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▼ サクラの下で
- ジャンル:釣行記
桜が散るころに、毎年必ず港湾部で釣りをする。
東京の水辺は桜の木が多く、また街も明るいので夜桜が映えてすごく綺麗だ。
宇宙から見ても際立つと言われる夜の東京の明るさは、それと比例して強い影を水面に落とす。
そのメリハリと、東京湾の豊富な栄養、そして太平洋側である事による潮位変動が、間違いなく湾奥のシーバスゲームを面白くする源泉だ。
この釣りにはシーズナルパターンがある。
シーバスは季節の進行に合わせ、居場所を次々に変えていく。
東京湾の場合は、その変えていくポイントの多くに、アクセスが可能なのだ。
よって湾全体をエリアとして捉えたら、どこかしらにシーバスは居てくれるので、釣れない=魚が居ないと言い切ったら、それはアングラーの敗北なのだと思う。
居るところ探すのもアングラーの腕だし、居る魚に口を使わせるのも、やはりテクニックの有る無しで差が出てくる。
だからこそ、その状況に合わせた、道具選びも差が出る要素になる。
仮にロッドだけで言うなら、各フィールドでのベストを求めると、7fから11fまで4~5本を使い分けるようになる。
もちろん、無ければ釣りが出来ないわけでは無いのだけど。
私はこの時期の港湾では、基本的に一か所にとどまるのではなく、その時々の状況に合わせて、場所、魚が差すタイミングを予測しながら数か所を廻るスタイルで楽しむことが多い。
今年も荒川から多摩川の間の東京港湾部で、そういうゲームを楽しんできた。
スタートは新木場周辺から。
ビルの谷間に闇が広がって、時計台の色が変わった頃にゲームをスタート。
潮はそれほど動かないけど、日中の水位が下がらない。
そして南西の風が吹き続けている。
こういう時は、南にマウスがあるワンドの奥から始める。
理由は簡単で、最低潮位が下げない時は干潮でもワンド奥に魚が留まれることと、南風がワンドマウスから吹き込む地形では、表層の流れに勝てないベイト類が奥に追いやられやすいからだ。
また、春はシャローの水が暖まりやすい。
ただ、これは確率の話しでしかないので、後は現場を見てアジャストしていく。
一番奥の角へキャストできる位置に立つ。
2mほど高い足場から、そ~っと足元を確認する。
水位は低い。
足元の瀬は出ているし、一番おいしい角の角には、ほんの少ししか水が無い。
背びれが出ちゃうぐらいなので、潮がうごいていないならば確率は低いか。
足元から、干上がった瀬の外側にフォーカスする。
魚は見えないが、たまに小さな波紋が出て、その後ろの水面を何かが揺らす。
これは居る。
もう少し遅い時間ならば少し間を置くが、夕マズメの地合いの可能性があるので、すぐにルアーをキャストした。
ブレイク沿いを長く引けるトレースラインを、タピオスのフローティングでスローに引いてくる。
どれぐらいスローかと言うと、ありんこより気持ち早いくらい。
タピオスはほぼアクションしないけど、たまに揺れてくれる。
トレースラインを少しずつ深い側に移した3投目で、水中で銀色のシルエットが反転するのが見えた。
グリッサンド77のティップが、その衝撃に追従してフックセットが決まる。
サイズはアベレージなので、水面を滑らせて一度も反転させずに引っこ抜く。
その為のロッドセレクト。

やっぱり港湾は楽しい。
その後、同じような釣りを進めて、数匹キャッチしたところでパタリと止まる。
動いたのか、渋ったのか。
時間にして30分ほど。
見極めのタイミング。
試しに少し外側を意識して、ルアーを変えてレンジを下げると、20cmほどのセイゴが釣れたので、場所を変える事にした。
少し潮が上がってきたみたい。
今度はマウスからのストレート部の側面へ移動した。
ここは一見何もないただの壁だけど、潮がうごいた時にワンド内の水が撹拌されて出来る潮目が出来る。
そしてその接点の壁とブレイクに魚が付く。
ただ、その潮目の位置は激しく動くのと、入れる場所に出るとは限らないので難しい。
この側面は数百mあるけど、入れる場所は2か所だけで、横には10mしか動けない。
それと、水位は高いほうが壁につくので良い。
しかし残念ながら潮目に会えず、1バイトしか出せなかった。
でも、出ないのではなく、絶対に出せてない。
粘ってもいいけど、もう少し条件の良いところに移る。
3か所見て回り、北向きの角(最初の場所は南向きの角)はどうか?と思って入ったら、またセイゴが掛かった。

しかも群れているので、選びにくい
思い切って河岸を変える。
有明あたりを車から眺めると、何箇所か気になる場所は合った。
ただ、数人が並んでロッドを振っていたのでスルーした。
京浜運河も人が居た。
そこから少し中に入った、小さな水路と運河の出合いの部分に入る。
ベイトっ気は無いけど、橋の隙間からこぼれる光のカーテンがあり、少し静かに見守っていると小さなボイルが見えた。
さっとタピオスを入れて、ブレイクで一本抜く。

小さいけど、まぁこれも嬉しい魚。
撮影してから、リーダーを結びなおしていると人が来た。
あら、見られていた?
