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▼ 神宿るルアー
- ジャンル:釣り具インプレ
つづき
前編はコチラ
ルアーを作ったら、アクションを見てみたい。
これはすごく当たり前なのだけど、100mm以上のミノーを試すには、それなりに水が多い場所へ行かないと意味がない。
出来れば凪チンのルアーを、宿題提出前に荒川あたりで試したかった。
けど、なかなかそういう時間もなく、しかたなくそのまま一度も水につける事はなく、2学期を迎えてしまった。
さて、自分の作ったルアーは、先にちょっと確認をしておくかな。
まぁ、今更のスタンダードなフローティングミノーなので、泳がない!とかはないと思うけど、やはり一回ぐらいは水辺でその姿を見ておきたい。
そして出来れば、凪チンのルアーが帰ってきたら、一緒にシーバスを釣りあげたいと思うので、その前にアクションチェックだけしておこう。
平日の仕事を終えるのは、定時の場合は17:30だ。
営業職なので、業務をちゃんと調整すれば、この日を定時上がりにすることは難しくない。(明日やれることは明日やる♪)
最近日没が早いので、17:30にささっと脱出した後に、まだ明るい時間で水辺に立てて、しかもアクションを見れる透明度がある場所は一ヵ所しかない。
新河岸川の畔にある、小さな流れ込みの滝つぼ。
本流から別れ、水深30cmほどの水路を50mほどさかのぼると、小さな堰があってそこだけ水深は1mほどはある。
梅雨以降の水量が多い時は、70cmほどのスズキも上がってくるポイントなのだが、いったん水が引くともぬけの殻にない、かなり釣果がはっきり分かれるポイントとも言える。
私はこの滝つぼを、新河岸川の遡上タイミングのバロメーターにしているのだが、その理由は最上流の魚のストックする条件と一致すると考えているからだ。
よく、河川の上流の釣りは増水がキーと言うが、これを「増水=急激な増水ほど釣れる」と勘違いしているアングラーも最近は増えた。
まるで「ヒラスズキは荒れるほど釣れる」と勘違いしているのと似たように。
じつは河川の釣れる増水とは、たまにある一瞬の増水と言うよりも、安定した水位確保がなされるかどうかが、最上流部の釣りには大事だと思っている。
あまり難しくはない。
スズキが川を上る際の、生存のリスクを減らす要素とは何か?を考えればいいだけ。
餌と酸素を、効率よく取る。
この視点に、魚類として死なないようにする為には・・・を付け足すだけ。
最上流まで来るスズキの想いは、いったい何なのか。
なぜそこまでして、川へ来るのか。
そう考えると思うのだ。
スズキは今、種としての大きな変換期にあるのかもしれないと。
まぁ、そんな話はいいや。
アホらしくて聞いてられないと思うから。
日没に着いた。
正確に言うと、もう日は沈んでいるけど、ルアーはギリギリ見える時間。
車から降りて長ぐつを履き、いくつかのハンドメイドルアーを入れたボックスを取り出して、ポイントへ急ぐ。
今日のスーツは黒なので汚れが目立つ。
気を付けて草むらを進んだ。
滝壺の横に立ち、スナップを結びっぱなしのタックルから糸を引き出して、さっそくまだシンナーの香りがするミノーを付けた。
とにかくアクションを見たいので、下流へ向けて5mほど放り投げる。
滝壺のサラシを巻き込んだ水はそこそこに流れていて、着水と同時にリップが水を掴みルアーは泳ぎだす。
バルサ材を使った軽いルアーのメリットは、この泳ぎだしの速さにある。
悪くない。
ウォブリングの軸は全長1/3、フロントアイからの位置。
これが飛距離の為に、アクションの軸を1/2の位置にして残像がXの字のようになると、安定したアクションの中では口を使わせずらいルアーになる。
しっかり動きながらも、ヌメヌメ感が出るのはロールとのバランスか・・・・
そんなことを考えながらリーリングをすると、5回もハンドルを回せば足元までルアーは来てしまう。
すると、ピックアップする前に一瞬だけどサラシの中で魚が反転するのが見えた。
ん?食うか?
リールを巻くほど糸が出ていない為、ロドで少し泳がせると二発目の銀色の反転。
ギシっとバットに重みが乗る。
喰った♪
この距離のバイトはバレやすいので、一度ラインを引き出して距離を取り、改めてフッキングしてから寄せる。
滝壺で良く引いたが、それほどのサイズではないので、安心して引っこ抜く。

ヨッシャ!
いきなり釣れた!
ん??
あらぁ?
このルアーを初めて投げて、その一投目でヒット&キャッチという事は・・・

ぶっちゃけ写真出すのも恥ずかしい、実質3日で作った超やっつけ仕事(汗)
なんと、釣果率100%という事で、このルアーは絶対に釣れるルアーであるという事だ!
す、凄いものを作り出してしまった。
こんなルアーが世に出てしまったら、全ての魚類が釣り人の手によって滅んでしまう
かも知れない。
こんなルアー、なかなか無いぜ~!
まさに神宿るルアー(笑)

