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村岡昌憲

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Area7-1 シーバス 神奈川県

Area7 - Stage1 ~ 落ちるスズキを追いかけて ~

2001年12月3日 長浦~八景







湾奥から魚が消えた。
 
無事に産卵場所までたどり着いて、元気な子供をたくさん産んでくれ。
 
でも、僕らはそのスズキを追いかけ続けたい。
 
なんというジレンマ。
 
でも、どちらも正直な気持ち。







先週はリフレッシュがてら、シーバス以外の釣りをやり込んできた。
 
これで海の中の魚の動きを再確認し、シーバスフィッシングに生かしていくのが僕の戦略の一つなんだけど、これがヒイカもハゼも全くと言っていいほど釣れない。
 
周りも釣れていないとの話だったので、今年はやや早めに魚の動きが推移しているのだろうと確信を持った。
 
月日は人間が決めたもの。カレンダーも人間が決めたもの。
 
自然の移ろいは自然が決めるもの。



海の中の他の魚の動きを感じて、組み立てる。これこそが自然回帰。
 
TFCの村田さんは、草木、花のつぼみなどの動きから魚の動きを読んでいる。これまた自然回帰。
 
何か一つ、イチョウの葉でもいいし、近所の1本の木でもいい。一年間でもいいから魚の動きと比べてみたら大きな発見があるかもしれない。



昨年の魚の動きが異常なほどに遅かったこともあったので、なんだかのんびりと構えていた。
 
しかし、よくよくデータを見たら12月といえば例年は盛んに遠征を繰り返している頃。
 
正月に大黒で鳥山が出て~、なんて話は今年は無さそうだ。
 
魚は富津と横須賀を結んだライン。そう読んで動くことにした。
 
同行者は2人。ふ~じとtakuちゃん。
 
どんな展開になるか分からない。あらゆるタイプのルアーを持って湾奥を21時に出発。





最初に付いたのは平潟湾。一昨年にいい思いをしたことがある小さな桟橋。
 
色々と探ってみたがベイトフィッシュの反応が薄い。10分ほどいただけで移動。
 
もうほとんど潮が下げ止まっている。
 
期待は上げ潮か。





次に深浦湾についた。この辺りでやったことはない。
 
港の明かり周りにはちらほらとベイトフィッシュがいる。
 
さっそく3人散って、思い思いのゲームを組み立てていく。
 
僕は明かりの真下へ。岸壁にメバルがちらほらいる。
 
ベイトフィッシュも結構いるようだ。
 
様子見がてらX-80SWを広範囲にキャストしてみる。バイトはない。
 
風もないので水面は鏡のようだ。
 
ふと気になる水面があったので目を凝らしてみる。
 
何か大きな魚が水面近くを泳いでいるような波紋。ボラでもなさそうな加速感のない動きはもはやシーバスでは。
 
5分ほど見つめていると隣の明かり周りを攻めていたふ~じが戻ってきた。ダメらしい。
 
怪しげな水面を指さしてふ~じにあの魚は怪しいとか話していたら突如その場所で、ボシュッと捕食音。
 
シーバスだ!!
 
間髪入れず、ビシュッとふ~じがキャスト。
 
おいこら。
 
が、バイトなし。
 
ここは結構明るすぎる。相当にやる気があるシーバスでないとバイトを取るのは容易ではなさそうだ。試しに数キャストしてみたがバイトする様子はない。
 
 
 
やがて先端に出向いていたtakuちゃんが戻ってきた。
 
「先の方で捕食音らしき音が頻繁に聞こえるんだ。」
 
「そりゃ、シーバスだ。」
 
真っ先にふ~じが走る。おいこらこら。
 
でも、僕も走る。遠征はこの展開が面白い。
 
ポイントに着いてキャストすると1投目から70センチ級のシーバスがチェイスしてきた。
 
来た来た来た!!
 
