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▼ 干潟開拓終盤戦
- ジャンル:釣行記
風邪を引いたけど、やっぱり釣りには行ってしまいます。
なんせ無理やり作る、貴重な時間です。
しかも雨が降る好条件♪
どこかに書いたけど、やっぱり12月は忙しいのです。
業務的には「イレギュラーな流出不良」が無ければ、まぁそれほどパツパツでは在りません。
スタッフも「大変だ~忙しいよぉ~」とは言ってますが、それも流出不良が在るとそうなるだけです。
それさえなければ、時間の使い方をスタッフが調整できるぐらいですからね。
基本的には、管理者業務としての「拘束時間の振り分け」は、スタッフの自主性に任せています。
コレはけっこう大変なことで、「業務の出来高管理をしっかりと自分でやりなさい」と言っている事と同じです。
スケジュール管理をちゃんとやるという事は、すき在らばサボる(強制的な労働)習慣があるスタッフには不可能な事です。
与えてる仕事は決して少なくないのですが、みんな上手く仕事を進めています。
根本にあるのは、仕事への自主性です。
そもそも品証に出来高なんて物があるのかは疑問ですが。。。
しかし、一回でも事件が発生すると、そのリズムはあっという間に崩壊します。
予定もヘッタクレも在りません。
火消しが「今は食事の時間ですから」と言うわけには行かないので、そりゃぁみんな大変な事になります。
その失った1日を取り戻すのに、1週間以上残業が掛かってしまうのです。
で、たまにですが、製造から「検査依頼品まだか?」と言われて、プチっと来たりします。
本社から「残業するな」と言われると、もっとプチっと(笑)
私は管理職なので、拘束時間の縛りがありませんが、代わりに時間外手当がありません。
また、課長職ですが部長の仕事もしています。
ですから、事件発生時のアクションは、スタッフとはまた違う動きになります。
特にアウトソースしている製品の不具合になると、なぜか購買業務担当者のような事もやります。
もちろん管理者なので、品質保証にかかわるデータの分析や全社展開されている案件の整理や、客先から来ている私宛の問題(主に売買契約や損金が大きくなった件)の解決に、動き回る事が増えます。
最近はスタッフ全員が優秀なので、ずいぶん楽になったのですが、やはり締める所は締めておかないと、あっという間に火の車になります。。。
そうならない為に、常にホウレンソウを徹底させています。
これも前出の「拘束時間の振り分け」と同じで、大切なのは「自分達がホウレンソウを自主的に行った方が良い」と、思わせる事です。
サラリーマン的に責任の分散を狙わせるのではなく、早く解決する(自分が楽になる)為にはホウレンソウは不可欠で在ると言う認識付けに力を入れています。
具体的には、「良く解らん説明を部下がした時は、遠慮なくぶった切る」に尽きます。
あ、怒りませんよ。
絶対に。
「ごめん、君が言ってる意味が全く解らないのは私のせいですか?」というスタンスです。
コレを何回も繰り返してきたら、気が付くと「上手く説明できないと時間がかかって自分の仕事に支障をきたす」という意識が芽生えたようです(笑)
その結果、状況が常に変わる業務内容にも拘らず、「常にまとめながら仕事を進める」ようになりました。
その先のステップにある、「先を見て今の動きを選択する」も、できるようにはなってきました。
当然ですが、この手の仕事は全て、日々の記録の上に成り立っています。
検査記録、生産記録、不良集計、目標に対する進捗記録、等。。。
最近は「お~い、アレはどうなってる?」と聞くと、すぐに進捗状況が報告されます。
もちろん方向が正しくない時は修正しますし、よく出来てる時はべた褒めです。
数年前は「遅刻って何でしちゃいけないんですか?」「何で仕事しなくいちゃいけないんですか?」とか言ってたのにね(笑)
最近じゃぁ、私が怒られていますよ(爆)
そう、怒られながらも昨晩は釣りです。
