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たぶん、まだ居ると思うんだ

  • ジャンル:日記/一般
埼玉県西部在住で近所の渓流魚と言うと、秩父方面に行くのが普通。
もしくは少し横に走って奥多摩、もしくは群馬の利根川水系あたり。
釣りたい人は栃木~福島も十分に日帰り圏内だろう。

でも、やっぱり近いのは荒川水系。
 
関東平野の中心を流れる荒川は、北西部の多くの支流の水を集めて、大河となって東京湾奥のど真ん中に注ぎ込むのだが、その全ての支流が渓流魚の生息に適しているわけでは無いらしく、様々な情報をあさっても「ココは居ない」という川が結構ある。
たぶん、生息はできるだろうけど、「生息しているとする数」に達していない。
 
「昔は居た」がちょこちょことあるのだ。
もちろん漁協放流と言う話しではなく。
 
 
その昔、今は立ち入り禁止になったあるリザーバーのバックウォーターで、年配のヤマメ釣り師と会った。
 
真夏の太陽が照り付ける午後に、白っぽい景色の中で倒木に腰かけながらお茶を飲み、ボソッと言われたこと。

「たぶん、まだ居ると思うんだ」

ダムになる前、この川は恐らく関東平野の中で最も平地に近く標高の低い源流で、ヤマメの住む川だった。
その理由は、この丘陵の湧き水なんだけどね。
そう言って、少し昔の話を教えてくれた。

いまあるそのバックウォーターは、ダムを造った時にできた、はるか遠くの川から地下水道を通ってくる水を吐き出す、ただの水道でしかない。
本当の水源は、今はもう湖底に沈む。

 
20年以上も前。
当時バス釣りに熱中していた私にはそれほど気に留める話では無かった。
ただ、あれからそのダムで、ヤマメ釣り師と会う事は無かった。
 
ひと時代が変わり今、自分の足でわずかながらも渓流魚を楽しむようになってから、なぜかあの日のヤマメ釣り師の言葉をよく思い出すのだ。
 
たぶん、まだ居ると思うんだ。
 
 
今年は秩父山系ではなく、その手前の川に入る事が多い。
地名は伏せるが、昔よなよな車やバイクで走り回っていたエリア。
 
竿を持っていく事もあるし、家族と散歩で行く事もある。
 
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地図を見て水系を遡り、ひょっとしたら居るんじゃないかな?なんて。
 
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魚が居るから禁漁なのか?
 
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それとも、神様が居るから禁漁なのか?
 
どっちだろうか。
そんな話を家族とするのも楽しい。
 
 
枝沢を見て回ってたら、結局分水嶺を超えて秩父盆地まで来てしまった。
 
 
せっかくなので、阿佐美氷でカキ氷。
 
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おばあちゃん見かけなかったな。。。
 
その後に、荒川本流で子供たちがちょっと釣り。
 
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台風余波の雨雲が来るまで、夕方の1時間ほどだったけど良い時間を過ごせた。
 
たぶん、まだ居ると思うんだ。
その言葉、色々な想いがあるんだよね。
 

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