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ベイトロッド開発5

  • ジャンル:釣り具インプレ
今年は関東も長梅雨。
 
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川遊びができないので近所の釣り堀へ行って、お茶を濁す程度に子供たちへ釣りを教えている。
 
金魚釣り堀の良いところは、金魚が丸見えなところ。
エサをつつくと、どうやってウキが動くかが一目でわかる。
 
学習ってのは、言葉で知識を入れるだけでは理解をすることが難しい。
と言うか、単語の意味が腹に落ちてないと、実は全く理解できてなかったりする。
 
釣りでもよく初心者へ「そこで合わせて!」と言ってみたりするが、「合わせるってなぁに」が解決できてないと、まったく伝わらないのだ。
そして、やっかいなのは中途半端に理解度を持つ大人。
 
「合わせる」=えい!って竿を上にあげるんでしょ?そんなの解かってるよ!
 
という言葉の理解はできているが、目的と手段がごっちゃになっていることが多く、ウキがピコピコした瞬間にオーバーに竿を腕でさびくもんだから、3歩遅れて糸に針がついてきてしまい口にさすことができなかったりする。
 
合わせるというのは、口に針を乗せて掛けることが目的。
手段としては、糸を素早くまっすぐ引く為に、手首のスナップと竿の弾性を使う。
 
掛かった後に、針のテンションを維持し、糸に負担を掛けない為に、大きくストロークしながらロッドを曲げる。
これは、掛かった後の仕事であり、それは合わせではないのだけど、一連の動作は全て連動して行うので、合わせを理解をしていないと「大きなアクション」だけを真似してしまう。
 
シーバスの合わせも、実は同じ事をしているのだけど、針が大きく口が硬い魚を相手にする場合は、手首のスナップでは刺さらないから大きなストロークを要する。
というか、ウキが無いから、アタリが手元に来た時は既に反転されているのが殆どなので、「乗せて刺す」のうちの「乗せて」はロッドや針が勝手にやってくれることが多い。
その点、トラウト管釣りとかバスの人たちは、ラインをウキと同じく使う事で、「乗せて掛ける」を上手な人ほど積極的にコントロールしている。
 
シーバスは巻く釣りだけだと、なかなかそういう部分を神経質にやる人は意外と少ない。
見える魚の釣りじゃないから仕方ないんだけどね。
 
過去に「一日に何百と言うバイトを目視した経験」があるが、アングラーが気付かない(気が付けない)バイトは結構多いものだ。
触りに来て反転するだけ魚の、なんと多い事か。
 
たまにその反転の時に、針が口の外に掛かることが在る。
また、小さいバイトの時にも、フックが口の中に入らずに外に掛かることが在る。
特に下あごとかに。
 
そう言う掛かりが圧倒的に多い時は、何かを少しずらす(速度、アクション、レンジ、色、等々)と、口の中に入ってくれたりするけど、実はロッドもここで仕事をしてくれる。
 
硬すぎるロッドはこの時に、ルアーを口元から取り上げるようなアクションをしてしまう。
ちょっと表現的に正しくないけど、個人的には「水を切ってしまう」という現象。
ルアーがリトリーブしている時からすでに、水流の変化に追従してくれないので、ルアーは不自然に掻き分けながら移動している事が多い。
 
対象にある柔らかすぎるロッドは、針を乗せた後に刺し込むパワーが足りない事が多い。
その為に、バイトして乗った後に数秒でバレることが在る。
曲がる竿で曲げれなかった時は、悲しくなるほどバレたりする。
でも、掛かったら、そう簡単にバレないし、ラインブレイクもしにくい。
 
この二つの現象には、それぞれに対策がある。
硬い竿の時は、リトリーブからラインをたるませることを意識する。
柔らかい竿の時は、ファーストランが終わって「魚の頭がこっちを向いた時」に追い合わせを入れる。
これは確率の問題だけど、頭が向こうを向いている時の追い合わせは、針を外す方向に力が加わりやすい。
 
