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▼ 夏の宿題
- ジャンル:日記/一般
小学4年生にもなると、凪チンの宿題もかなり難易度も上がってきた。
父として言うなら、夏休みの宿題ぐらいちゃんとやれ!なのだが、男としては「そんなん最後の日に全部まとめてやりゃぁ良いじゃねぇか」なのだ。
だが、なぜか彼は、工作関係以外はすべて最初の一週間で終わらせた。
うむ。
えらいとは思うが、少し寂しいw
さて、その父親として私は、釣りにおいて幾つかの宿題が残っている。
その最有力候補は、新河岸川での遡上限界点調査であることは言うまでもない。
この釣りは、究極に旬の釣り。
一般的な秋のハイシーズンとは、普通の人がやる河口から海にかけてシーバスが密集するからハイシーズンであるわけで、それはコチラのシーズンの終わりを告げるものでもある。
晩春~梅雨のシーズンインはそれなりに富士見市あたりで釣り、真夏は少し手を付けなかった。
そしてシーズン後半が始まるのが、8月末あたりからとなる。
今年こそ、「川越でシーバス釣れる」という宿題を、何とか終わらせたいものだと思っている。
さて、8月も末日となり、凪チンがすこしソワソワしてきた。
なに?好きな子に会うために早く学校行きたいのか?と聞くと、どうも最後に残った宿題をどうするかで悩んでいるらしい。
エライな。
俺ならその時点で、もう出すのを諦めてきたぜ。
ただ、そういう発言はしてはならないと嫁様からの助言もあり、一緒に何を作るかという家族会議が始まってしまった。
そして安易に、「じゃぁルアーでも作るか?」と言ってしまった。8/29の夜に。
ちなみに今年の2学期は、土日が月初に絡むので9/3からなのだが、夏休み最終日は花火を見に行く約束があり、実質は乾燥を除く最終工程の締め切りは31日の夜まで。
おやおやぁ?
こらぁ、普通に作ったら間に合わないぜ。
という事で、夕食が終わったら即作成に入る。

まずは設計から開始。
ルアー作りは、まずは頭の中にある形を、2次元で視覚化する事から始める。
これは、最終的な形が加工技術で変わってしまうかもしれないからこそ、最後に出来上がった時に見比べるためにも絶対的に必要なこと。
そしてアウトラインを出して手にすると、よりイメージが湧くので、この先に進む工程を理解しやすくなる。

で、目が二重になってるので、もう寝ましょう(笑)
小学生が起きていても良い時間は限られている。
翌日も、私が仕事から帰ってきて、マナちん(3歳)が寝てから作業開始。

実際にバルサを切り出し、シェイプ&内部構造作成。
ナイフを持たせることは当然危険ではあるが、その危険な道具を扱う上での基本を教える。
形になったら、ワイヤー作り。
そしてウェイトの位置決めと張り合わせ。
この日は一気に、仮コーティングまで進めた。
もちろんセルロースやウレタンのドブ漬けでは、9/3の提出には間に合わない。
選んだのは、100均で売っている4gの小分けになっている瞬間接着剤。
同じ100均でうっている2液のエポキシ接着剤も検討したが、「交ぜて塗る」の工程を教えるのが難しそうなので、より簡単な「接着剤塗りたくる」を選んだ。
これでウェイトも入り、アイも付いた、ルアーの形になったところで、サフェイサーを塗って終了。
(サフェーサーは、車修理用の筆ペン速乾タイプ)
ちなみに私も同時進行で工程の見本を見せるがてら、全く同じ形のものを作っている。
さすがに3日でミノーを完成させ、しかもやり直しの時間が無いとなると、自分のルアーで先に工程の確認をして、確証を得たやり方を凪チンに教えるしかない。
翌日、31日の夜は色付け&コーティングまで。

