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▼ 2019春の銀山湖3
- ジャンル:釣行記
つづき
夜明け前に起きる。
久しぶりに遠征で快適に寝た気がした。
さっと一服してからフロントへ行くと、すでに釣り人達はせっせと準備をして玄関から出て行くところだ。
朝食のおにぎりを取って、さっそく車に乗り込む。

民宿のある集落から車で、バックウォーターの駐車場へひとまず移動する。
そこで荷物をまとめ、一般車両通行止めの湖岸の道を、船宿の軽トラックの荷台に揺られて本湖方面へ進む。
今年は水位が低いらしく、随分と下流まで来たところで降ろされた。
そこからリザーバー特有の干上がった崖を、荷物をもって湖面の桟橋まで降下する。

間違ったら死ぬと思う。
桟橋に着くころには汗だくになり、アウターを脱いで換気をすると、一瞬にして体温が奪われていくその速度に、この銀山湖という特殊な環境を肌に感じる。

ボートデッキは氷の世界。
銀山湖はかなり高度の高い位置にあるリザーバー。
新潟と福島県を跨ぐ位置にあり、奥只見湖と言われ只見川を堰き止めた発電用ダムによってできている。
その只見川は上流を尾瀬、下流を阿賀野川とし、日本海へ注ぎこむ川。
当たり前と言っちゃあアレなんだけど、日本固有種のトラウトが生息しているエリアだ。
その昔に開高健が愛した湖として釣り人に知られているが、何といっても大型のイワナが釣れることで有名か。
まぁ、確かに、過去にイワナをいっぱい釣った気もするが。
でも、じつはそれほどバカあたりするイメージは持ってない。
今回は解禁日に入ったけど、過去に来た時は解禁後数日の時が多かった。
で、凄く釣れるか?と聞かれると、「良い時はすごい」という普通の釣り場と同じ印象を持っている。
ただ、年に一回、解禁がらみでトラウトに行くというイベントとしては、この湖が好きだという気持ちがある。
そう、年に一回で良いの、解禁祭りは。
そして、高度が高いリザーバーと言うだけで、満足だったりするのだ。
さて、今年はどぉかいね・・・という事で、真っ先に過去に実績のあるシャローフラットへ向かうが、水位が低いために美味しい地形は10mほど陸の上にあった。
ついでに昨晩の雪とと雨で、雪代が大量に入り込み川筋は濁りがかなりきつくて厳しい様子。
ほんとならここでジックリとキャスティングの釣りをしたかったのだけど、そこから岸際を移動しながらの流す操船でキャスティングを繰り返す。
ルアーはタピオスのフローティングとハンドメイドのミノーでローテーション。
どちらも自分が手掛けたミノー。
しかし反応が無い。
碧と白の混じった水色から、イワナが飛び出すことが一度もない。
やがて川筋が終わり、本湖筋に入る。
スタンプがブレイクに絡む、赤土のバンク。
あまりにもミノーで反応が無いので、ボトムを探るためにニコバイブ15gにチェンジして丁寧に探ると、ピックアップでイワナが反転するのがしっかりと見えた。
お、初岩魚♪
その横でショータ君に何かがヒットしたようだった。
上がったんはサクラマス。
ボトムをアイスジグで探りだした一投目に来たとか。
へぇ~、やっぱりボトムか~と言いながらも、やはり根掛かりだのなんだのが多いポイントなのでやり切れず。
ちなみニコバイブは根掛ロストはゼロ。

ゾウさんフックにしたのもあるけど、何よりもフロントからシッカリボトムに触り、リフトでテールが刺さっていかない形状が肝かと。
しかし、出船から3時間、さっきのサクラ以外はノーヒットという事で、少しトローリングをすることになった。
これはこれで楽しみな釣りなのだけど・・・・
晴天が気持ちよすぎて、おにぎり食べてから即寝た(笑)
うつら・・・と目覚めると、タケさんが「何匹かあたってるけど、キャッチまで行けてない」という。
ここで操船チェンジしてもらい、自分なりになんとなくやってみるも、そう甘いものではないらしい(笑)
7色出した糸を操るのって、イメージ図が出来ないとほんと難しい。
本湖の水色は抜群にいいけど、いまだに行ってない川筋のバックウォーターに行ってみたくなったので、話をしてトローリングはやめて船を進めた。
何箇所か、ココでどうだ!的な位置に入れたけど、誰にも反応が無い。
う~、、過去最凶に釣れないぞ(笑)

晴天の青の下、白銀の山々と碧の水をたたえる湖。
あとは釣れりゃぁ100点満点なんだけどね。
お日様も天辺を超えた頃、小さなワンドの奥に流れ込む川に船を入れて、船上で昼食を取った。

ジンギスカンやって、絞めに煮込みうどん。
それでも残った汁に、ご飯ぶち込んで煮込み♡
寒いからね、喰わねば死ぬw
お腹いっぱいになって少しゆっくりしたかったけど、何気に船をアンカリングした位置が雪崩を食らいそうな雰囲気だったので沢を離脱。
移動がてらトローリングしたら、グビっとロッドが入った。
「工藤さん、巻いて!」と言われ、お言葉に甘えてグリグリ巻くと、上がってきたのはサクラマスだった。

まぁ誰の魚とか無しで、嬉しい一匹。
トローリングは一見簡単なようだけど、これもかなり奥が深い釣りだと思う。
ひとつ気が付かされたのが、キャスティングと同じタイミングで魚の前をミノーが通過した場合、トローリングはミノーが同じレンジを遠くから泳いでくるというメリットがある。
そのイメージは、キャスティングで飛距離を出すとは意味が違うのだけど。
何にせよ、とりあえず魚を触れた。
つづく
- 2019年5月17日
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