会いたくないのでさっさと移動する。
ちょっと大きいのを期待していたポイントだけど、このご時世なので人と話をしたくない。
車を芝浦方面に向けると、フロントガラスにポツリと雨が。
雨雲レーダーを確認すると、湾奥のこのエリアだけに雲が掛かっている。
雨かぁ・・・と思って、もう一度新木場へ戻す。
水位もいくらか上がって、シャローに魚が入っていたので、この雨はひと時合いあるかも知れないなと。
最初に入ったエリアへ戻る。
今日はここでお終いにするつもり。
ロッドを出してポイントに入ると、ちょうど雨が降り出した。
あまり意識する人はいないかもしれないけど、シャローのシーバスは雨の降り始めで活性が上がる事が多い。

ココからほんの少しのフィーバー。
タピオスのフローティングがドはまりで、ヒット数を稼いだ。
さっきは超スローじゃないと反応しなかったけど、今度は少し早いテンポのトゥイッチが良い。
試しにシンキングにしたらノーバイト。
ちゃんと釣り方とかルアーを合わせないと釣れない事は結構ある。
港湾では、そういう事が多々起きるのが面白い。
雨脚が強くなったところでロッドを畳んだ。
19:00からの4時間のゲーム。
寝不足で体力不足になっちゃ危ないしね。
10B – 8H - 7G
【追記】
さて、私の住む県に緊急事態宣言は発令されてしまいました。
釣行は発令前なのでUPに至りました。。。
昨日、サポートメーカーから対象地区に住むアングラーの「釣果UPへの自粛依頼」が来ました。
緊急事態宣言が出る前と出た後で、具体的に何が変わるのか?という人もいますが、私個人的には「法的な根拠」というものを重視しており、今後しばらくはそれに従う形をとります。
理由は二つ。
一つ目は、「メーカーは企業なので、法令というのは絶対に守らなければならない事」です。
これを守らない企業は、存続してはいけません。
もはや一般常識です。
そしてもう一つ。
今回の宣言により、今までの首長による「不要不急の自粛のお願い」とは異なり、法的にそれを要請されてしまいました。
稀に「罰則がないから意味がない」と言われる方もいますが、そもそも規制等は「罰則がある無しで守るものでは無く、法治国家においては法規制を守る事で社会が成り立っている」と考えています。
この二つの事を合わせると、「企業活動においての釣行自粛の依頼」が私の様な商業アングラーに出る事は理解できるのです。
ではちなみに、私のような者の「企業活動における釣行」とは何にあたるか?というと、やはりそれはプロモーションに携わる部分です。
ですから、外出自粛要請期間での釣行記はしばらく控えさせていただきます。
また、それを表明する企業の意思を尊重します。
では工藤は釣りにいかなくなるか?というと、実は完全なプライベートな釣りにおいてはまた違う考え方を持ってます。
先日FBにもUPしましたが、ウィルスとの接触が無い状態を維持すれば、散歩だろうが釣りだろうがそれは変わりません。
私が、「人と会わない」「人が触った(触る)物を触らない」を完全に守れる状態を維持できる場合に限り、散歩の範囲では釣りに行きます。
政府も散歩がダメとは言ってませんし、それ以上に自分で考えても「空気感染が無い」なら問題ないと思います。
メーカーも、「釣果情報の掲載の自粛」と言ってくれてます。
自粛は自粛であり、法的にも禁止では無いのです。
ですから、「企業イメージの為の個人の釣行の禁止」という事は言ったならば、またそれに従えないという事での契約解除があるならば、憲法違反になる可能性もあります。
「移動の自由は基本的人権」です。
ですから、日本政府もなかなか「外出禁止(罰則付き)」ではなく「自粛の要請」としか言えないのです。
(しかし普段あれだけ憲法に関してうるさい沖縄県知事が、宣言対象地域から沖縄に来ないでくれとお願いするとは思わなかったなぁ)
今回の緊急事態宣言も、強制力を持つものは「必要な土地や場所の借り上げ」ぐらいですしね。
その為、憲法改正も検討に入っているようです。
現状では過密エリアへ行く事は禁止出来ないので、過密エリアになりうる場所の営業の自粛要請しかないのです。
