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▼ 夏渓流(後編)
- ジャンル:釣行記
つづき
前編はこちら
関越トンネルで一気に谷川連峰を超えたのは良いが、そもそもどこに行くかがいまいち決まってなかったのに気が付いたのは、すでに一つ目のインターを過ぎてからだった。
この先行ったら新潟の平野部なので、当然どこかのICを下りて再び山岳渓流エリアに行かなくてはならない。
しかし二人とも、「なんとなくこの辺で良いんじゃないの?」的なことは理解しているが、そこがうわさに聞いた「ブルック幾らでも釣れるエリア」かも怪しいもんだった。
ショータ君が助手席で携帯をいじりながらあれこれ探している間に、すでに二つ目のICを通過した。
もう何でもいいから、次で下りてみた(笑)
ショータ君はお腹が減ると著しく機嫌が悪くなるので、とりあえずコンビニ探しながら道を進むと、どおやら真逆の方向に向かっていることが判りUターンが嫌いなので裏道を逆方向へ進む。
そこから2回道を間違えて、明らかに飲食店がない雰囲気の道を進む。
助手席でショータ君は不機嫌になってきた。
あぁ、そうそう、言い忘れた。
おれ、釣り行くとほとんど飯食わないんだよ(笑)
1時間ほど走って「なんとなくこの辺りかな?」というエリアに入ったのでコンビニへ。
幸いに川の近くなのでそこで仮眠をした。
お腹がいっぱいになったショータ君は、バックシートで気持ちよさそうに寝たので一安心だ。
夜が明ける頃に起きて、散歩がてら川をのぞいてみた。
なんか違くねぇか・・・
ロッドを出さずに移動。
グーグルでそれらしい場所を見つけ、高度を上げる(イワナ系だから標高高いほうが良いかなと)方向へ走る。
30分ほどで一か所目。
あ、ここじゃね?という場所だったけど、とりあえずぐるりと一周してみた。
そう、一周。
実は川ではなく、うわさで聞いていたのは高所にある野池なの。
そしたら残念。
ここには立派な看板で「釣り禁止!」と書いてあった。
まぁ仕方なし。
そこから近隣にある何か所か(野池群です)を回り、やっと釣りができたのは野池というよりも湿原の端っこの水たまり。
ササッと準備して、一投目。
何かがバイトした。
おや?
なんか小さいのがいる?
ショータ君もバシバシにあたるという。
そのうち、一匹が掛かり、3秒でばれた。
なんか赤っぽかったけど、ウグイ?
ルアーのハリが腐ってると釣れないことに気が付き、一回車に戻って針を変えての一投目。

釣れた。
ハリ、大事だねw
その後も二人で何匹飼掛けて、どうもデカいのがいないっぽい(たぶん湿原の中にいるんだろうな)ので、そこからひたすらランガンしてみた。

田んぼの中にある野池や、

こんなニッチな水路も丁寧に回る。
え、そんなとこ?と思うかもしれないけど、実際に山形や秋田ではこういう場所で結構釣ってきたので、けっこうワクワクドキドキでルアーを入れてみた。
結果、野池にはスモールがいて、水路にはナマズがいた。

↑掛けるまでは、でえけぇイワナかと思ったけどなw
晴天の中、二人で馬鹿笑いしながらの旅。

たまに休憩。
さて、こうなってくると、野池から流れ出た河川の本流はどうなんかな?と思い、枝沢を見ながら少し高度を下げていくが、見事に魚の反応がない。
どうもブルックはある水系一本に絞られている感じ。
まぁでも、もう釣ったから、本流でヤマメでも探してみようか?という事で、本流の出会いまで来た。
橋からのぞき込むと、数十メーター下にはきれいな川と堰堤、そして広い河原が見えたので、谷あいを下りていく細い道に車を滑り込ませた。
この時点で「絶対に釣れるね!」的なポイントという事もあり、ゆっくりと坂を下って無事に河原へ出た時には「おらワクワクが止まんねぇ!」とバカそのものだった。
が、しかし、ここでついに奴らが出た。
橋の下の日陰に車を止めようとすると、カチン!カチン!となんか音がする。
何の音?
車を止めた瞬間、あっという間に白と黒のハエの親分みたいな虫に囲まれた。
こ、これがうわさのメジロアブか(汗)
その数、10匹20匹ではない。
推定1000匹?
とにかく半端ない数のアブが、なんか猛烈に怒り狂って車にアタックしてくる。
もう、怖くて車から降りるなんて無理!
ダメじゃね、コレ・・・
エアーサロンパスとか、そういう次元じゃねぇよ(涙)
その後、本流筋で何か所かに車を入れたが、どこも同じようなのでもうあきらめて、ほかの水系に寄り道しながら思い切って群馬に行くことにした。
寄り道途中で何本かのイワナとヤマメの川を探った。

