激になるし楽しい。
たまにはこういう釣りも良いもんだね(^-^)
もしも状況が悪くなって釣れなかったらどうしよう…………なんてカトキチはちょっと心配だったけど、この人達には要らぬ心配だったみたい。
周囲に居た他のアングラーはそれほど釣れてなかったみたいだから、やっぱこの人達は釣るんだなぁと。
そんな感じで超久々なカトキチのバチ抜けパターン狙いは楽しく終了したのでした。
皆さんお疲れ様でした(*´-`)
またチャンスがあればやりたいね。
今度はみんなでスズキサイズを獲りたいなぁ。
皆様はいかが御過ごしでしょうか?
最近の2週間近く夜は家でゴロゴロしてました。
昨年くらいから身体弱くなったなぁ。
さて、最近夢中になっている厳寒期の東京湾奥チヌはというと、爆風に翻弄された先週末に一晩中やってノーバイト。
一都二県、10数箇所でやって一番バイトが少ないのが東京湾奥河川がらみのポイントだから春になって暖かくなる前になんとか厳寒期の攻略の糸口を1つでも多く掴んでおきたい。
(暖かくなると釣りやすくなるからね、多分だけど)
でもこの時期、湾奥の塩分濃度の低い河口域は難しいのかなぁ?
陸っぱりから狙える深場に隣接するシャローポイントを探さなきゃならないのか?
それとも、ただ単に旧江戸川、荒川の両河川の河口が広大過ぎて陸っぱりからはポイントやタイミングが絞り込めていないだけなのか?
多分……きっとそうなんだよね。
それが知りたくて正月元旦以来シーバス釣りを封印して東京湾奥のチヌを狙ってる訳だし。
反応が取れなければ情報が無いだけに、東京湾奥のこの時期はチヌは釣れない、魚が居ない…………なんて思ってしまいがちだけど、実は釣り人側が上手く自然に合わせられていないだけの場合が多い。
だから今現在もきっとそんな感じ。
でもきっと何処かに『厳寒期に狙って獲った』と言えるパターンへの突破口が必ずまだある…………はず。
まあ厳寒期のチヌの獲れているポイントや反応が比較的多く出ている同じポイントでやり続ける方が結果は出しやすいとは思うけどね。
しかし、厳寒期のチヌを狙うのと同時進行で『人間魚探』の精度を上げるというのも課題の1つだから極力同じポイントで連続しての釣りはしない様にしてる。
矛盾してるけど。
…………とはいえ、やっぱ魚釣りたいなぁ。
この2週間、カトキチが家でゴロゴロしてた頃、既に関東でもバチ抜けが始まっていたようで、1月後半に大雪が降った後に盛大なバチ抜けが起きてたみたい。
でもその時はまだシーバスの戻りが少なかった様で仲間もかなり苦戦していたみたいだけど、そろそろバチパターンに期待できるんじゃないかと。
まあカトキチは10年以上バチ抜けパターンをやっていないのでそういうタイミング的な事はよく分からんのですが(笑)
というのも、当時(10年以上前)は厳寒期から春にかけて、釣り場で会うアングラーのほぼ全てが「この時期は水面直下をデッドスローがテッパン」と、まるで雑誌の受け売りかの様に言っていた事に凄く違和感を感じていて、天の邪鬼なカトキチはそれならば厳寒期にバイブと大きめのシンキングミノーでボトムを狙う釣りをメインにしたシーバス狙いをやろうと。
一部のアングラーは底バチや甲殻類を意識したシンペンを使うボトムの釣りを展開していたみたいだけど、ほとんどのアングラーはバイブやシンキングミノーを使ってると「え?この時期にボトム?釣れないでしょ(笑) やっぱ水面直下だよ‼」みたいな小バカにしたような反応だったのも覚えてる(笑)
なので、“水面直下”というキーワードになんとなく拒絶反応を抱いていた(´Д`)
勿論、その水面直下の釣りもセオリー通りで結果を出しやすいパターンだし、そういう釣りもすることはあるけど、それはそのパターンがハマるタイミングやポイントでの話。
だから、そんなタイミングで釣り場に立てないカトキチにとってはボトムでミノーを使ってデカイのを狙って獲るパターンはかなり有効なパターンだった。