ですから、罰則がなくても従う事は、私は法治国家に住む日本人としては大事だと思ってます。
ちなみに秋の荒川の明暗部は過密地帯です(笑)
あと個人で釣りに行く時に大事な事は、ガソリンや食料の調達も日常の行動範囲内で済ませておく事かなと思います。
「不要不急な外出の自粛要請」はウィルスを外へ運ばない事と持ち込まない事ですから、「外出の痕跡(触る/会う)を残さない」と捉え、通常の行動範囲内で必要な事を済ませておこうかなと思ってます。
感染が出ている地域から持ち込まず、感染が出ていない地域には運ばない。
それともう一つ。
いつも以上に怪我をしない事と、睡眠時間を著しく削る釣りは控えます。
これは自分の身を守るため。
ただしこれも、4/9の状態での考えです。
状況は刻一刻と変化してますので、状況変化に応じた柔軟な考えをもって対応したいものです。
何にせよ、たぶんどんな時も釣りはします。
なぜならば、釣りが好きで、釣りがしたいから。
やりたいと思う事を、法の下で許される限りはやれる。
これは素晴らしい事だと思うのです。
もちろん歪な部分もあるし、民主主義と資本主義の未来が永遠とは思っていません。
しかし世界には、信仰が違うという理由だけで、人が人の自由を奪い、殺します。
「こんな大変な時に釣りに行くなんて非国民だ」などと言われない国を、子供たちに残していきたいものです。
【タックルデータ】
ロッド Tulala グリッサンド77
リール オクマ 40
ライン PE1号
リーダー 20lb
ルアー KET タピオスF
東京の水辺は桜の木が多く、また街も明るいので夜桜が映えてすごく綺麗だ。
宇宙から見ても際立つと言われる夜の東京の明るさは、それと比例して強い影を水面に落とす。
そのメリハリと、東京湾の豊富な栄養、そして太平洋側である事による潮位変動が、間違いなく湾奥のシーバスゲームを面白くする源泉だ。
この釣りにはシーズナルパターンがある。
シーバスは季節の進行に合わせ、居場所を次々に変えていく。
東京湾の場合は、その変えていくポイントの多くに、アクセスが可能なのだ。
よって湾全体をエリアとして捉えたら、どこかしらにシーバスは居てくれるので、釣れない=魚が居ないと言い切ったら、それはアングラーの敗北なのだと思う。
居るところ探すのもアングラーの腕だし、居る魚に口を使わせるのも、やはりテクニックの有る無しで差が出てくる。
だからこそ、その状況に合わせた、道具選びも差が出る要素になる。
仮にロッドだけで言うなら、各フィールドでのベストを求めると、7fから11fまで4~5本を使い分けるようになる。
もちろん、無ければ釣りが出来ないわけでは無いのだけど。
私はこの時期の港湾では、基本的に一か所にとどまるのではなく、その時々の状況に合わせて、場所、魚が差すタイミングを予測しながら数か所を廻るスタイルで楽しむことが多い。
今年も荒川から多摩川の間の東京港湾部で、そういうゲームを楽しんできた。
スタートは新木場周辺から。
ビルの谷間に闇が広がって、時計台の色が変わった頃にゲームをスタート。
潮はそれほど動かないけど、日中の水位が下がらない。
そして南西の風が吹き続けている。
こういう時は、南にマウスがあるワンドの奥から始める。
理由は簡単で、最低潮位が下げない時は干潮でもワンド奥に魚が留まれることと、南風がワンドマウスから吹き込む地形では、表層の流れに勝てないベイト類が奥に追いやられやすいからだ。
また、春はシャローの水が暖まりやすい。
ただ、これは確率の話しでしかないので、後は現場を見てアジャストしていく。
一番奥の角へキャストできる位置に立つ。
2mほど高い足場から、そ~っと足元を確認する。
水位は低い。
足元の瀬は出ているし、一番おいしい角の角には、ほんの少ししか水が無い。
背びれが出ちゃうぐらいなので、潮がうごいていないならば確率は低いか。
足元から、干上がった瀬の外側にフォーカスする。
魚は見えないが、たまに小さな波紋が出て、その後ろの水面を何かが揺らす。
これは居る。
もう少し遅い時間ならば少し間を置くが、夕マズメの地合いの可能性があるので、すぐにルアーをキャストした。
ブレイク沿いを長く引けるトレースラインを、タピオスのフローティングでスローに引いてくる。