では、一本のロッドで、両方の特性をバランスよく持たせることができないものか・・・
 
と言うのは、20年も前から考えていたメーカーはちょいちょいある。
ただ、まだナイロンの時代だったけど。
 
今、PEラインが主流となったシーバス。
それに合わせたロッドの考え方は、いまのシーバスロッド開発では常識となっている。
と同時に、モノフィラはリーダーにしか使われなくなった。
 
太くて、伸びて、沈む。
このモノフィラの良さは、もはやメインラインでの使用を過去のものにしてしまったのは、PEラインと同じくもう一つのシーバスの常識である、「リールはスピニング」というものだ。
 
初心者にも飛距離が簡単に出せて、扱いが容易なスピニングリール。
その分、操作感は悪いしパワーを伝えるのにも向かない。
しかし、夜の釣りであることや、キャストの精度もあまり求めず、投げて巻くだけの釣りがメインという事もあって、やはりスピニングが主流になる条件がそろっているし、リールもすごく進化した。
 
しかし、どうしても「糸を直角に曲げて巻く事」と「ラインの放出ではフリーになる事」のデメリットは消せない。
その結果、「太い糸が巻けない」となる。
あ、いや、正確には大きい番手のリールを使えば巻けるけど、明らかにロッドとのバランスが悪くなってしまう。
PE3号以上を使うなら、シマノなら6000番あたりからだけど、それに合う9fのシーバスロッドってあんま無い。
在ってもガチガチだったりする。
もちろん、小さいリールに太い糸を巻けば、ライン量は巻けないしトラブルも起きる。
スピニングのそれは、ベイトのバックラッシュよりもたちが悪い。
 
そもそも、そういう太い糸が、シーバスルアーともアンマッチ。
 
だったのだけど・・・
 
実は昔から、「バランス悪いけど太い糸を使いたい」という釣りは在った。
ストラクチャーや流れの影響で、魚を走らせることができない河川の釣り。
また、秋のでかいスズキをターゲットにした時だ。
 
じつはスピニングでも、ロッドはそういうものが最近は結構ある。
ただ、リールがアンマッチになってしまうと感じている。
 
強いロッドに細いPEほど、デカい魚を釣るのに向かないものはないなと。
一瞬のテンションで、けっこう簡単にブレイクするのを何度も見てきた。
 
そこで一つの解決策が、ベイトタックルだと思ったのが5年前。
 
「曲がる」と「パワー」の両立がしやすい構造。
太い糸が扱える事。
 
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そして、最近のベイトリールは「海でも使える」のが当たり前になったのは大きい。
 
今のところ、リールはシマノ、ダイワ、アブの三機種を使ってテストしているけど、それぞれにメーカー毎の特性があってまだ決めかねている。
 
PE2号を使うなら、今のところダイワのジリオンがすごく良い。
ナイロンの20lbならばアブのビックシューターコンパクトの糸巻き量は魅力
PE1号ならばシマノのエクスセンス。
 
それぞれにメリットを生かすという考えになってきたのだが、実は大事なのはリールではなく「ラインの銘柄」なのではないかと最近思う。
 
圧倒的にベイトに向かないPEラインとかがある。
そこはもう少し色々やってから。
 
ロッドはルアーの重さに対してのブランクの調子がすごく重要で、そこでブレてしまうと取り返しがつかないなと言う感じ。
 
今のブランクがかなり良いところまで来ているけど、まだ100%とは言えない部分がある。
秋の大きいスズキ狙いでもう少し見極めたい。
 
キャスト~リトリーブ~合わせ~キャッチ。
ルアーロッドは欲張りかもしれない。
ゆえに、色々な選択肢があるので、どれが一番とはなかなか言いにくい。
アッチを立てればこっちが立たず。
でも、逆に言えば、明確なコンセプトを持てれば、そこへ向かうことも出来るという事だ。
 
やはり「使う意味」は粗末にできない。
 
 
【お知らせ】
 
7/27(土)に東京のマニアックスさんでツララの展示受注会です。
ロッドの他にもアパレル関係もあるみたい。
 
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開発中のベイトロッドを持っていきます。
遠慮なく触ってみてください。
 

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