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新年のご挨拶

  • ジャンル:日記/一般
明けてしまいましたね、おめでとうございます。
本年も、「釣果を出す為のプロセスを楽しむスタイル」を崩さずに、安全で楽しい釣りを皆様へご提案して行きます。
たまに訳の解らないことを言いますが、寛大にお許しを戴ければ幸いかと思います。
 
去年の暮れに凪チンが怪しげな風邪を引きました。
新年早々に、コ汚い画像でスミマセンw

職場でこんな鼻水をたらしてるスタッフが居たら、ぜったいに近寄らない(近寄らせない)のですが、それが我が子ならば仕方なし。
期待通りに感染しました。
年始は40度近い熱にうなされて、1日に対して18時間/24時間の睡眠をとる毎日。
まぁ、毎度の事です。
 
バファリンとパブロンゴールドで関節の痛みを緩和しつつ、起きてる時間には1年間お世話になったリールのメンテナンスを。
そういえば去年の暮れに取材で、「リールの芯出し」の話をしたのを思い出しました。
 
エンジンならば、クランクシャフト、ベアリング、クランクケースの受けを中心に統一する事。
また、それによって、コンロッドとピストンとリングとシリンダーの摩擦抵抗値を大幅に減らすことが出来ます。
その結果、物凄くステキなエンジンが出来るのです。
なんのこっちゃ?ですね(笑)
モータースポーツをやっていた人ならば、常識的に知っている事ですが、あまり釣り業界では聞かないことだったので、ついつい某記者さんと話し込んじゃいました。
 
判りやすく言うと、「構成部品の全てのセンターを出す作業」のことです。
釣りで用いるリールも、何気にエンジンと似たような構造をしています。
センターにギヤをもったシャフト(しかも軸受けでベアリングが入ってる)があって、それに直角方向からハンドル(入力)のシャフトとギヤが入ってきます。
この全てのシャフト・ギヤ・ベアリングの中心の芯のブレを無くす事で、恐ろしくスムーズな回転を得ることが出来るのです。
これをやると、ハンドル回してベール部分が回転するまでの雑音や抵抗を減らすことが出来るのです。
 
まぁ、そこまでのスムーズさがシーバスで必要か?と聞かれれば「私の釣りでは必要ない」と応えてますが、そういう「物のポテンシャルを発揮する工夫」はけっこう楽しいです。
 
で、手持ちの生きてるリールを片っ端からやってみました。
本当は製品のフレを確認/修正して組むのが良いのですが、今回はそういうめんどくさい事は無しで、リール本体と各部品の組み付けだけ芯出しを行いました。
 
組んで回してネジ締めて、緩めて、軽くなる場所を見つけます。
いい所が無い時は、もう一回ばらして微妙にずらしながら組みなおして、またクルクル回しながらネジ締めていきます。
物凄く地味~な作業。
 
結果、これだけでも確かに変わります。
問題はあの逆回転防止のためのクラッチアッシーの組み付けネジが、なぜか上手くバランスが取れないことぐらい。
できればもっとピッチの短いネジを使いたいところ。
 
もっと突っ込んでみたかったのですが、この先に行くと「同じ部品を10個頼んで組合わせで探す」という不毛地帯に突入する予感がしたのでやめました(笑)
どうせ一回の釣行でドボンするし。。。
 
この手の作業はチューニングじゃないんですよね。
物本来のうまみを出す為の、セッティングの範囲です。
アッチコッチにガタが来ている道具も、一つひとつの部品を見ながら触っていれば、今までの釣りの美しいシーンが蘇って来ます。
 
ここ数年は「謙虚」を活動テーマにしてきましたが、今年は「見直し」をテーマにしよう♪
自分の在り方の見直しも含めて(笑)
 
今年も良い釣りが出来るといいなぁ。
ご迷惑をおかけする予定の皆様、本年もよろしくお願いいたします。

追記
仲間から判りにくいとお叱りを受けましたので、リール分解図を追記♪
これで意味が判らないなら電話してくださいw

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