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▼ 今シーズン最後のメッキ釣行は…つ抜けのはずだった!?
急に寒くなりましたね!寒がりな私には辛い季節がやって来ました。こうなると釣りに出かけるのもおっくうになると言うもの。しかも年末に入って仕事が忙しくなってしまったし…。しかし、ここ数年、釣り納と決めて出掛けず尻切れトンボのまま年越しをして、何となく中途半端な気分を過ごした反省から、今年は釣り友の極楽とんぼさんに誘っていただいたのを機会に、仕事の合間を縫って釣り納に出かけました。今シーズンは後半になってから釣果が上がり始めたメッキで締めくくりです。
まずは数日前の出来事。この日も極楽とんぼさんに誘われたのですが、前日に奥歯の神経を抜いたばかりだったので、痛みが出る心配があり、朝からの釣りは自重しておりました。早朝から片付けなければならない仕事もあり、釣りでもないのに6:00am.には起き出して、午前中の内には仕事を片付けました。幸い歯の痛みも酷くはありません。そしていつの間にか極楽とんぼさんから「釣れてる!」メールが入っていました。よし、それでは午後からになるけど極楽とんぼさんと合流しよう!と言うことで急遽出かけたのです。
途中車を走らせながら、お腹が空いてラーメンが食べたくなりました。そんなわけで、極楽とんぼさんの「早く!」というメールを無視してラーメンを食べて行くことに。先日初めて食べた『小林屋 平塚四之宮店』です。

「みそらーめん(650円)」
神奈川県の湘南エリアを中心に多くの店を展開する『北海道らーめん 小林屋』の一番人気メニューがこちら。豚骨出汁がベースのスープは、甘さが抑えられた味噌ダレと合わせられ、ガツンとショッパ目の味付け。先日食べた「札幌らーめん」とは違って、炒め野菜は入らず、野菜は茹でたモヤシと白髪葱が中心。それでもパンチの効いた、強いスープに仕上がっています。
麺は恐らく札幌の『小林製麺』製の標準麺で、加水率が高く、熱々のスープの中でもダレにくい。この麺は間違いのない美味しさ。
チャーシューは巻バラ肉。しっかりと味付けがされていて、定期的にオーブンで炙ってから提供されます。結構な大判。味噌ラーメンと言うと何故かチャーシューが入らないことが当たり前になっている東京近郊のラーメン事情ですが、非常に良心的。
味玉も半分が標準で入っています。内容的には価格不相応に豪華と言えます。
大幅値下げを敢行した数年前に比べると、ちょっと価格は上がりましたが、それでも内容的には立派です。そして小林屋は、多店舗展開しても各店で味のクオリティーが下がらなかった希少な店でもあります。もっと評価されても良い店だと思います。
【店データ】
『小林屋 平塚四之宮店』
住所:神奈川県平塚市四之宮5-25-3
電話:0463-53-1292
定休:無休
時間:10:30〜翌24:00
ラーメンを食った後、メタルジグを補充しなければいけない事に気付いて途中で釣具店に寄ったりしました。そうしたら到着が遅れてしまいました。12:30頃現地到着。
私はてっきり、極楽とんぼさんは先日調子の良かった護岸で釣っているものと思っていました。ところが全く違う別の護岸で釣っているそうです。何でも810さんの情報で、私の知り合いでもあるIさんが先日、その護岸で大連発をさせたのだそうです。その情報をもとに極楽とんぼさんもお目当ての護岸に入ったのだそうで、私が到着した時は既に810さん含め、現地で知り合ったYさんら3人で釣りをしていました。
極楽とんぼさんの情報によりますと、私にメールを送った10:00頃が絶好調だったそうで、一時期入れ掛になったとか。釣れる場所はそれ程広範囲ではなく、かなりピンポイントにジグを投入できないと食ってこないのだとか。やっと群れが固まり出したけど、まだそれほど大規模な群れにはなっていないということでしょうか。
早速私もタックルをセットし、他の人のキャストするラインと交錯しないようにちょと距離を取って、斜めに投入します。カウントダウンし、ジグを一度着底させてから縦にジャークしてアピール。そしてフォール。この繰り返し。そして飛距離の半分くらいまでジグが戻ったところで、半分ジグを回収する気持ちで横方向のジャークに移行しました。すると2回目の横引きジャークでやや早巻をした瞬間に突然ガツン!とバイト!そのままヒット!こいつはなかなかのトルクでボトムに突っ込みます。間違いなくメッキ。