ホント不思議なもんで、標高なのか地域なのかは解からないけど、居ないところには全くいない。
あ、メジロアブね。
魚はどこでも居て、飽きない程度に釣れてくる。

ルアーは流れに負けないように、デンス37Sにした。
実績のあるルアーは迷わないから楽ね(笑)
ボチボチとショータ君のお腹が減ってきたみたいなので、慌てて群馬県に向かう。
せっかくなので昔から通っている、水上の蕎麦屋さんへ連れて行きたかった。

中途半端ではない田舎蕎麦を出す店なので、このエリアに来ると必ず寄っている店。
お腹いっぱいな様なので安心し、少し目を付けていた川に入った。
ちょうど午前中にやったエリアとは、谷川岳を挟んで逆に流れる川。
それは流れ込む先が、日本海と太平洋との違いでもある。
ここからは川に入る釣りなので、二人ともゲータースタイル。

進んでいけば、サイズ問わずポツポツ。
本流から枝沢へ入り、少し進んだところで夕方となった。

初めての渓流、そして装備(地図無し)を考えて、上り詰めて道に出る自信がないので、今日の釣りをここで終えることにした。
この先はまた今度、ショータ君と来ようかと思う。
其れで良いかなと。

夏の1日の遊びとして、渓流釣りは本当に楽しい。
何と言うか、少しヒラスズキと似ている部分もある。
無理なくこれからも、「楽しみ程度」で足を運ぼうと思う。
つうか、冬の間にルアーつくっとこ(笑)
■タックルデータ
ロッド Tulala Portamento170
リール シマノ
ライン PE0.8 リーダー10lb
ルアー デンス37 ハンドメ
■遡行アイテム
ゲーター アングラーズデザイン
シューズ アングラーズデザイン
ヒップバック アングラーズデザイン
前編はこちら
関越トンネルで一気に谷川連峰を超えたのは良いが、そもそもどこに行くかがいまいち決まってなかったのに気が付いたのは、すでに一つ目のインターを過ぎてからだった。
この先行ったら新潟の平野部なので、当然どこかのICを下りて再び山岳渓流エリアに行かなくてはならない。
しかし二人とも、「なんとなくこの辺で良いんじゃないの?」的なことは理解しているが、そこがうわさに聞いた「ブルック幾らでも釣れるエリア」かも怪しいもんだった。
ショータ君が助手席で携帯をいじりながらあれこれ探している間に、すでに二つ目のICを通過した。
もう何でもいいから、次で下りてみた(笑)
ショータ君はお腹が減ると著しく機嫌が悪くなるので、とりあえずコンビニ探しながら道を進むと、どおやら真逆の方向に向かっていることが判りUターンが嫌いなので裏道を逆方向へ進む。
そこから2回道を間違えて、明らかに飲食店がない雰囲気の道を進む。
助手席でショータ君は不機嫌になってきた。
あぁ、そうそう、言い忘れた。
おれ、釣り行くとほとんど飯食わないんだよ(笑)
1時間ほど走って「なんとなくこの辺りかな?」というエリアに入ったのでコンビニへ。
幸いに川の近くなのでそこで仮眠をした。
お腹がいっぱいになったショータ君は、バックシートで気持ちよさそうに寝たので一安心だ。
夜が明ける頃に起きて、散歩がてら川をのぞいてみた。
なんか違くねぇか・・・
ロッドを出さずに移動。
グーグルでそれらしい場所を見つけ、高度を上げる(イワナ系だから標高高いほうが良いかなと)方向へ走る。
30分ほどで一か所目。
あ、ここじゃね?という場所だったけど、とりあえずぐるりと一周してみた。
そう、一周。
実は川ではなく、うわさで聞いていたのは高所にある野池なの。
そしたら残念。
ここには立派な看板で「釣り禁止!」と書いてあった。
まぁ仕方なし。
そこから近隣にある何か所か(野池群です)を回り、やっと釣りができたのは野池というよりも湿原の端っこの水たまり。
ササッと準備して、一投目。
何かがバイトした。
おや?
なんか小さいのがいる?
ショータ君もバシバシにあたるという。
そのうち、一匹が掛かり、3秒でばれた。
なんか赤っぽかったけど、ウグイ?
ルアーのハリが腐ってると釣れないことに気が付き、一回車に戻って針を変えての一投目。

