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続けてるヤツが一番

  • ジャンル:style-攻略法
「継続は力なり」とガキのころから散々言われてきた私。
集中力はあるけど、なかなか継続してやりきる事が出来ない子供でした。
 
そんな私が、「やっぱり続けているヤツが強いよな~」と感じ始めたのは、レース人生も終盤になったころ。
若手で「オレ、コンだけ凄いです」ってヤツはいくらでも居るけど、何気に登っていくやつらは最初は地味なヤツが多い(笑)
 
遡って10数年前。
街中でバイク乗り回して遊んでいたころに、「レースやりたい」って言った仲間が10人くらい居た。
 
みんなで、レースオンリーのチーム作るぞ!と。
まぁありがち。
 
で、見事に私は彼らを裏切って、近所の名門プライベートチームへ友達と2人で行き、その門を叩いた。
もちろんアポなし、コネなしで突撃訪問w
そしたら、「来週にチームミーティングあるから、それ見てからもう一度考えろ」と言ってもらい、その日は簡単な話だけ聞いて帰った。
 
翌週、ミーティングに顔を出し、お世話になる事にした。
先輩達は当時のトップライダーばかり。
もちろん、雑巾掛けからの始まり。
 
たぶんね、10人の仲間と一緒にやっていたら、「楽しいね~」ってだけで終わっちゃうのが目に見えていたから、あえて自分よりもレベルの高い人のところに飛び込んだ。
キツイけど、本当に充実した日々。
 
やがて気が付くと、一緒に入ったはずの友達は居なくなっていた。
理由は「金が無い」だった。
 
酒飲んで女引っ掛けて車乗り回して金がないと。
そりゃぁ仕方ないね♪
 
数年後、振り返ると当時「レースやりたいね」と言っていた仲間は、たった一人も残っていなかった。
理由は「勝てないからつまらない」と。
 
勝てない相手に勝ちたいではなく、今の状態で勝てるフィールドが気持ちいのは、そりゃぁ誰だって一緒かもしれない。
ほっといたw
 
けっこう、ああだこうだと言われもした。
でもね、あんまり心も痛まなかった。
だって、自分のレースで頭の中がいっぱいなんだもんw
 
どうやれば勝てるか。
何が自分に足りないのか。
 
勝ち癖を付けたくて、地方のレースとか出てみた。
でも、レベルの低いところで努力もしないで勝っても、結局は得るものなんてほとんど無かった。
 
何年か、ひたすら練習の日々。
 
やがて、シリーズランキングが毎年上がってきている事で、成長すると言う意味が少し解りかけた。
全てが、良き先輩や仲間との出会いのおかげ。
 
そして知ったのは、「続けてるヤツが一番」という結果。
 
もともと、才能がある訳でもない自分が勝つには、人以上に努力をすれば良いだけの話し。
それはもちろん情熱があってこそ。
 
生き残った人たちは、みんな情熱を肥やしにして練習に明け暮れていた。
 
気が付くとステージからは一人消え二人消え。
しかし下からは毎年新人ちゃんが鼻息荒く上がってくる。
 
そういう入れ替えの循環があり、それは少しはなれて見ると世代交代だったりもする。
 
必ず自分もそのステージを降りる時が来るのを知っていたが、とにかく目の前の事を全力でやるしかなかった。
答え合わせはレースで。
だから、レースは頑張るんじゃなく、ただの発表会だった。
練習でやれた事以上は望まないし、練習でできた事は必ずできると信じて。
 
がむしゃらに突っ走ったあと、ふと後ろを振り向けば、かつて望んだ位置に居ることに気が付き、またあのころの自分のようにその頂を目指す若手がひしめき合う。
 
嫉妬、憎悪、憧れ、希望、絶望
全部がごっちゃ混ぜの世界では、結局は「人が何をしたかではなく、自分が何をしたか」で答えが出る。
 
ちょっとやってダメだったからあきらめるヤツ。
ちょっとやって上手くいったから天狗になるヤツ。
 
長い目で見るとどっちもダメね。
最後にはコツコツやってきたヤツに全部食われる。
 
食われたヤツが必ず言う。
「自分は悪くない。時代が、あいつが、チームが、金が、時間が、ルールが、女が、怪我が、年が、」と。
そして「オレはこんなに頑張ってるんだ!」の決めセリフ。
 
全部自分で選んだはずなんだけどね。
 
まぁ、極まれに、「おれ、あんなに頑張れない」ってのも聞く(爆)
そういう人間が「優勝したい」とか言うのを見るとシラケるけど、「やれる範囲で頑張って、入賞できたらいいなぁ」とか聞くと応援したくなる。
実はその手のヤツに限って、猛烈にコソ練してたりするので。
 
 
『継続は力なり』
 
今思えば、継続させるコツは簡単。
 
ゆっくりと、自分を大きく見せようとせず、
ただあるがままに、自分をコントロールしながら歩くだけ・・・
 
出来ない事を出来ると言わず、出来る事をきちんとこなす。
その上で、一番大事なのは、「出来る事を増やす為に、失敗を恐れず挑戦する事」なんだと思う。
 
これ、「やりたい」という言葉。

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