手尺で計って23㎝くらいのオニヒラアジでした。いきなりナイスサイズ!1投目から釣れてしまいました!今日は大変なことになるのでは!…と言うのが続かないのが湘南であります。その後は皆で苦戦。私は周辺をランガンしながら釣ることにします。そうして護岸上を少し移動したところで、キャストしたジグの着底が分からないまま縦にジャークを入れると、何とヒットしていました。フォール中に食っていたのでしょうか?

20㎝くらいのギンガメアジでした。釣れちゃった感があってちょっと悔しい^^;
私が釣り始めてから30分ほどで潮止まりになりました。それ以降、海は沈黙。誰一人として竿を曲げるものはいませんでした。Iさんが釣った日も、本当に良かったのは午前中だったそうで、この日も午前中のひと時に時合いがあったことから、このポイントでは午前中か、あるいは潮が下げている時に結果が出ているようです。
午後からは埒が明かなくなってきたので、先日まで良かった護岸まで移動。

天気は良い。日差しも強く、この時間は暖かい。しかし移動先の護岸でも全くバイトが出ず…。

一応その護岸につながるサーフもチェックしてみましたが、こちらも完全なる沈黙。
16:00過ぎまで粘りましたが、一度もバイトが出ないまま終了。どうやら群れが少しずつ移動している事が分かりました。そして最初に入ったポイントには、午前中の内から入ってみる必要を感じました。いや~、この日はラーメンなんて食っている場合ではありませんでしたよ!その30分で何尾か釣果を伸ばせていたはず!そこで翌日の早朝から再び釣ることに決めました。
そんなわけでその翌日です。もしこれで良い結果が出なかったら、今シーズンのメッキ釣行は終了し、今年の釣り納にしようと考えていました。年末年始休みに入るとどの釣り場も混雑しますし、休み明けの仕事に備えていくつか準備しなければならないこともあります。
この日は朝6:30過ぎに現地到着。本当は仕事が入っていた極楽とんぼさんは、仕事の用が無くなったので、一緒に付き合ってくれることになりました。私が到着すると、既に釣りを開始していました。そして私と同時に湘南の達人の一人、Aさんがやって来ました。

ちょうど日の出の時間でした。この日の冷え込みは厳しかった!到着したばかりの時間はまだ良かったのですが、7時過ぎくらいからさらに冷え込んで、コンクリートの護岸の上に立ち続けていると足の裏がキンキンに冷やされてきます。
ここ数日間の釣果を思えば、この日は爆釣になる予定でした。極楽とんぼさんは既に何尾ものメッキを釣っているのだろう…と思ったら、意外にも未だノーバイトだとか。私とAさんも釣りを開始しますが、なかなかバイトが出ません。30分くらいノーバイトのまま時間だけが過ぎて行きました。
しかし、潮がよれている個所にピンポイントにキャストが決まり、なるべくボトムを切らないように極めてスローに横方向のジャークを入れながら誘っていると、コソリ!という実に繊細なバイトとも根掛ともつかない違和感が感じられました。フッキングを試みるも乗らず。再び同じ誘いをかけていると、先ほど同様の違和感が!…そこで焦らすように軽く上向きの誘いをかけると、もっと明快なバイトが出ました!そしてヒット!こいつは大きな魚ではなさそうだけど、キビキビとした良いファイトをします。