釣れた。
ハリ、大事だねw
その後も二人で何匹飼掛けて、どうもデカいのがいないっぽい(たぶん湿原の中にいるんだろうな)ので、そこからひたすらランガンしてみた。

田んぼの中にある野池や、

こんなニッチな水路も丁寧に回る。
え、そんなとこ?と思うかもしれないけど、実際に山形や秋田ではこういう場所で結構釣ってきたので、けっこうワクワクドキドキでルアーを入れてみた。
結果、野池にはスモールがいて、水路にはナマズがいた。

↑掛けるまでは、でえけぇイワナかと思ったけどなw
晴天の中、二人で馬鹿笑いしながらの旅。

たまに休憩。
さて、こうなってくると、野池から流れ出た河川の本流はどうなんかな?と思い、枝沢を見ながら少し高度を下げていくが、見事に魚の反応がない。
どうもブルックはある水系一本に絞られている感じ。
まぁでも、もう釣ったから、本流でヤマメでも探してみようか?という事で、本流の出会いまで来た。
橋からのぞき込むと、数十メーター下にはきれいな川と堰堤、そして広い河原が見えたので、谷あいを下りていく細い道に車を滑り込ませた。
この時点で「絶対に釣れるね!」的なポイントという事もあり、ゆっくりと坂を下って無事に河原へ出た時には「おらワクワクが止まんねぇ!」とバカそのものだった。
が、しかし、ここでついに奴らが出た。
橋の下の日陰に車を止めようとすると、カチン!カチン!となんか音がする。
何の音?
車を止めた瞬間、あっという間に白と黒のハエの親分みたいな虫に囲まれた。
こ、これがうわさのメジロアブか(汗)
その数、10匹20匹ではない。
推定1000匹?
とにかく半端ない数のアブが、なんか猛烈に怒り狂って車にアタックしてくる。
もう、怖くて車から降りるなんて無理!
ダメじゃね、コレ・・・
エアーサロンパスとか、そういう次元じゃねぇよ(涙)
その後、本流筋で何か所かに車を入れたが、どこも同じようなのでもうあきらめて、ほかの水系に寄り道しながら思い切って群馬に行くことにした。
寄り道途中で何本かのイワナとヤマメの川を探った。

ホント不思議なもんで、標高なのか地域なのかは解からないけど、居ないところには全くいない。
あ、メジロアブね。
魚はどこでも居て、飽きない程度に釣れてくる。

ルアーは流れに負けないように、デンス37Sにした。
実績のあるルアーは迷わないから楽ね(笑)
ボチボチとショータ君のお腹が減ってきたみたいなので、慌てて群馬県に向かう。
せっかくなので昔から通っている、水上の蕎麦屋さんへ連れて行きたかった。

中途半端ではない田舎蕎麦を出す店なので、このエリアに来ると必ず寄っている店。
お腹いっぱいな様なので安心し、少し目を付けていた川に入った。
ちょうど午前中にやったエリアとは、谷川岳を挟んで逆に流れる川。
それは流れ込む先が、日本海と太平洋との違いでもある。
ここからは川に入る釣りなので、二人ともゲータースタイル。

進んでいけば、サイズ問わずポツポツ。
本流から枝沢へ入り、少し進んだところで夕方となった。

初めての渓流、そして装備(地図無し)を考えて、上り詰めて道に出る自信がないので、今日の釣りをここで終えることにした。
この先はまた今度、ショータ君と来ようかと思う。
其れで良いかなと。

夏の1日の遊びとして、渓流釣りは本当に楽しい。
何と言うか、少しヒラスズキと似ている部分もある。
無理なくこれからも、「楽しみ程度」で足を運ぼうと思う。
つうか、冬の間にルアーつくっとこ(笑)
■タックルデータ
ロッド Tulala Portamento170
リール シマノ
ライン PE0.8 リーダー10lb
ルアー デンス37 ハンドメ
■遡行アイテム
ゲーター アングラーズデザイン
シューズ アングラーズデザイン
ヒップバック アングラーズデザイン
- 2016年8月30日
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