当時はまだfimoも無かったし、ネットで得られる信憑性のある情報も少なかったから、一部のエキスパート以外には、この時期にシンキングミノーでボトムを狙う釣り、ましてやナイトにバイブを使うのはちょっと特殊で邪道の釣りと思われていたみたいだけどね。
ここ数年はX80-MAGNUMを中心にそういうボトムの釣りをしているけど、当時は良いシンキングミノーを見つけられなくて、フローティングミノーのスナップアイやフロントフックアイにナスオモリを付けて無理矢理沈めてボトムの釣りをやってたのも今では良い思い出(*´-`)
以前ログにもなんとなく書いた、大きめのハゼを食ってる個体に照準を合わせたボトムのミノーやバイブの釣りもその1つ。
そんな経緯もあり、バチパターンをやらなくなって10年以上の季節が流れた。
まあ、バチパターンは爆発力は有るけどジアイが短い場合が多くて、そのタイミングでは釣り場に立てないことが多く、だったらバチに依存していないシーバスを狙っていこうというのと、バチパターン狙いの多数のアングラーがところ狭しと並び釣り場が『釣り堀状態』になるのが苦手でバチパターンの釣りを避ける様になったというのも大きな理由だったりもする(笑)
激戦区の東京湾奥で自由にやりたければ人の少ないマイナーポイントでやるというシンプルな理由だよね。
とはいえ、魚の釣り難いこの時期に魚の着きやすいメジャーポイントでやらないということは、自分のスタイルを構築していかなければならない訳で、釣り人も居ない情報もない中で積み重ねてきたモノが今のカトキチのベースになっているのは間違いない。
だから、0から始めた厳寒期の東京湾奥チヌ狙いでホゲ続ける事も怖くない。
今週前半、久し振りに満潮潮止まりからスタート。
勿論チヌ狙い。
最近はボトムのズル引きを軸にした釣りがメインだったので、今夜はハイシーズンを見据えた牡蠣瀬でのバイブレーションを軸とした釣り。
というか、しばらくこの釣りを集中してやっていないからバイブをコントロールするテクニックがかなり劣化していることが予想できる。
なので釣果優先ではなく修練といった感じの釣行。
まあ予想通りかなりヘタッピでしたわ(´Д`)
それは魚を掛ける為のルアーコントロールではなく、その延長線上にある、根掛かりさせない為のコントロール。
流れや水深に対するラインの張りとか、ロッドワーク、リトリーブといった技術的な事よりも感覚的な部分が明らかに劣化してる。
言葉では説明し辛いけど『感覚』というよりもむしろ『勘』と言った方が近いかも。
んで、30分程度でバイブ2個ロスト…………ショボいショボいぞカトキチ(´Д`)
少し集中力が弛んだ瞬間に、それまでボトムに集中していた意識を水面に移すと、いくつかのモジリとライズが見える。
そして足下にはチラホラとバチが流れてる。
へぇ~バチ抜けかぁ。
例年なら特に気にもとめないし、そもそもバチ抜けに遭遇する事自体ほとんどなかったんだけど、この日はなんだか流れているバチに興味が湧いてきたきた。
ちょっとやってみようかなぁ(*´-`)
基本的に、いつでもどんな状況にも対応できるようにルアーは多目に持ってきている。
ベストにはルアーケースが4つ。
チヌ狙いといえども、シーバスルアーも持ってきている。
なんとかなるだろう!?
と思ったけど、そもそも10年以上バチ抜けパターンをやってないもんで、バチパターンに特化したルアーはほぼ持っていない(笑)
興味本意で手に入れたバチ系ルアーも去年数回に別けて行った数百個のルアーの断捨離で大量放出したので自宅のストックもない。
唯一あるのはプレックスとワンダーぐらいだけど、バチパターン用に持っていた訳ではないから、どちらもフックは大きめに換えている。
替えの純正サイズのフックも無し。
まあなんとか成るでしょ!?