完全に乾燥した下地(瞬間接着剤+サフェーサー)を研いで、リップ取り付け部を切る。

切り込みに接着剤を入れてコーティング後に、台所で水研ぎをしてある程度の凸凹を取ったら色をを塗る。
最初からスプレーは使わせたくないので、もちろんハケ塗り。
私もガンプラの塗装はこうやって覚えた。
塗料はタミヤやMrカラーではなく、嫁様の化粧箱からパクったマニュキアを使う。
これは、下地にセルロース等のディッピングを使っていない為、ボディーの強さを出す為に硬くなる塗料の厚塗りをしたかったから。
とりあえず、形になったのでホッとして寝た。
翌朝は早起き。
触れる状態に硬くなっているので、リップを差し込みサイドの凹みにティッシュを押し込んで接着剤で埋める。

そしてアルミテープを切り出して貼り付け、アイシールを貼ってリップにマスキング。

この後は完全乾燥をさせるために、風通しの良い私の部屋で扇風機にあてておく。
これをやらないと、最後に塗るトップコートが先に固まってしまい、下に塗った塗料(マニュキア)のシンナーが逃げられなくなってしまう。
という事で、その間にちょっと伊香保の温泉まで。

風呂上がりにはココアだそうで。
夜に帰宅し、ココからトップコートを重ね塗りしていく。
アルミテープの段差が無くならないと、使っているうちにすぐに剥がれちゃうので。
それを見ていたマナちん、自分もルアーを塗りたいというので・・・

テキトーに木っ端で作ったおもちゃをヌリヌリ。
ある意味で、凪チンより真剣だ。。。
翌日、9/2はスイムチェックしようかと思っていたが、なんだかんだと出かけられず、夕方から花火を見て夏休みが終わった。
夜に匂いを嗅ぐと、まだシンナー揮発中なので干しておく。
翌朝、エギのブリスターに入れてあげ、持たせた。
フックもつけて、バーブの所からカットした。
それでも危ないから、「箱から出して遊ぶなよ!」と玄関で約束。
ランドセルに入れて、嬉しそうに2学期へ向けて走って行った。
まぁ、間に合って良かったね。(たぶんまだ揮発中かもしれないがw)
今年の秋は、そのルアーでシーバスを釣りに行こう♪
つづく
その2
神宿るルアー
その3
俺の宿題が終わった日
父として言うなら、夏休みの宿題ぐらいちゃんとやれ!なのだが、男としては「そんなん最後の日に全部まとめてやりゃぁ良いじゃねぇか」なのだ。
だが、なぜか彼は、工作関係以外はすべて最初の一週間で終わらせた。
うむ。
えらいとは思うが、少し寂しいw
さて、その父親として私は、釣りにおいて幾つかの宿題が残っている。
その最有力候補は、新河岸川での遡上限界点調査であることは言うまでもない。
この釣りは、究極に旬の釣り。
一般的な秋のハイシーズンとは、普通の人がやる河口から海にかけてシーバスが密集するからハイシーズンであるわけで、それはコチラのシーズンの終わりを告げるものでもある。
晩春~梅雨のシーズンインはそれなりに富士見市あたりで釣り、真夏は少し手を付けなかった。
そしてシーズン後半が始まるのが、8月末あたりからとなる。
今年こそ、「川越でシーバス釣れる」という宿題を、何とか終わらせたいものだと思っている。
さて、8月も末日となり、凪チンがすこしソワソワしてきた。
なに?好きな子に会うために早く学校行きたいのか?と聞くと、どうも最後に残った宿題をどうするかで悩んでいるらしい。
エライな。
俺ならその時点で、もう出すのを諦めてきたぜ。
ただ、そういう発言はしてはならないと嫁様からの助言もあり、一緒に何を作るかという家族会議が始まってしまった。
そして安易に、「じゃぁルアーでも作るか?」と言ってしまった。8/29の夜に。
ちなみに今年の2学期は、土日が月初に絡むので9/3からなのだが、夏休み最終日は花火を見に行く約束があり、実質は乾燥を除く最終工程の締め切りは31日の夜まで。
おやおやぁ?
こらぁ、普通に作ったら間に合わないぜ。
という事で、夕食が終わったら即作成に入る。

まずは設計から開始。
ルアー作りは、まずは頭の中にある形を、2次元で視覚化する事から始める。
これは、最終的な形が加工技術で変わってしまうかもしれないからこそ、最後に出来上がった時に見比べるためにも絶対的に必要なこと。
そしてアウトラインを出して手にすると、よりイメージが湧くので、この先に進む工程を理解しやすくなる。