丁度20㎝くらいのオニヒラアジでした。護岸の上に横たえると、寒さで大暴れ。最盛期の魚のようなスピードはありませんが、トルクのあるファイトはロウニン・オニヒラメッキに特有の力強さで楽しい。
しかしこの日は連発がありませんでした。しかも寒さのせいか、魚がボトムに張り付いて全く浮上しないようで、必然的にボトムを意識したレンジキープが必要になります。すると根掛頻発!しかもこの根掛、釣り人が残していった仕掛けに絡むことが多いようで、20号くらいの錘と天秤のくっついた投げ釣り仕掛けや、ゴッツイ投げサビキの仕掛けなんかが釣れてくることがあります。そんなこんなで昨日新調したばかりのジグを4個も失くしてしまいましたorz

この日も良く晴れました。日なたに居ると暖かい。でも一たび太陽が雲に隠れたり、日陰に入って風に吹かれたりすると猛烈に寒い!背中の辺りもスースーしますね!なかなか釣れないし、何だか眠くなってきます…ってこうやって凍死してしまうのでしょうか。怖いですね!
最初の1尾を釣って以来しばらくバイトが出ませんでしたが、先ほど同様ネチネチとボトムを探る釣りに徹していると、コツン!というバイトが出ました。フッキングが決まってヒットしたはずなのですが…何だか随分軽いし引かないな?

久しぶりの極小メッキ。推定10㎝足らず。こんな小さな魚ですが、横に小さくジャークしたジグのアシストフックに食ってきました。全然引かないので、一瞬ゴミでも引っ掛けたのかと思った^^;
その後しばらくバイトが遠のきました。そんな時、落ち着きのない私や極楽とんぼさんはランガンします。既に10時を回っていました。810さんやYさんもこの時間から加わって、皆で釣っていたのですが、なかなか結果が出ません。結局朝一に入ったポイントに戻って昨日と同じように釣り始めたのですが、日が昇ってだいぶ暖かくなってきたので先ほどまでよりも激しく横のジャークで誘っていました。すると突然ガツン!と言う衝撃がロッドを操作する右手首に伝わりますが、合わせを入れるも何とすっぽ抜け!そのまま回収モードで横のジャークを繰り返していると、かなり手前側で再びバイト!そして今度こそヒット!

20㎝オーバーのギンガメアジでした。2時間ぶりのヒットです!いやいやここまで長くて寒かった!しかしついに時合いが訪れたようです。皆にバイトが出始めました。



連発はありません。そして私に釣れた魚は20㎝くらいの魚が最大で、大きな魚は釣れません。しかしここまで8尾。今シーズンのメッキ釣行を“つ抜け”で締めくくるチャンスです!
ところがここでバイトが止まりました。先ほどまでは、はっきりとした流れが感じられていましたが、潮止まりが近付いてそれもなくなってしまいました。昨日、あるいは一昨日と全く同じだと皆が言います。これで終了か…半分諦めかけていて、極楽とんぼさんとどこかでラーメン食って帰ろうか、何て雑談をしながら横のジャークをしていました。すると突然バイト!

ついに9尾目!20㎝に満たないロウニンアジですが、こいつも良く引きました。しかし、ここで本当にバイトが止まりました。
…
…
…
昨日までの情報の通りに今日も釣れてくれれば、恐らく楽勝で“つ抜け”できたことでしょう。メッキは群れとなって固まってきたのだと思います。しかし今シーズンは、その群れが一か所に留まっているわけではなさそうですね。先日まで良かった護岸では全く反応が無くなりました。なのでこの日釣ったポイントからも、早晩群れは離れてしまうのではないかと思います。
さて終了するかと帰宅モードになり、既にタックルを片付けていた810さんと雑談しながらかなり適当に釣っていました。横のジャーク後、フォール後ステイ。恐らくすぐにジグは着底していたはずですが、ちょっとの間放置していたら、ついばむようなバイトが出ました。軽く誘いを入れるとクッ!と引っ張ったので、ここでフッキング!

