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沖縄の理由(ヒラスズキ南限を追う旅24)

  • カテゴリー:釣行記
つづき
 
遠征釣行紀の更新中ですが、ちょっと今回は寄り道。
 
一昔前に流行った言葉で、「情報化社会」がある。
 
簡単に言うと、「情報の価値観が上がる社会」となるが、これは携帯電話やインターネット等のインフラが進んだ時代(90年代)にこそ、効力のある言葉だったかもしれない。
 
よって、平成生まれには、「情報の価値?当たり前すぎて何をいまさら・・・」ということになるだろう。
 
釣りで言うなら、この情報化が進んだ先で最も恩恵を受けたのは、おそらくポイント情報だと誰もが思うかもしれない。
 
私がまだ二十歳ソコソコのころは、パソコンを持っている人間の方が少なかったので、ポイント情報を得るには自分の目で見ることが一番の手段だった。
 
それを効率化するために、グループを組んで情報共有をする人たちも居た。
 
グループ内で、秘密の場所、時間、タックルなんかを共有し、みんなでおいしい思いをしよう、というものだが、たいがいがそのグループの中でイザコザが起きたりする。
 
グループに秘密の爆釣とかやると、なんでそれを教えないんだ、とか。
教えてもらった場所に行って釣れなけりゃ、ガセネタつかまされたと怒ったり。
 
だからルールを厳格化すると、こんどはめんどくさく成るのが人の常。
まぁ、釣りに限らず、そういうのは良くあるね。
レースの世界でも、妬みと恨みは良く起きていた。
 
情報供給のルールを決め、利益を共有するという考えは、実は現在のSNS等で行われているものと、質的には変わってない。
アナログのルールが、システム化されているだけの話しだ。
 
だから、それが上手くいく理由と、うまくいかない理由は何十年も昔から変わっていないのだが。
 
ひとつ、情報の供給と需要と言うバランスで、自分の発言を捉えると客観的に見る事はできる。
 
感情は抜きで、得る情報量と、与える情報量のバランス。
 
これを狭いグループ内とかではなく、自分の関係する社会全体でとらえてみる。
そうすることで、今の自分の思考がどっちへ振れているのかを、冷静に見つめる事が出来る。
 
もちろん価値の高さは、個人の価値観にもよるので、数多ければいいという訳でもない。
価値のある情報とは、自分の社会においてアウトプットされることが可能なものだ。
 
たとえば、「スイカでクロダイが釣れる」なんて情報を得たとして、それがスズキ釣りしかやらない人にどれほど有益なのか、と考えたら、まぁ普通にルアーでスズキ釣りをしている人には、あまり価値が得られるとは思えない。
 
ただし、おかしな釣り人は常にいるので、あ、じゃぁ、クロもスズキも生息域は似ているから、ひょっとしてスズキでも釣れるかな?と思う事もある。
ちなみに私は、その口でもあり、実際にやってみたが釣れなかった。
 
しかし、やはり価値ある情報とは、「より多くの人」が「アウトプットされやすい」に偏る物なのだと。
だから情報を流して利を得る事を目的とするなら、どこを狙っていくかは「情報を出す前」に選定する必要がある。
 
なぜならば、その情報を得る側の人々は、その情報による印象を、常にその情報源へ抱いてしまうからであり、それが情報供給側の宿命となるからだ。
 
これをコントロールする事をブランディングと言うのかもしれないね。
実は勝手に思われるのではなく、思われる理由があるから、ブランドはできる。
 
よって、全く情報発信無しで、付加価値のある生産もせず、ただ釣りだけしていたら、それはブランドとは言わない。
 
情報化社会が進むというのは、その速度が上がった、もしくはもっと上がるというだけでしかない。
 
重要なのは、2つ。
 
情報提供者側は、きちんとコントロールする手法を得る、またレベルをUP しなくてなならない。
 
情報を得る側は、その作られた情報から、自分への有益な情報を見抜く力を訓練しなくてはならない。
なんせジャンジャンと情報は勝手に押し寄せるから。
 
この流れは今後も進むものと思われる。
良い悪いではなく、好きか嫌いか?と言われると、好きではない。
自分の思うアングラーとは、自分の尺度でゲームを楽しむ人の事だ。
それに対し、大量の情報を処理して釣果のみを追うのは、アングラーではなく、趣味の漁師と言う感じ。
 
 
毎度ながら、なんで沖縄でスズキ狙うのよ?と言われることへの回答が、今日のログなのだ。
 
アングラーとしてのスキルを上げたい。
だから沖縄でスズキを狙う。
 
つづく

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