もう二度と使いませんw
さっさとルアーを外して、今日はもう帰ることにした。
他にも試したいルアーがあったけど、なんせこのままここに居たら、「もう一回投げてみようかな~」と、罰当たりなことを考えてしまう可能性があるもんでw
100%と50%じゃ、えらい違いだし。
あ、売り物じゃないから、JAROに通報しても意味ないからねww
■タックルデータ
ロッド Tulala グリッサンド77
リール シマノ4000XG
ライン よつあみ PE1号
リーダー ナイロン22lb
ウェストバッグ アングラーズデザイン システムバッグ
ウェアー パーフェクトスーツファクトリー閉店セール品
ルアー ハンドメ
つづく
その3
俺の宿題が終わった日
前編はコチラ
ルアーを作ったら、アクションを見てみたい。
これはすごく当たり前なのだけど、100mm以上のミノーを試すには、それなりに水が多い場所へ行かないと意味がない。
出来れば凪チンのルアーを、宿題提出前に荒川あたりで試したかった。
けど、なかなかそういう時間もなく、しかたなくそのまま一度も水につける事はなく、2学期を迎えてしまった。
さて、自分の作ったルアーは、先にちょっと確認をしておくかな。
まぁ、今更のスタンダードなフローティングミノーなので、泳がない!とかはないと思うけど、やはり一回ぐらいは水辺でその姿を見ておきたい。
そして出来れば、凪チンのルアーが帰ってきたら、一緒にシーバスを釣りあげたいと思うので、その前にアクションチェックだけしておこう。
平日の仕事を終えるのは、定時の場合は17:30だ。
営業職なので、業務をちゃんと調整すれば、この日を定時上がりにすることは難しくない。(明日やれることは明日やる♪)
最近日没が早いので、17:30にささっと脱出した後に、まだ明るい時間で水辺に立てて、しかもアクションを見れる透明度がある場所は一ヵ所しかない。
新河岸川の畔にある、小さな流れ込みの滝つぼ。
本流から別れ、水深30cmほどの水路を50mほどさかのぼると、小さな堰があってそこだけ水深は1mほどはある。
梅雨以降の水量が多い時は、70cmほどのスズキも上がってくるポイントなのだが、いったん水が引くともぬけの殻にない、かなり釣果がはっきり分かれるポイントとも言える。
私はこの滝つぼを、新河岸川の遡上タイミングのバロメーターにしているのだが、その理由は最上流の魚のストックする条件と一致すると考えているからだ。
よく、河川の上流の釣りは増水がキーと言うが、これを「増水=急激な増水ほど釣れる」と勘違いしているアングラーも最近は増えた。
まるで「ヒラスズキは荒れるほど釣れる」と勘違いしているのと似たように。
じつは河川の釣れる増水とは、たまにある一瞬の増水と言うよりも、安定した水位確保がなされるかどうかが、最上流部の釣りには大事だと思っている。
あまり難しくはない。
スズキが川を上る際の、生存のリスクを減らす要素とは何か?を考えればいいだけ。
餌と酸素を、効率よく取る。
この視点に、魚類として死なないようにする為には・・・を付け足すだけ。
最上流まで来るスズキの想いは、いったい何なのか。
なぜそこまでして、川へ来るのか。
そう考えると思うのだ。
スズキは今、種としての大きな変換期にあるのかもしれないと。
まぁ、そんな話はいいや。
アホらしくて聞いてられないと思うから。
日没に着いた。
正確に言うと、もう日は沈んでいるけど、ルアーはギリギリ見える時間。
車から降りて長ぐつを履き、いくつかのハンドメイドルアーを入れたボックスを取り出して、ポイントへ急ぐ。
今日のスーツは黒なので汚れが目立つ。
気を付けて草むらを進んだ。
滝壺の横に立ち、スナップを結びっぱなしのタックルから糸を引き出して、さっそくまだシンナーの香りがするミノーを付けた。
とにかくアクションを見たいので、下流へ向けて5mほど放り投げる。
滝壺のサラシを巻き込んだ水はそこそこに流れていて、着水と同時にリップが水を掴みルアーは泳ぎだす。
バルサ材を使った軽いルアーのメリットは、この泳ぎだしの速さにある。
悪くない。
ウォブリングの軸は全長1/3、フロントアイからの位置。
これが飛距離の為に、アクションの軸を1/2の位置にして残像がXの字のようになると、安定したアクションの中では口を使わせずらいルアーになる。
しっかり動きながらも、ヌメヌメ感が出るのはロールとのバランスか・・・・
そんなことを考えながらリーリングをすると、5回もハンドルを回せば足元までルアーは来てしまう。
すると、ピックアップする前に一瞬だけどサラシの中で魚が反転するのが見えた。
ん?食うか?
リールを巻くほど糸が出ていない為、ロドで少し泳がせると二発目の銀色の反転。
ギシっとバットに重みが乗る。
喰った♪
この距離のバイトはバレやすいので、一度ラインを引き出して距離を取り、改めてフッキングしてから寄せる。
滝壺で良く引いたが、それほどのサイズではないので、安心して引っこ抜く。

ヨッシャ!
いきなり釣れた!
ん??
あらぁ?
このルアーを初めて投げて、その一投目でヒット&キャッチという事は・・・

ぶっちゃけ写真出すのも恥ずかしい、実質3日で作った超やっつけ仕事(汗)
なんと、釣果率100%という事で、このルアーは絶対に釣れるルアーであるという事だ!
す、凄いものを作り出してしまった。
こんなルアーが世に出てしまったら、全ての魚類が釣り人の手によって滅んでしまう
かも知れない。
こんなルアー、なかなか無いぜ~!
まさに神宿るルアー(笑)

もう二度と使いませんw
さっさとルアーを外して、今日はもう帰ることにした。
他にも試したいルアーがあったけど、なんせこのままここに居たら、「もう一回投げてみようかな~」と、罰当たりなことを考えてしまう可能性があるもんでw
100%と50%じゃ、えらい違いだし。
あ、売り物じゃないから、JAROに通報しても意味ないからねww
■タックルデータ
ロッド Tulala グリッサンド77
リール シマノ4000XG
ライン よつあみ PE1号
リーダー ナイロン22lb
ウェストバッグ アングラーズデザイン システムバッグ
ウェアー パーフェクトスーツファクトリー閉店セール品
ルアー ハンドメ
つづく
その3
俺の宿題が終わった日
- 2018年9月18日
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