 
 
が、ルアーは追うだけでバイトさせることができない。
 
ベイトが数万といるようでベイトの中をユラユラと泳いでいるだけ、でもなんかの拍子でライズしている。
 
5分に1回ほどのペースだが豪快な捕食音が出る。
 
3人でありとあらゆるテクニックを駆使したがバイトは取れず。



ちょっと3人で思案する。
 
風が無いから水面が静かすぎる、と僕。
 
上を指さしてあれが邪魔だね、とtakuちゃん。空には煌々と明るい月。
 
そろそろ小腹が減ったと、ふ~じ。



そんな条件を満たすポイントがあるか。
 
とりあえず移動。長浦側に移動してみた。大きな堤防に入って辺りを見渡すと見えた。
 
あそこだ!
 
 
 
堤防近くにある小さなワンドにすぐさま移動。
 
風が正面からそよそよと当たっている。
 
明るいライトが照っている。
 
これは頂きかも。


 
3人で明かりの下をのぞき込む。ごっそりと暗い側にベイトフィッシュ。
 
数秒ほど見ていると、明らかにシーバスかイカが来ている時の動きを見せた。
 
シーバスが来ているみたいだ。
 
はるか右の方に先行者が2人。彼らもシーバスを狙っているみたいだ。
 
 
 
僕らは目の前の明かりの下で始めて見ることにした。
 
開始して数分したところで最初の捕食音が聞こえた。
 
ボワッシュとかなり大きな魚の捕食音。
 
あれは80センチはありそうだ。魚が泳いでいる辺りだけベイトフィッシュがわずかながらざわつく。
 
風表のちょっと波がある中で不自然なざわつきをめがけて投げていく。
 
これがベイトフィッシュに付きすぎてルアーを追わないシーバスの狙い方。
 
普通に釣ったら何万分の1。魚の目の前に落とせば100分の1、そしてそこを何とかして1分の1になった時にバイトが出る。
 
 
 
月明かりの要素を消す常夜灯の光り。
 
その光りの届かないギリギリのところに照準を絞る。そこがバイトさせる場所となるだろう。
 
ざわつきが近づいてきた。しかし、シーバスは滅多に光の中には入ってこない。
 
右か左に折れる。右折しろ、そう念じてキャスト。同時に右の方からtakuちゃんがキャスト。
 
同同じところにルアーが落ちた。同じざわつきを見ていたらしい。
 
 
 
お互いとも3投目、ざわつきがひときわ大きくてこれはと思っていたらtakuちゃんの竿が曲がった。
 
やられた。文句なしの75センチ。
 
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口火を切ったtakuちゃん。湾奥をベースにしているアングラーは明かりの使い方が分かっている。

 
 
 
 
 
 
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ベイトフィッシュは8センチサイズのヒイラギ?釣ったシーバスが吐き出した。
 
 
 
 
 
写真を撮っているうちにまたもや捕食音が。
 
月の明かりでルアーを見てバイトする状態になっているシーバス、その状態を常夜灯を使って消す。
 
常夜灯の光りが届かない暗いエリアにいるシーバスを水面のざわつきを使って見つけ、そのシーバスが光りを向いている時に鼻っ面に落としてやる。
 
いわゆる逆光?着水直後にワンアクション、もしくはそのままただ巻き。
 
はまるとリアクションバイトを取ることができる。その時だけ何十万分の1が1分の1になる。
 
 
 
そのメソッドを使って3投目だった。着水直後にガバァッと水面が割れた。
 
ロッドを立ててアワセを叩き込む。
 
ドラグからラインを引きずり出して走る。デカい!
 
トルクある走りをいなしてタモ入れ。76センチ。


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水面を割るように飛び出た一尾。リアクションバイトを誘った一尾だった。
 
 
 
 
 
目の前にはなんもない海面。広大な範囲にベイトフィッシュ。その中をうろつき回るシーバス。
 
その中で、takuちゃんと僕は7回もオマツリをした。
 
それだけ狙いはピンポイントということ。
 
風表、そして明暗部。口を使わないシーバスに対して明暗部の力を利用してバイトさせる。
 
明暗部を狙うのではない。明暗部を使うのだ。
 
今日ノーバイトに終わったふ~じはその辺を理解して攻めていただろうか。精進あるのみ。

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