15㎝くらいのロウニンアジでした。サイズは小さかったけど、この際贅沢は言ってられません。ついにつ抜けだ!嬉しいな^^
…
…
…
しかし何となく本当に釣ったのか心配になり、デジカメの写真を見直してみると…あれ?7尾いや8尾しか映っていない…。
なんと数間違えていたみたいです!それにしても2尾も間違えるとは!これはきっと朝の余りの寒さに幻覚を見たのに違いありません!その後も頑張って数を増やそうとしましたが…やはり昨日と同じでした。潮止まり時間が近付くと、全くバイトが無くなりました。完全なる沈黙です。
そんなわけで、結局8尾で終了となりました。何だかバカみたいな幕切れです^^;
こうして振り返ってみると、今シーズンも地元湘南のメッキは厳しかったな~。しかし、毎年この釣りが楽しみで、きっと来シーズンも湘南の海を駆け回ることになると思います。
【Tackle Data】
Rod :Angler's Republic/PALMS ELUA SFGS-69UL-TW
Reel :Shimano/12Vanquish 2000S
Line :PE#0.6
Leader :Fluoro carbon 6LB
Lure :SMITH/D-CONTACT 50
SMITH/D-CONTACTⅡ 50
SMITH/D-CONTACT 63
SMITH/D-CONTACTⅡ 63
SMITH/F-SELECT 51
Jackson/Pin tail tune 6
Jackson/Trout Tune HW
Jackson/Trout Tune
TACKLE HOUSE/Buffet DORAS BUDR43
PALMS/BitArts Degree
DAIWA/MORETHAN SALT PENCIL-70F
BREADEN/Metalmaru13
SHIMANO/Soare metal vibe OV-50S
Metel Jig/3~10g
さて、せっかく湘南で釣りをしました。普段よりも早めに上がったので、極楽とんぼさんとラーメンを食べて帰ることにしました。どこで食べるか、いろいろ迷いましたが、神奈川の、しかもご当地湘南のラーメンを食べる事に。平塚の『老郷 本店』です。

「タンメン(600円)」
“平塚タンメン”というジャンルがあります。一般的なタンメンは炒め野菜がたっぷり入った塩味のラーメンが思い浮かびますが、これは全くの別物。その平塚タンメンの発祥の店がこちらなのです。昭和32年創業の老舗中の老舗です。
スープのベースは豚骨なのだそうですが、炊き込まず、じっくりと煮出してスープは透明感を保ったまま。恐らくそこに海藻の出汁が加わっていると思われます。そして何と言っても特徴的なのは酸味が強い事。醤油ベースと思しきタレと、酸味を出すための酢、そして隠し味として白ワインが加えられているそうで、その味わいは独特です。
麺はかん水を使わない小麦麺。自家製の中細ストレート麺で、加水率はやや低め。茹で加減は最初の一口目でしっかりコシを感じるくらいですが、後半になってくるとかなり柔らか食感になります。かん水を使っていないので、ラーメンの麺と言うよりも太めのそうめんを食べているような感覚です。これも独特。
具はワカメとメンマ、そして刻み玉葱。チャーシューは入りません。ワカメは麺茹でに合わせて都度湯がいています。シャキッとしてぬめりが無く、このラーメンに良く合っています。私はラーメンに安易にワカメを使うのは好まないのですが、このメニューはピタリと当てはまった具になっています。メンマはカリッとした食感で味付けが控えめ。そして刻み玉葱がスープを良く落ち着かせ、そのシャキシャキした食感が心地よいです。

そのまま食べても十分に旨いのですが、半分くらい食べ進んだところで卓上の自家製辣油を1,2杯投入すると、適度なパンチが出て、味わいが激変します。これまた美味しい。自分で味に変化を加える事が出来る楽しみがあるところが良いです。