というお気楽な感じで10年以上振りのバチパターンは少し場所を移動してスタート。
直ぐに反応が出始める。
モフ……とかコニョコニョ……とか乗らないショートバイトが多発。
ルアーの通しかたを色々と試しているとグンっと重みが乗った‼
反射的に一気にリフトすると水面でドバドバっと飛沫を上げて暴れる。
グングンと強い突っ込みをした後、突然無抵抗になりモヘ~と寄ってきた。
極太のマルタ60cmupをゲット(笑)
でも久し振りの魚の引きは楽しい( ・∇・)
そしてヒットパターンを掴んでマルタの連発が始まる!
グングン引いてモヘー(笑)
グングン引いてモヘー(笑)
楽しいぞ♪
魚種を問わず、パターンにハメた時は楽しいのだ。
ニゴイも釣れないかなぁ。
何本か極太マルタのあと、シーバスも釣れはじめる。
40cm~60cmが数本。
そして時々マルタ(笑)
ほぼ同じ立ち位置で釣れ続ける。
久し振りに堪能するバチパターンの爆発力。
そして、小さなアタリからの一際強いファーストランのヒット。
無意識に剛のファイトで応戦。
勿論いつものゼロドラグ。
エラアライはしない。
スタミナもそこそこあるのでマルタではないな。
もしかしたら、70cm近いスーパーランカー”ニゴイ“かも知れない。
だとしたら、これは獲りたい。
(ニゴイも嫌いじゃない)
ラインは出さずロッドワークのみで強い突っ込みをいなす。
カリ……カリ……プン……プン!?
硬い背ビレに引っ掛かったリーダーが外れる感触。
あ……ニゴイじゃないや。
となると、エラアライはしないし、もしかしたら大型のクロダイか!?
一気にテンションが上がる。
少し沖で水面に浮上してきた魚がドバドバと水面を叩く。
尾ヒレしか見えなかったけどいいサイズ。
ゴリゴリ寄せる。
バチ用ルアーの小さなフックじゃないからソフトなファイトは必要ない。
身切れのバラシはまあ仕方ないかな。
足下まで寄ってきて水面でドバドバ。
あら?長いわ。
まあクロダイっぽいロッドを叩く様なファイトでもなかったからなんとなく分かっていたけど。
でもこれはこれでかなり嬉しい(^-^)
1発でネットインしてランディング成功。
フッコの連発だけでも十分楽しめたけど、久し振りのバチ抜けパターンでこのサイズは嬉しい♪

手尺で70cm後半かな。
80は無い。
そして狙って獲った感はゼロ(笑)
体高もありパワフルで綺麗な個体。
でもゼロドラグでレバーを解放することなく全くラインを出さずにロッドワークのみで取り込めたから、やっぱ水温が低いこの時期は春~秋に比べるとパワーは劣るね。
フロントフックは折れて、リアフックは伸びてたけど(笑)

ちなみにルアーはご覧の通りスーサン。
シーバス、マルタ共に釣果の半分はスーサンで獲ったもの。
バチのウネウネとした動きに、スーサンのローリングによる明滅が合ってるんじゃないかな?という理由で登板。
バチ抜けパターンでスーサンはイケる♪
ちなみにロッドはFoojin'Rの95M。
バチパターンに適した繊細なロッドとは対極だよね(笑)
まあそもそも春~秋の超大型クロダイ狙いのルアー操作の”練習“をしてる途中でのバチパターンだから仕方がない。
そりゃ繊細なバイトを弾きまくるさ(笑)
(※カトキチの95Mはティップが折れて2インチ程度短いので、純正よりも更に穂先のハリが強い)
その後は、フッコを2本追加して終了。
写真を撮ってないから数は不明だけど、シーバスのみでもツ抜け位かな?
10年以上やらなかったバチ抜けパターンの釣りだけど楽しかったなぁ。
これはクセになる(^-^)
ラン&ガンしなくても短時間で連発できるって素敵♪
でもこればっかだと人間魚探の精度も著しく低下するだろうから程々にしないとね。
しかし翌晩もカトキチは再び同じポイントへ立っていた(笑)
仲間と共に♪
潮回り的に下降気味が予想されるため、シーバスの群の入れ替わりが気になって、カトキチはみんなより少し早くポイントに入り上げ止まり前に釣りを開始。
バチパターンの釣りではないけど、それなりに良いサイズを2バラシ。
よし、フッコサイズはまだ居るぞ!