どれぐらいスローかと言うと、ありんこより気持ち早いくらい。
タピオスはほぼアクションしないけど、たまに揺れてくれる。
トレースラインを少しずつ深い側に移した3投目で、水中で銀色のシルエットが反転するのが見えた。
グリッサンド77のティップが、その衝撃に追従してフックセットが決まる。
サイズはアベレージなので、水面を滑らせて一度も反転させずに引っこ抜く。
その為のロッドセレクト。

やっぱり港湾は楽しい。
その後、同じような釣りを進めて、数匹キャッチしたところでパタリと止まる。
動いたのか、渋ったのか。
時間にして30分ほど。
見極めのタイミング。
試しに少し外側を意識して、ルアーを変えてレンジを下げると、20cmほどのセイゴが釣れたので、場所を変える事にした。
少し潮が上がってきたみたい。
今度はマウスからのストレート部の側面へ移動した。
ここは一見何もないただの壁だけど、潮がうごいた時にワンド内の水が撹拌されて出来る潮目が出来る。
そしてその接点の壁とブレイクに魚が付く。
ただ、その潮目の位置は激しく動くのと、入れる場所に出るとは限らないので難しい。
この側面は数百mあるけど、入れる場所は2か所だけで、横には10mしか動けない。
それと、水位は高いほうが壁につくので良い。
しかし残念ながら潮目に会えず、1バイトしか出せなかった。
でも、出ないのではなく、絶対に出せてない。
粘ってもいいけど、もう少し条件の良いところに移る。
3か所見て回り、北向きの角(最初の場所は南向きの角)はどうか?と思って入ったら、またセイゴが掛かった。

しかも群れているので、選びにくい
思い切って河岸を変える。
有明あたりを車から眺めると、何箇所か気になる場所は合った。
ただ、数人が並んでロッドを振っていたのでスルーした。
京浜運河も人が居た。
そこから少し中に入った、小さな水路と運河の出合いの部分に入る。
ベイトっ気は無いけど、橋の隙間からこぼれる光のカーテンがあり、少し静かに見守っていると小さなボイルが見えた。
さっとタピオスを入れて、ブレイクで一本抜く。

小さいけど、まぁこれも嬉しい魚。
撮影してから、リーダーを結びなおしていると人が来た。
あら、見られていた?
会いたくないのでさっさと移動する。
ちょっと大きいのを期待していたポイントだけど、このご時世なので人と話をしたくない。
車を芝浦方面に向けると、フロントガラスにポツリと雨が。
雨雲レーダーを確認すると、湾奥のこのエリアだけに雲が掛かっている。
雨かぁ・・・と思って、もう一度新木場へ戻す。
水位もいくらか上がって、シャローに魚が入っていたので、この雨はひと時合いあるかも知れないなと。
最初に入ったエリアへ戻る。
今日はここでお終いにするつもり。
ロッドを出してポイントに入ると、ちょうど雨が降り出した。
あまり意識する人はいないかもしれないけど、シャローのシーバスは雨の降り始めで活性が上がる事が多い。

ココからほんの少しのフィーバー。
タピオスのフローティングがドはまりで、ヒット数を稼いだ。
さっきは超スローじゃないと反応しなかったけど、今度は少し早いテンポのトゥイッチが良い。
試しにシンキングにしたらノーバイト。
ちゃんと釣り方とかルアーを合わせないと釣れない事は結構ある。
港湾では、そういう事が多々起きるのが面白い。
雨脚が強くなったところでロッドを畳んだ。
19:00からの4時間のゲーム。
寝不足で体力不足になっちゃ危ないしね。
10B – 8H - 7G
【追記】
さて、私の住む県に緊急事態宣言は発令されてしまいました。
釣行は発令前なのでUPに至りました。。。
昨日、サポートメーカーから対象地区に住むアングラーの「釣果UPへの自粛依頼」が来ました。
緊急事態宣言が出る前と出た後で、具体的に何が変わるのか?という人もいますが、私個人的には「法的な根拠」というものを重視しており、今後しばらくはそれに従う形をとります。
理由は二つ。
一つ目は、「メーカーは企業なので、法令というのは絶対に守らなければならない事」です。
これを守らない企業は、存続してはいけません。
もはや一般常識です。