ちなみに唯一のサイドメニュー「餃子(450円)」はしっとりタイプ。本当にアツアツで、気を付けないと口の中を火傷しそうなほど。これはお土産でお持ち帰りも出来ます。
老舗の味、堪能いたしました。
【店データ】
『老郷 本店』
住所:神奈川県平塚市紅谷町17-23
電話:0463-21-3658
定休:月曜日
時間:11:30〜23:00
まずは数日前の出来事。この日も極楽とんぼさんに誘われたのですが、前日に奥歯の神経を抜いたばかりだったので、痛みが出る心配があり、朝からの釣りは自重しておりました。早朝から片付けなければならない仕事もあり、釣りでもないのに6:00am.には起き出して、午前中の内には仕事を片付けました。幸い歯の痛みも酷くはありません。そしていつの間にか極楽とんぼさんから「釣れてる!」メールが入っていました。よし、それでは午後からになるけど極楽とんぼさんと合流しよう!と言うことで急遽出かけたのです。
途中車を走らせながら、お腹が空いてラーメンが食べたくなりました。そんなわけで、極楽とんぼさんの「早く!」というメールを無視してラーメンを食べて行くことに。先日初めて食べた『小林屋 平塚四之宮店』です。

「みそらーめん(650円)」
神奈川県の湘南エリアを中心に多くの店を展開する『北海道らーめん 小林屋』の一番人気メニューがこちら。豚骨出汁がベースのスープは、甘さが抑えられた味噌ダレと合わせられ、ガツンとショッパ目の味付け。先日食べた「札幌らーめん」とは違って、炒め野菜は入らず、野菜は茹でたモヤシと白髪葱が中心。それでもパンチの効いた、強いスープに仕上がっています。
麺は恐らく札幌の『小林製麺』製の標準麺で、加水率が高く、熱々のスープの中でもダレにくい。この麺は間違いのない美味しさ。
チャーシューは巻バラ肉。しっかりと味付けがされていて、定期的にオーブンで炙ってから提供されます。結構な大判。味噌ラーメンと言うと何故かチャーシューが入らないことが当たり前になっている東京近郊のラーメン事情ですが、非常に良心的。
味玉も半分が標準で入っています。内容的には価格不相応に豪華と言えます。
大幅値下げを敢行した数年前に比べると、ちょっと価格は上がりましたが、それでも内容的には立派です。そして小林屋は、多店舗展開しても各店で味のクオリティーが下がらなかった希少な店でもあります。もっと評価されても良い店だと思います。
【店データ】
『小林屋 平塚四之宮店』
住所:神奈川県平塚市四之宮5-25-3
電話:0463-53-1292
定休:無休
時間:10:30〜翌24:00
ラーメンを食った後、メタルジグを補充しなければいけない事に気付いて途中で釣具店に寄ったりしました。そうしたら到着が遅れてしまいました。12:30頃現地到着。
私はてっきり、極楽とんぼさんは先日調子の良かった護岸で釣っているものと思っていました。ところが全く違う別の護岸で釣っているそうです。何でも810さんの情報で、私の知り合いでもあるIさんが先日、その護岸で大連発をさせたのだそうです。その情報をもとに極楽とんぼさんもお目当ての護岸に入ったのだそうで、私が到着した時は既に810さん含め、現地で知り合ったYさんら3人で釣りをしていました。
極楽とんぼさんの情報によりますと、私にメールを送った10:00頃が絶好調だったそうで、一時期入れ掛になったとか。釣れる場所はそれ程広範囲ではなく、かなりピンポイントにジグを投入できないと食ってこないのだとか。やっと群れが固まり出したけど、まだそれほど大規模な群れにはなっていないということでしょうか。
早速私もタックルをセットし、他の人のキャストするラインと交錯しないようにちょと距離を取って、斜めに投入します。カウントダウンし、ジグを一度着底させてから縦にジャークしてアピール。そしてフォール。この繰り返し。そして飛距離の半分くらいまでジグが戻ったところで、半分ジグを回収する気持ちで横方向のジャークに移行しました。すると2回目の横引きジャークでやや早巻をした瞬間に突然ガツン!とバイト!そのままヒット!こいつはなかなかのトルクでボトムに突っ込みます。間違いなくメッキ。