満潮から下げ始めてバチパターンスタート。
しかし…………潮位が下がり始めてもほとんどバチは流れてこない。
ムムム…………これはイカンですぞ(-_-;)
『昨日は良かったのに!』というやつですか?
マルタのライズも散発的。
たまにシーバスが釣れても40cmくらい。
仲間もそんな感じ。
潮位も下がり、前日ならそろそろ終了なタイミングになり今日はダメかぁ?
なんて思い始めた頃にバチがチラホラと流れ始める。数は少ないけどね。
それと同時にライズの数も増えてきて(前日よりはかなり少ないけど)、シーバスもヒットしはじめる。
でも40cm前後のセイゴばかり。

(写真はこれしか無い)
まあスカよりは良いか。
そしてカトキチは前日と同じルアーとタックルで小さなバイトを弾きまくる(笑)
その直ぐ近くで、湾奥のスーパーエキスパートの某氏はサクサクと数釣りを刊行。
なんとまあ手返しが早い。
一緒に釣りするのは何気に初めてなんだけど流石のテクニック。
カトキチもちょっと真似してみたけど、ロッドが重くて(Foojin'R95M)すぐ止めた(笑)
今夜は数はそれなりだけどサイズが出ないね~なんて言い訳を思い付いたあたりで、少し遅れて合流したM氏が隣でバシャバシャドバドバやり始める。
ん?デカイのかな?
なにかサポートしようかと近づくとなかなか良いサイズのスズキが暴れてる。
ネットを構えるM氏。
それを見て手に取ったネットをしまうカトキチ。
しかし、そこで事件は起きた。
M氏が直ぐ足下で暴れるスズキに差し出したネットがメチャ短くて全く届く気配がない(爆)
それウェーディングネットだよね(^w^)
そう、M氏はウェーディングの途中で合流したのだった。
直ぐにカトキチはネットを手に取りちょっとだけ伸ばしてネットイン。
何回か失敗したけど(^_^;
今日一のスズキサイズ@東京都にお住まいのM氏。

遅れて合流したにも関わらずその他にも50cm upを含め複数本ゲット。
流石は湾奥のエキスパート!
N氏も到着早々に数本上げてるし!!
4人がそれぞれのアプローチで魚を掛けていくのは良い刺激になるし楽しい。
たまにはこういう釣りも良いもんだね(^-^)
もしも状況が悪くなって釣れなかったらどうしよう…………なんてカトキチはちょっと心配だったけど、この人達には要らぬ心配だったみたい。
周囲に居た他のアングラーはそれほど釣れてなかったみたいだから、やっぱこの人達は釣るんだなぁと。
そんな感じで超久々なカトキチのバチ抜けパターン狙いは楽しく終了したのでした。
皆さんお疲れ様でした(*´-`)
またチャンスがあればやりたいね。
今度はみんなでスズキサイズを獲りたいなぁ。
- 2018年2月22日
- コメント(1)
コメントを見る
加藤 光一さんのあわせて読みたい関連釣りログ
fimoニュース
00:00 | [再]魚を焼けた地面に絶対に置かない |
---|
7月25日 | 2025年ベストゲームはジョルティ様々な釣行 |
---|
7月25日 | 最後の最後に…悔しい一日としていつまでも残ります |
---|
7月25日 | 堰の上で5年…堰上シーバスとの邂逅 |
---|
登録ライター
- どろんこシーバス
- 1 日前
- はしおさん
- 林漁具:えび型しゃくり
- 2 日前
- ichi-goさん
- 雨雲レーダーの間違った使い方
- 8 日前
- rattleheadさん
- 淀川バス釣り開拓記と66センチ…
- 9 日前
- 登石 ナオミチさん
- 『DIY系アングラー?』
- 13 日前
- hikaruさん
本日のGoodGame
シーバス
-
- 下越サーフでアイザー125F置いておい…
- そそそげ
-
- BELUGA復帰戦
- ハマコー
最新のコメント