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科学的に考えるベイトフィネスの有用性

ご無沙汰しております。
昨年、子供が産まれてから釣りに行く時間も、ましてやブログを書く時間も無く久々のログインとなりました。

子供が産まれてから堂々と釣りには行けず...
少ないチャンスをモノにすべく、常に車にパックロッドを積んでいる生活。

そしてこの度新しく
ジェットセッター60c
が、追加されました。
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少ない時間でも楽しめる竿として買ったものの、何か言い訳をしたいので、ライトゲームにおけるベイトフィネスの有用性を科学的に考えてみます。

一般的にベイトフィネスの有用性について
①キャスタビリティ
②太糸が使える
③フォール・ドリフト対応
などが謳われているものの、いずれも無理矢理感が強いのが現状。
「やっぱ、楽しいからベイトフィネスだよね!」というのが本音ではないでしょうか。

しかし、昨日少しだけ釣りをした際にある事を感じました。
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それは、フッキング決まり易くね?という事です...

色々と調べてみると、ライトゲームのベイトフィネスにおいてアタリへの反応が速くなる理由がわかりました。

それでは皆さん、ベイト・スピニングを持って手ひらの向きがどうなっているか確認してみて下さい。

①ベイトロッド
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②スピニングロッド
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このような向きになっています。
(実際の写真が無かったので向きのみで)


その上で、対応する筋肉を考えてみます。
肘を曲げるには3つの筋肉が関与しています。(今回は大まかに2つ)
①上腕二頭筋(力こぶ)
3f4fu8fdhu2xirp68rs9_400_464-0a9e9c65.jpg
 
手のひらが上を向いた状態で肘を曲げる作用。
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②腕橈骨筋
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 手のひらが内側(親指が上)を向いた状態で肘を曲げる作用。
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下に示した偉い先生の文献によると、骨への付き方で作用の仕方が異なるそうです。
①上腕二頭筋はspurt muscleと言って、速い動きに強い
②腕橈骨筋はshunt muscleと言って、トルク(力)の必要な動きに強い


変態ベイトマンの皆さんはお気付きになったかと思いますが、軽量タックルでライトゲーム対象魚にフッキングする程度なら、上腕二頭筋を働かせて速い動きを使った方が有効。
tnvg65h4ie5sm5dza55x_351_480-bf90b3b6.jpg
そう、ベイトフィネスなら手のひらにベイトリールを包み込むように待つので、上腕二頭筋の作用を上手く使える。

はい。
ベイトフィネスなら素早い反応(フッキング)が出来る。

信じるか信じないかはあなた次第...



おまけ...
村田基さんの動画を見て思ったことがあって。
多分、左ハンドルの人のベイトフィネスってビールジョッキ持つような手の向きでシェイクするんですよね...

これだと、使われる筋肉はトルク(力)に優位な腕橈骨筋。
せっかくのベイトフィネスの有用性を利用出来てないかもしれないですねー。
本当はハンドルどうこうじゃなくて、そっちなんじゃないでしょうか?

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