手尺で計って23㎝くらいのオニヒラアジでした。いきなりナイスサイズ!1投目から釣れてしまいました!今日は大変なことになるのでは!…と言うのが続かないのが湘南であります。その後は皆で苦戦。私は周辺をランガンしながら釣ることにします。そうして護岸上を少し移動したところで、キャストしたジグの着底が分からないまま縦にジャークを入れると、何とヒットしていました。フォール中に食っていたのでしょうか?

20㎝くらいのギンガメアジでした。釣れちゃった感があってちょっと悔しい^^;
私が釣り始めてから30分ほどで潮止まりになりました。それ以降、海は沈黙。誰一人として竿を曲げるものはいませんでした。Iさんが釣った日も、本当に良かったのは午前中だったそうで、この日も午前中のひと時に時合いがあったことから、このポイントでは午前中か、あるいは潮が下げている時に結果が出ているようです。
午後からは埒が明かなくなってきたので、先日まで良かった護岸まで移動。

天気は良い。日差しも強く、この時間は暖かい。しかし移動先の護岸でも全くバイトが出ず…。

一応その護岸につながるサーフもチェックしてみましたが、こちらも完全なる沈黙。
16:00過ぎまで粘りましたが、一度もバイトが出ないまま終了。どうやら群れが少しずつ移動している事が分かりました。そして最初に入ったポイントには、午前中の内から入ってみる必要を感じました。いや~、この日はラーメンなんて食っている場合ではありませんでしたよ!その30分で何尾か釣果を伸ばせていたはず!そこで翌日の早朝から再び釣ることに決めました。
そんなわけでその翌日です。もしこれで良い結果が出なかったら、今シーズンのメッキ釣行は終了し、今年の釣り納にしようと考えていました。年末年始休みに入るとどの釣り場も混雑しますし、休み明けの仕事に備えていくつか準備しなければならないこともあります。
この日は朝6:30過ぎに現地到着。本当は仕事が入っていた極楽とんぼさんは、仕事の用が無くなったので、一緒に付き合ってくれることになりました。私が到着すると、既に釣りを開始していました。そして私と同時に湘南の達人の一人、Aさんがやって来ました。

ちょうど日の出の時間でした。この日の冷え込みは厳しかった!到着したばかりの時間はまだ良かったのですが、7時過ぎくらいからさらに冷え込んで、コンクリートの護岸の上に立ち続けていると足の裏がキンキンに冷やされてきます。
ここ数日間の釣果を思えば、この日は爆釣になる予定でした。極楽とんぼさんは既に何尾ものメッキを釣っているのだろう…と思ったら、意外にも未だノーバイトだとか。私とAさんも釣りを開始しますが、なかなかバイトが出ません。30分くらいノーバイトのまま時間だけが過ぎて行きました。
しかし、潮がよれている個所にピンポイントにキャストが決まり、なるべくボトムを切らないように極めてスローに横方向のジャークを入れながら誘っていると、コソリ!という実に繊細なバイトとも根掛ともつかない違和感が感じられました。フッキングを試みるも乗らず。再び同じ誘いをかけていると、先ほど同様の違和感が!…そこで焦らすように軽く上向きの誘いをかけると、もっと明快なバイトが出ました!そしてヒット!こいつは大きな魚ではなさそうだけど、キビキビとした良いファイトをします。

