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▼ アロワナ
- ジャンル:日記/一般
都心の喧騒の中で行なわれた忘年会で遅くなり、終電で駅に着きタクシーに乗った。
運転手さんと話をすると、今年の12月は稼働率が良いらしい。
日々経済の動向は気にしているが、タクシーの稼働率はけっこうダイレクトに反応が出やすいので、乗る時は必ずそんな話をするようにしている。
末端の製造業まで良い話が来るには時間が掛かる。
だけど、嘆いて居ても仕方ないし、楽観的に口をあけていても美味しいエサは落ちてこない。
耐える・待つ・見極める
これ実は、「何もしない」という事と、アウトプットは変わらないのだ。
何事も、「事が起きる」というのは動いた結果に対しての話し。
「想い」とか「考える」とか「データの分析」とか「記録」は凄く大事だけど、アウトプットがなければ意味を成さない。
だからよく、アウトプットが苦手な人は、「記録を取る」とか「データを分析する」と言う事にたいして「意味が無い」と口にしてしまうのだ。
が、
しかし、
確かに、アウトプットをしないと決めれば、データを取る意味が無い。
手間は無駄。
だから省きたくなる。
最近は「アウトプットで生かせるデータを効率よく集める為の手段」を模索している。
やっと生きたデータが集まる仕組みは見えてきたから、そこから有効な組み合わせや重複するデータを見極めていく。
これは第2段階に入ったということだと思う。
次にやっと、本当に必要なデータの貯蓄が進み、第3段階で「実質的に有効な手を打つ」というステップ。
ココまで来て、初めてのアウトプットが生まれるのだ。
ものを創り出す仕事なのだから、アウトプットがもっとも大事。
途中の会議だの仕入先を駆けずり回るだのの思い出なんていらないのだ。
製品が評価の全て。
だからこそ、インプットの管理と「どうしたいのか」が凄く大事なのだが。
今まで無駄にしてきた時間を取り返す作業。
まだ時間は掛かる。
だけど時間はそんなに無い。
製造業に身を置くと、いつもそんな事を考えてる。
1年でもっとも動きが活発化する年末に近づく。
タクシーの稼働率も、1つのアウトプット。
渋滞する駅前の通りから抜け出し、タクシーは国道を渡る。
窓の外を眺めると、大型ショッピングモールはクリスマスの装飾。
何時もは暗く広い駐車場も、ホワイト&ゴールドで煌びやかに。
タクシーを止めてもらい、ココから歩いて帰ることにした。
お礼を言って、走り去るプリウスを見送り、タバコに火を着けて歩く。
この5分程度の散歩が、衣服に纏わり付いた都心部の空気を落としてくれる。
家のドアーを開け、まだ少しだけ温もりがある部屋。
ヒーターを点け、コートをソファーへ無造作に置き、ネクタイを緩めてパソコンのSWを押す。
パソコンが起きるまでに、キッチンへ行ってスコッチをショットグラスへ注ぎ、その中に、1つだけ氷を落とす。
氷はクルリと淵を回る。
それを見て、やっと一息ついた。
ひとくち口にして、スコッチ独特の香りを味わいながら、パソコンでルーティーンとなっているページを足早にチェックをした。
やがて、通販サイトに掲載されている、一枚の画像で手が止まる。
それは美しすぎるアロワナの造形。
一瞬にして、心がフィールドへ飛ぶのが判った。
もちろん私はアロワナを釣った事も無いし、それがどういう釣りかも知らない。
だけど、このアロワナから、なぜか初めてのフィールドに立った時のワクワクを感じた。
物を作るだけではなく、その先に感動というアウトプットがある。
私が日々仕事で取り扱う樹脂を、こうも美しく仕上げる人が居る。
ジャンルも仕事の仕方も違う。
だけど、同じ素材。
人の力って素晴らしいのだ。
明日も仕事、頑張ろっと♪
- 2013年12月19日
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