で、目が二重になってるので、もう寝ましょう(笑)
小学生が起きていても良い時間は限られている。
翌日も、私が仕事から帰ってきて、マナちん(3歳)が寝てから作業開始。

実際にバルサを切り出し、シェイプ&内部構造作成。
ナイフを持たせることは当然危険ではあるが、その危険な道具を扱う上での基本を教える。
形になったら、ワイヤー作り。
そしてウェイトの位置決めと張り合わせ。
この日は一気に、仮コーティングまで進めた。
もちろんセルロースやウレタンのドブ漬けでは、9/3の提出には間に合わない。
選んだのは、100均で売っている4gの小分けになっている瞬間接着剤。
同じ100均でうっている2液のエポキシ接着剤も検討したが、「交ぜて塗る」の工程を教えるのが難しそうなので、より簡単な「接着剤塗りたくる」を選んだ。
これでウェイトも入り、アイも付いた、ルアーの形になったところで、サフェイサーを塗って終了。
(サフェーサーは、車修理用の筆ペン速乾タイプ)
ちなみに私も同時進行で工程の見本を見せるがてら、全く同じ形のものを作っている。
さすがに3日でミノーを完成させ、しかもやり直しの時間が無いとなると、自分のルアーで先に工程の確認をして、確証を得たやり方を凪チンに教えるしかない。
翌日、31日の夜は色付け&コーティングまで。

完全に乾燥した下地(瞬間接着剤+サフェーサー)を研いで、リップ取り付け部を切る。

切り込みに接着剤を入れてコーティング後に、台所で水研ぎをしてある程度の凸凹を取ったら色をを塗る。
最初からスプレーは使わせたくないので、もちろんハケ塗り。
私もガンプラの塗装はこうやって覚えた。
塗料はタミヤやMrカラーではなく、嫁様の化粧箱からパクったマニュキアを使う。
これは、下地にセルロース等のディッピングを使っていない為、ボディーの強さを出す為に硬くなる塗料の厚塗りをしたかったから。
とりあえず、形になったのでホッとして寝た。
翌朝は早起き。
触れる状態に硬くなっているので、リップを差し込みサイドの凹みにティッシュを押し込んで接着剤で埋める。

そしてアルミテープを切り出して貼り付け、アイシールを貼ってリップにマスキング。

この後は完全乾燥をさせるために、風通しの良い私の部屋で扇風機にあてておく。
これをやらないと、最後に塗るトップコートが先に固まってしまい、下に塗った塗料(マニュキア)のシンナーが逃げられなくなってしまう。
という事で、その間にちょっと伊香保の温泉まで。

風呂上がりにはココアだそうで。
夜に帰宅し、ココからトップコートを重ね塗りしていく。
アルミテープの段差が無くならないと、使っているうちにすぐに剥がれちゃうので。
それを見ていたマナちん、自分もルアーを塗りたいというので・・・

テキトーに木っ端で作ったおもちゃをヌリヌリ。
ある意味で、凪チンより真剣だ。。。
翌日、9/2はスイムチェックしようかと思っていたが、なんだかんだと出かけられず、夕方から花火を見て夏休みが終わった。
夜に匂いを嗅ぐと、まだシンナー揮発中なので干しておく。
翌朝、エギのブリスターに入れてあげ、持たせた。
フックもつけて、バーブの所からカットした。
それでも危ないから、「箱から出して遊ぶなよ!」と玄関で約束。
ランドセルに入れて、嬉しそうに2学期へ向けて走って行った。
まぁ、間に合って良かったね。(たぶんまだ揮発中かもしれないがw)
今年の秋は、そのルアーでシーバスを釣りに行こう♪
つづく
その2
神宿るルアー
その3
俺の宿題が終わった日
- 2018年9月14日
- コメント(1)
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メガバス(Megabass) (2019-11-25)
価格:¥4,222
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宿題云々の「そう言う発言するな」…この辺、わかりすぎて笑いましたよw
毎年、宿題に一生懸命な子供達をみて君ら真面目だな〜と思っとります(心の中で)(^^)
うろぼん山本
東京都