どうしても今年狙ってきた干潟を見ておきたかったからね。
記録としても重要なタイミングだという事です。
日々、管理屋さんとして記録と言う物とにらめっこしていると、じつは「物凄く大事な記録」と、「まぁあれば良いや」という記録が存在する事に気が付きます。
一番必要な記録は、連続する日常の「始まりの記録」と、「そのオシマイの記録」です。
中間は変化点が無いならば、実はそれほど重要では在りません。
むしろ「記録をちゃんととっていることが証明できる」重要さです。
そういう意味で、この大潮で一回は見ておきたかったポイントへ行きました。
それは上げのポイントです。
20:00過ぎにポイントへ付くと先行者が居ましたが、ちょっと横から入らせていただきポツポツと釣りました。
前回よりシャローの魚は、少ない&小さいです。
コレは実は、上げの狙っている魚には好都合でした。
一言で言うならば「狙いやすい」と。。。
まぁ3時間後が楽しみですね♪なんて話を仲間として、ゆっくりとその時間を待ちました。
しかし・・・
やがて強烈な北風が吹き始め、干潟全体の水が大きくズレた様な気がしました。
なんていうか、黒潮の釣りみたいに、ゴッソリと海域が動く感じでした。
なんか、音がした気もする(気のせいですw)
まもなく潮止まり?という時間に雨がぽつぽつと降り出し、気が付けば横殴りの雨に。。。
風は一向にやむ気配が無いどころか、ますます強くなるいっぽう。
先行者は引き上げたようで、こりゃぁ頂ですなぁ♪と思ったのですが、予定干潮時間を大幅に越えて、まだ潮が下げています。
あ、いや、潮位は下がらずに、次から次へと水が押されてきて、まるで川のように流れています。。。
今までに見た事の無い波が、ブレイクで発生。
北風に押された干潟の上の水が、外から無理やり押される上げ潮のカタマリとぶつかっているみたいです。。。
これ、危ないかも。
コケたら一発で航路に持ってかれます。
水深は腰下。
すぐに避難ルート(この場合は、流されたら上がる場所)を検討しました。
で、発見したから、もうちょっと深いとこまで攻めて見ます。
やはり、フルキャストした先の深い場所は、航路沿いに上がってきた上げの流れが微妙に出来ています。
上げるはずの場所の下げの流れに入れると、ポツポツ釣れます。
ルアーはエスフォーを使いました。
グースをダウンで使うのはちょっと躊躇する私ですが、エスフォーを使ってみたら良い感じでした。
受け流しの量の問題ですね。
同じくダウンでよく使う、レアフォースとの使い分けをそのうち考えてみます。
1本、60cmが混ざったけど、ランディングでミスってしまい、泳いでいきま・・・せん。
流れが強くて私のヨレにピッタリと入ってます(笑)
カワイイなぁ。。。
で、眺めていたら泳いで行きました。
それから2時間。
延々と「上げてくるはずの方向」にキャスト。
しかし終始強烈な流れは発生せず、私に2バイトと友人に70ぐらいのが掛かたのですがバレてしまい終了です。
まだ水位が上がってこない。
こんなの始めて見ました。
凄いなぁ、風の力って。
正直、季節の流れを追うには、特殊すぎて参考にならない釣行でしたが、風の影響を局度に大き振ったことで、弱い時のイメージもなんとなく掴めました。
コレはこれで、貴重です。
まだまだ解ってない事が一杯です。
コレだけず~っと流れたなら、違う場所を見てみたかった気もします。
何時もなら、下げの一瞬で時合が在る場所です。
まぁ、体は1つしかないから仕方ないか。
4:30に就寝。
今月はあと何回行けるだろうか。
知りたい事だらけで困ります。
【お知らせ】
脚立が塩で固着して、開かなくなりました(泣)
水洗いは手を抜かずにやりましょう。。。
- 2010年12月9日
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ヒロシ@××中
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