丁度20㎝くらいのオニヒラアジでした。護岸の上に横たえると、寒さで大暴れ。最盛期の魚のようなスピードはありませんが、トルクのあるファイトはロウニン・オニヒラメッキに特有の力強さで楽しい。
しかしこの日は連発がありませんでした。しかも寒さのせいか、魚がボトムに張り付いて全く浮上しないようで、必然的にボトムを意識したレンジキープが必要になります。すると根掛頻発!しかもこの根掛、釣り人が残していった仕掛けに絡むことが多いようで、20号くらいの錘と天秤のくっついた投げ釣り仕掛けや、ゴッツイ投げサビキの仕掛けなんかが釣れてくることがあります。そんなこんなで昨日新調したばかりのジグを4個も失くしてしまいましたorz

この日も良く晴れました。日なたに居ると暖かい。でも一たび太陽が雲に隠れたり、日陰に入って風に吹かれたりすると猛烈に寒い!背中の辺りもスースーしますね!なかなか釣れないし、何だか眠くなってきます…ってこうやって凍死してしまうのでしょうか。怖いですね!
最初の1尾を釣って以来しばらくバイトが出ませんでしたが、先ほど同様ネチネチとボトムを探る釣りに徹していると、コツン!というバイトが出ました。フッキングが決まってヒットしたはずなのですが…何だか随分軽いし引かないな?

久しぶりの極小メッキ。推定10㎝足らず。こんな小さな魚ですが、横に小さくジャークしたジグのアシストフックに食ってきました。全然引かないので、一瞬ゴミでも引っ掛けたのかと思った^^;
その後しばらくバイトが遠のきました。そんな時、落ち着きのない私や極楽とんぼさんはランガンします。既に10時を回っていました。810さんやYさんもこの時間から加わって、皆で釣っていたのですが、なかなか結果が出ません。結局朝一に入ったポイントに戻って昨日と同じように釣り始めたのですが、日が昇ってだいぶ暖かくなってきたので先ほどまでよりも激しく横のジャークで誘っていました。すると突然ガツン!と言う衝撃がロッドを操作する右手首に伝わりますが、合わせを入れるも何とすっぽ抜け!そのまま回収モードで横のジャークを繰り返していると、かなり手前側で再びバイト!そして今度こそヒット!

20㎝オーバーのギンガメアジでした。2時間ぶりのヒットです!いやいやここまで長くて寒かった!しかしついに時合いが訪れたようです。皆にバイトが出始めました。



連発はありません。そして私に釣れた魚は20㎝くらいの魚が最大で、大きな魚は釣れません。しかしここまで8尾。今シーズンのメッキ釣行を“つ抜け”で締めくくるチャンスです!
ところがここでバイトが止まりました。先ほどまでは、はっきりとした流れが感じられていましたが、潮止まりが近付いてそれもなくなってしまいました。昨日、あるいは一昨日と全く同じだと皆が言います。これで終了か…半分諦めかけていて、極楽とんぼさんとどこかでラーメン食って帰ろうか、何て雑談をしながら横のジャークをしていました。すると突然バイト!

ついに9尾目!20㎝に満たないロウニンアジですが、こいつも良く引きました。しかし、ここで本当にバイトが止まりました。
…
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昨日までの情報の通りに今日も釣れてくれれば、恐らく楽勝で“つ抜け”できたことでしょう。メッキは群れとなって固まってきたのだと思います。しかし今シーズンは、その群れが一か所に留まっているわけではなさそうですね。先日まで良かった護岸では全く反応が無くなりました。なのでこの日釣ったポイントからも、早晩群れは離れてしまうのではないかと思います。
さて終了するかと帰宅モードになり、既にタックルを片付けていた810さんと雑談しながらかなり適当に釣っていました。横のジャーク後、フォール後ステイ。恐らくすぐにジグは着底していたはずですが、ちょっとの間放置していたら、ついばむようなバイトが出ました。軽く誘いを入れるとクッ!と引っ張ったので、ここでフッキング!

