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私のオールドタックル

 年度末に差し掛かり、忙しくなってしまいました。そして相変わらずの寒さ!なかなか釣りに出かけることが出来ませんorz
 今シーズンもこのままだと桜が咲くまで冬眠しそうなので、ここに釣行記を書くことも出来そうにありません^^;
 そこで今回は、既に現役では使うことが無くなった私のオールドタックルのことを書いてみようと思います。
 私も一応釣り道具のメンテナンスをします。
 普段使わなくなった古い道具は、時々手にとって状態を確認したりします。その時間は、昔釣った思い出が蘇る時間でもあるわけです。

 先程次の釣りは何時になるか分かりもしないのに、道具をメンテしようかな…なんて考えていて、ついでに最近使わなくなった道具箱などを引っ張り出し、昔バス釣りで使っていたフックなんかで使えるものは無いかな?などと家捜ししていたら、はるか昔に買ったリールのことを思い出して状態を確認してみました。このベイトリールはルアー釣りを始めてから数年経過した頃に買った物なのです。確か中学の入学祝と、自分で貯めた小遣いで買ったやつです。とても懐かしい。
 一応今でも問題なく動きます。

 私は小学校3年生くらいでルアー釣りを始めていたので、腕はともかくそのキャリアだけは無駄に長いのです。
 っで、生意気にもこの時購入したのが『SMITH』の「Pflueger 2800」なのです!

 それ以前は『ダイワ』の「ミリオネア」を使っていました。
 型番までは思い出せませんが、好みで丸型を使っていました。当時の日本製のリールは、外国製リールの性能には足元にも及ばなかったものです。
 私のミリオネアも
 …とにかくルアーが飛ばないorz
 …ハンドルのガタツキが酷いorz
 …すぐにクラッチが効かなくなるorz
など、今では全く使い物にならないレベルでありました。
 それから30年以上が経過し、日本製リールは世界の最高峰に君臨しています。当時、世界中のアングラーが使っていた『Abu』でさえも凌駕する性能…それは凄いものです。今や『Abu』が日本製品を真似ているのです。当時は全く考えられない事でした。
(ただしデザインや、道具としての「味わい」については、それこそ『Abu』のオールドタックルに見習うところは今でも多いと思います)

 そして私は「Pflueger 2800」を買いました。確か当時でも25000円くらいしたはずです。超高級品であります。
 当時は先に挙げた『Abu』のリール…ベイトリールなら「Ambassador」が、文字通り大使のごとく世界に君臨していました。故 開高健氏が『オーパ!』の中でこのAmbassadorを使っていて憧れたものです。とにかく素晴らしいリールでした。今でも当時の「Ambassador」を実際の釣りで使い続けるファンは多いですね。

 この頃はバスの釣り方もアメリカの物真似一本やりだったと思います。従ってタックルも当時アメリカのバスフィッシングで主流だったサイズが選択されていました。
 「Ambassador 5000seriez」が一番売れ筋のサイズで、私も当初5500Cのアンバサダーを買うつもりでいました。その頃良く通っていた釣り道具屋…ここは当時珍しいルアー・フライ専門の店で、品揃えは素晴らしく、店主の知識も並々ならぬものだったのですが、(後から分かったのだが、店主は私の中学の先輩であった!)この店主に勧められたのが「Pflueger 2800」だったのです。

 希少価値と使用感、デザインなど、アンバサダーを上回る!と力説されました。価格、サイズ共にAmbassador 5500Cとほぼ同じでした。

 っで、これがやはりルアーが飛ばないのですorz
 それもそのはず、当時私が使っていたルアーは、釣れる魚のサイズ(相模川や津久井湖、河口湖では、25㎝程度がアベレージだった)に合わせているため、とても小さかったのです。やはりアメリカ直輸入のやり方ではオーバーパワーだったのですね。本当はサイズの小さい「Pflueger 2600」が日本の釣りにはぴったりだったと思いますし、人気は高かったと思いますが、デザインは圧倒的に2800の方が優れていると思います。(サイズについてはAmbassadorも、最終的に2500Cが最もポピュラーになりましたね)

 このリールは、はっきり言ってデカイルアーを投げない限り使いにくい。それでも私は、スピニングタックルを購入するまでの間、5gくらいのスプーンからビッグバドまで全てこいつで投げていました。恐らくあの頃が一番キャスティングが上手かったでしょう。慣れれば何とか使えるのです。


 しかし今見ても良いデザインしてますよね。
 『SMITH』というメーカーはアメリカのメーカーで、シェークスピア社が買収したはずで、同社のブランドになっていますね。なので当時シェークスピアのリールでシルエットがそっくりなものがあり、このPfluegerよりもはるかにリーズナブルな価格で手に入ったはずです。

 今でも当時の釣りが蘇ります。小さいルアー飛ばすのに大変な苦労をしました。都度メカニカルブレーキを調整していました。だからというわけではありませんが、大して釣れませんでした。でもこいつで釣っていると何か楽しかったですね。
 手に馴染む卵型のシェイプは珍しく、『シマノ』の「バンタム」などに影響を与えたのではないでしょうか。その後やはり日本のフィールドでは大きすぎると気付いた私は、社会人になってからは『シマノ』の「カルカッタ」→「カルカッタ コンクエスト」を購入しました。なので今では実際の釣りで活躍することはなくなりましたが、今思えば驚くべき事に10年以上普通に使っていたわけですね。
 そしてそのコンクエストを購入した時には驚きました。今のベイトリールはこんなにぶっ飛ぶのかと…道具の進化って本当に凄い!
 でもね、デザインとか、遊び心を当時のリールに見習って欲しいのですよ。


 そしてもう一台は「Cardinal 3」であります。

 先の「Pflueger 2800」があまりにもルアーを飛ばすのがシンドイので、スピニングタックルを高校生になってから購入しました。竿は量販店で買ってきた韓国製の1980円。なのにリールは15000円(当時)。
はっきり言ってミスマッチ。でもいいんです!楽しく釣れれば^^

 これはさほど珍しくないだろう!とおっしゃる方がいますよね?きっと。でもメーカーのロゴをご覧下さい。
 『ZEBCO』なんです!!!

 中身は正真正銘『Abu』と同じ「Cardinal」です。
 当時ZEBCOがOEMで販売をしていたものらしいのです。例の店で購入しました。この店主は色々レア物を仕込んできます。
 尚、ギア比は高速の1:6…つまり、『Abu』の「Cardinal 33」と同じなんです。ねっ!希少価値高いでしょう!?

 このリールについても多くを語る必要がありませんね。インスプールリールの最終形と言っても良いのでは?
 現在ではスピニングリールと言えばアウトスプールが主流になってしまいました。それは当然ですね、ライントラブル、飛距離…色んな意味でアウトスプールの方が有利です。
 でもね、今のリールには無いデザインなのですよ!
 確かに『シマノ』の「ステラ」はスピニングリールの世界最高峰となり、精密機械としてのデザインセンスは優れていると思います。しかし!この「Cardinal」の泥臭さというか機械臭さ…何とも言えない味がありますね^^

 日本製のリールは、今では間違いなく世界の最高峰です。しかし、所詮釣りは遊び。
 道具にも遊び心を感じさせるデザインが反映されて欲しいですね。この2台は、そう言った部分を満足させてくれるという意味でも私のお宝なのです。

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