そしてもう一つ。
今回の宣言により、今までの首長による「不要不急の自粛のお願い」とは異なり、法的にそれを要請されてしまいました。
稀に「罰則がないから意味がない」と言われる方もいますが、そもそも規制等は「罰則がある無しで守るものでは無く、法治国家においては法規制を守る事で社会が成り立っている」と考えています。
この二つの事を合わせると、「企業活動においての釣行自粛の依頼」が私の様な商業アングラーに出る事は理解できるのです。
ではちなみに、私のような者の「企業活動における釣行」とは何にあたるか?というと、やはりそれはプロモーションに携わる部分です。
ですから、外出自粛要請期間での釣行記はしばらく控えさせていただきます。
また、それを表明する企業の意思を尊重します。
では工藤は釣りにいかなくなるか?というと、実は完全なプライベートな釣りにおいてはまた違う考え方を持ってます。
先日FBにもUPしましたが、ウィルスとの接触が無い状態を維持すれば、散歩だろうが釣りだろうがそれは変わりません。
私が、「人と会わない」「人が触った(触る)物を触らない」を完全に守れる状態を維持できる場合に限り、散歩の範囲では釣りに行きます。
政府も散歩がダメとは言ってませんし、それ以上に自分で考えても「空気感染が無い」なら問題ないと思います。
メーカーも、「釣果情報の掲載の自粛」と言ってくれてます。
自粛は自粛であり、法的にも禁止では無いのです。
ですから、「企業イメージの為の個人の釣行の禁止」という事は言ったならば、またそれに従えないという事での契約解除があるならば、憲法違反になる可能性もあります。
「移動の自由は基本的人権」です。
ですから、日本政府もなかなか「外出禁止(罰則付き)」ではなく「自粛の要請」としか言えないのです。
(しかし普段あれだけ憲法に関してうるさい沖縄県知事が、宣言対象地域から沖縄に来ないでくれとお願いするとは思わなかったなぁ)
今回の緊急事態宣言も、強制力を持つものは「必要な土地や場所の借り上げ」ぐらいですしね。
その為、憲法改正も検討に入っているようです。
現状では過密エリアへ行く事は禁止出来ないので、過密エリアになりうる場所の営業の自粛要請しかないのです。
ですから、罰則がなくても従う事は、私は法治国家に住む日本人としては大事だと思ってます。
ちなみに秋の荒川の明暗部は過密地帯です(笑)
あと個人で釣りに行く時に大事な事は、ガソリンや食料の調達も日常の行動範囲内で済ませておく事かなと思います。
「不要不急な外出の自粛要請」はウィルスを外へ運ばない事と持ち込まない事ですから、「外出の痕跡(触る/会う)を残さない」と捉え、通常の行動範囲内で必要な事を済ませておこうかなと思ってます。
感染が出ている地域から持ち込まず、感染が出ていない地域には運ばない。
それともう一つ。
いつも以上に怪我をしない事と、睡眠時間を著しく削る釣りは控えます。
これは自分の身を守るため。
ただしこれも、4/9の状態での考えです。
状況は刻一刻と変化してますので、状況変化に応じた柔軟な考えをもって対応したいものです。
何にせよ、たぶんどんな時も釣りはします。
なぜならば、釣りが好きで、釣りがしたいから。
やりたいと思う事を、法の下で許される限りはやれる。
これは素晴らしい事だと思うのです。
もちろん歪な部分もあるし、民主主義と資本主義の未来が永遠とは思っていません。
しかし世界には、信仰が違うという理由だけで、人が人の自由を奪い、殺します。
「こんな大変な時に釣りに行くなんて非国民だ」などと言われない国を、子供たちに残していきたいものです。
【タックルデータ】
ロッド Tulala グリッサンド77
リール オクマ 40
ライン PE1号
リーダー 20lb
ルアー KET タピオスF
- 2020年4月10日
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久しぶりに覗いたら
ずいぶん丸くなってらっしゃる
あっ!見た目のお話ですw
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