15㎝くらいのロウニンアジでした。サイズは小さかったけど、この際贅沢は言ってられません。ついにつ抜けだ!嬉しいな^^
…
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しかし何となく本当に釣ったのか心配になり、デジカメの写真を見直してみると…あれ?7尾いや8尾しか映っていない…。
なんと数間違えていたみたいです!それにしても2尾も間違えるとは!これはきっと朝の余りの寒さに幻覚を見たのに違いありません!その後も頑張って数を増やそうとしましたが…やはり昨日と同じでした。潮止まり時間が近付くと、全くバイトが無くなりました。完全なる沈黙です。
そんなわけで、結局8尾で終了となりました。何だかバカみたいな幕切れです^^;
こうして振り返ってみると、今シーズンも地元湘南のメッキは厳しかったな~。しかし、毎年この釣りが楽しみで、きっと来シーズンも湘南の海を駆け回ることになると思います。
【Tackle Data】
Rod :Angler's Republic/PALMS ELUA SFGS-69UL-TW
Reel :Shimano/12Vanquish 2000S
Line :PE#0.6
Leader :Fluoro carbon 6LB
Lure :SMITH/D-CONTACT 50
SMITH/D-CONTACTⅡ 50
SMITH/D-CONTACT 63
SMITH/D-CONTACTⅡ 63
SMITH/F-SELECT 51
Jackson/Pin tail tune 6
Jackson/Trout Tune HW
Jackson/Trout Tune
TACKLE HOUSE/Buffet DORAS BUDR43
PALMS/BitArts Degree
DAIWA/MORETHAN SALT PENCIL-70F
BREADEN/Metalmaru13
SHIMANO/Soare metal vibe OV-50S
Metel Jig/3~10g
さて、せっかく湘南で釣りをしました。普段よりも早めに上がったので、極楽とんぼさんとラーメンを食べて帰ることにしました。どこで食べるか、いろいろ迷いましたが、神奈川の、しかもご当地湘南のラーメンを食べる事に。平塚の『老郷 本店』です。

「タンメン(600円)」
“平塚タンメン”というジャンルがあります。一般的なタンメンは炒め野菜がたっぷり入った塩味のラーメンが思い浮かびますが、これは全くの別物。その平塚タンメンの発祥の店がこちらなのです。昭和32年創業の老舗中の老舗です。
スープのベースは豚骨なのだそうですが、炊き込まず、じっくりと煮出してスープは透明感を保ったまま。恐らくそこに海藻の出汁が加わっていると思われます。そして何と言っても特徴的なのは酸味が強い事。醤油ベースと思しきタレと、酸味を出すための酢、そして隠し味として白ワインが加えられているそうで、その味わいは独特です。
麺はかん水を使わない小麦麺。自家製の中細ストレート麺で、加水率はやや低め。茹で加減は最初の一口目でしっかりコシを感じるくらいですが、後半になってくるとかなり柔らか食感になります。かん水を使っていないので、ラーメンの麺と言うよりも太めのそうめんを食べているような感覚です。これも独特。
具はワカメとメンマ、そして刻み玉葱。チャーシューは入りません。ワカメは麺茹でに合わせて都度湯がいています。シャキッとしてぬめりが無く、このラーメンに良く合っています。私はラーメンに安易にワカメを使うのは好まないのですが、このメニューはピタリと当てはまった具になっています。メンマはカリッとした食感で味付けが控えめ。そして刻み玉葱がスープを良く落ち着かせ、そのシャキシャキした食感が心地よいです。

そのまま食べても十分に旨いのですが、半分くらい食べ進んだところで卓上の自家製辣油を1,2杯投入すると、適度なパンチが出て、味わいが激変します。これまた美味しい。自分で味に変化を加える事が出来る楽しみがあるところが良いです。

ちなみに唯一のサイドメニュー「餃子(450円)」はしっとりタイプ。本当にアツアツで、気を付けないと口の中を火傷しそうなほど。これはお土産でお持ち帰りも出来ます。
老舗の味、堪能いたしました。
【店データ】
『老郷 本店』
住所:神奈川県平塚市紅谷町17-23
電話:0463-21-3658
定休:月曜日
時間:11:30〜23:00
- 2018年12月28日
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