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直火禁止?

  • ジャンル:日記/一般
最近は家族で川遊びをすることが増えた。
 
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その時の楽しみの一つが、川原で肉を焼くこと。
 
そう言えばこの数年、「直火禁止」という事をよく耳にする。
だけど正直言って、私にはその意味が良く判らないのだ。
 
キャンプをする友人たちから事情を聴くと、主に理由は二つがあげられる。
一つに「土中の微生物が死ぬこと」が環境負荷となる考え。
もう一つがマナーの問題で、炭を残すことで後から来た人が不快な思いをする(テント汚れるとか)為だとか。
 
その為に、焚火台というものを使い、また食事はすべてコンロを使うらしく、アウトドア用品店にはそのような製品が沢山並んでいるのだそうだ。
 
もちろん、「禁止」と書かれるような場所(何かしらの占有権があるんでしょうから)で、意地を張って焚火はしないけど、なんとなくキャンプって何だろうか・・・と思ってしまう。

出来る限り少ない物資の中で、工夫して快適さを探し求める。
 
邪魔な石があるならどける。
窯に使う石があるなら集める。
火を起こしやすいように、風を読む。
坂なのか、平地なのか。
水は来ないか、虫は来ないか。

そういうものから、地形や天気に関するたくさんの事を学んだ。
 
当たり前だけど、人に会いたくないし、人が居た痕跡は興ざめする。
そして、後から来る人ももちろん、同じく人が居た跡は嫌だろうから、自分が居た痕跡はできるだけ残さない。
 
そういう部分を、最小限の道具と労力でクリアするのが、キャンプの楽しさのような気がするのだが、この20年ぐらいで一般的なキャンプの概念は変わってしまったらしい。
 
まぁ、そもそもキャンプ場でキャンプしてないから、友人に言わせると「それは野宿だ」という事らしいのだが。
 
あぁ、そうそう。
直火で死ぬ土中の微生物と、焚火台を作るために工場にて行われる生産過程で発生する環境負荷はどっちが多いか・・・なんて野暮なことは言いません。
どう考えても、微生物論は無理(科学的根拠)があり、共同で使うキャンプ場等のマナーの意味ならば、ある程度は納得する部分はある。

というか、「便利だから」っていうなら、そりゃぁ良いかもね♪と思います。(この便利には、痕跡を消す為の労力が軽減されることも含んでね)

実際に私も、薪がない時の事を考えて市販の炭を持ってくこともありますし、着火にはライターを使う時点で「文明からの100%離脱」はできません。
テントやシュラフも、家族で寝るには必需品。

そう、ある程度は、ある。
それはそうなんだけどね・・・

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自分の子供に、キャンプで教えたいのは何か・・・
ってことで。
 

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