プロフィール
Dr.TJ
神奈川県
プロフィール詳細
カレンダー
検索
タグ
アーカイブ
アクセスカウンター
- 今日のアクセス:51
- 昨日のアクセス:85
- 総アクセス数:815590
QRコード
▼ 状況変化と引き出しの数
やっと落ち着きました。本当に今年は忙しかった…。その分早めに年末休みに入れます。今度の週末にちょっとした打ち合わせを残すのみで、既に開店休業中の私。なのでここへ来て、今までまともに釣りが出来なかった鬱憤を晴らすべく、久しぶりに三日連続で釣りをしてきました。お気楽にホーム湘南でのメッキゲームです。
湘南在住の釣り友たちの情報によりますと、ここ数日の状況変化は非常に激しいそうです。前回釣行で何年かぶりの大漁を成し遂げた私でしたが、その翌日から急に食いが悪くなり、全く釣れなかった日もあったそうです。メッキの群れは相変わらず落ち着かず、移動を繰り返しているようですね。しかし経験から、ある程度魚の居る場所は特定できます。結果から申し上げれば、この三日間の釣行全て20尾以上獲りました。ここ数年のメッキ不漁を思えば、とても良い釣果に終わったわけです。その状況を書き残しておこうと思います。
【釣行一日目】
前日は最後の仕事そして数々の私用で忙しく、朝から晩まで出ずっぱりで動き回っていました。かなり疲れました。しかし、その甲斐あって、年内やるべき事は、ほぼ片付けました。ゆっくりと寝て、そしてライブカメラなどで海の状況を確認し、湘南の天気予報をチェックしたりします。風は北の風ながら穏やかな様子。曇り空なのでちょっと寒さが心配です。のんびりと前日の仕事の整理を済ませてタックルを車に積み込み出発したのは10:00近い時間でした。途中、釣具店に寄ったり、ラーメンを食ってみたり…『小林屋 平塚四之宮店』です。

「札幌らーめん(750円)」

「餃子(180円)」
こんな風にのんびりラーメンなんか食べつつ釣り場に向かうのは久しぶりだな~。
『小林屋』については何度も紹介していますので詳細は割愛しますが、この「札幌らーめん」はお勧めです。炒め野菜を中華鍋で作り、そこに出汁と味付けの味噌ダレを投入して仕上げる本格的な札幌方式の調理方法。必然的に炒め野菜の旨み成分を余すところなく取り込まれたスープが出来上がるので、とても奥行き深い味なのです。甘さが排除された味付けも私好み。
【店データ】
『小林屋 平塚四之宮店』
住所:神奈川県平塚市四之宮5-25-3
電話:0463-53-1292
定休:無休
時間:10:30〜翌24:00
さてさて、ラーメンなんか食っていたら、現地到着が12:30頃になってしまいました。

曇り空でした。しかし比較的気温が高く、しっかり防寒対策をしてきたらストレスなく釣りができます。
早速7gのメタルジグで広範囲をサーチしてみますが、10投ほどしても全く反応がありません。前回が良かっただけに、ちょっと焦ります。すると湘南在住の名手810さんから電話が入りました。何でもここ数日、非常に渋いそうで、前日も前々日もろくな釣果が上がっていないとの事。しかも、やはり湘南在住の名手Aさんがこの日の午前中、かなり広範囲を探った結果、全く釣れなかったのだとか…前回釣行では良く釣れたこの界隈のポイントも、日々刻々と状況が変化しているようです。さて困った。
そんな時は好きな釣りをしてみましょう。私の場合、ミノーを使ったトウィッチの釣りが一番好きなのです。しかし、既に水温も下がって魚がボトムに張り付いています。トウィッチで浮き上がってしまうルアーを魚が追ってくれるかどうか…。そこでまずは、水温が上がりやすいシャローポイントに狙いを絞って探って行きます。ルアーは前回良かったTACKLE HOUSE/SHORES TYLOMINNOW。その1投目。北風にラインが煽られてキャストが定まらず、思ったところにルアーが入りませんでした。なので適当にトウィッチをかけながら回収するつもりでいると、いきなりガツン!

20㎝足らずでしたが、あっけなく出ました。固定観念に縛られず、ハードルアーを試したのが良かった!その後立て続けに釣れて、都合3連発となりました。
しかし3尾釣って以降はピタリとバイトが止みました。恐らく魚は回遊しているのでしょう。あるいはシャローポイントなのでスレるのが早いのか…しばし辛い時間が続きます。そこで再びメタルジグにローテーションして深場のボトムを探りますが…

でっかいコノシロのスレ掛orz
相変わらずコノシロがこの界隈に大量に沸いているみたいです。こいつはアシストフックのケミカルファイバーをモシャモシャとついばんでいるようで、凄く変なバイトが立て続けに出ます。そしてなかなかヒットしません。ところがジグにしゃくりを入れた途端にガツン!とスレ掛するみたい。鯉を掛けたみたいな変なトルクで引っ張ります^^;
メタルジグだと、どうにもコノシロばかりが当たって来るのでいい加減うんざりし、次の手を考えてみます。そうだ、前回上手く釣る事が出来たワームを試してみよう。
最初は5g、3.5gのジグヘッドを使いましたがどうも調子が出ないので、前回同様3gのジグヘッドに変更。ボトムを取り、潮の流れに乗せてドリフト気味に流していくと、コツン!というバイト!しかし合わせが早すぎたのかヒットせず。再び同じラインを流し、同じようなコツン!というバイトには合わせず、ジグヘッドが引っ張られる感覚が出てからスウィープに合わせるとヒットしました。

この魚は20㎝足らずでしたが…



20㎝オーバーのロウニンアジやギンガメアジが連発しました。ワームの釣りの場合、通常だと縦に細かいシェイクを入れて誘っていますが、この日は明らかに流れに乗せてドリフト気味に漂わせる方が好反応でした。
ひとしきりワームで釣りました。既にこの時点でつ抜けしています。ワームの釣りはどうしてもスローになる上、この日のようなドリフトの釣りだと餌の脈釣りみたいになって、何だか釣れちゃった感があって釣り味が今一つです。そこでもう一度ミノーにローテーションしてみます。



シャローポイントではTACKLE HOUSE/SHORES TYLOMINNOWで炸裂!
しかしシャローポイントは魚が小さい。どうしても深いレンジから一回り大きな魚をミノーで引っ張り出したい…


定番のSMITH/D-CONTACT50で。

ディープレンジならやはりSMITH/D-CONCEPT48 MDが強い。浮き上がりにくいこのルアーは、足場が高いポイントや、深いレンジから魚が動かない時に効果的です。


冬の夕暮れの訪れは早い。15:30過ぎでこの夕景。
最後はメタルジグで〆たかったのですが…

コノシロで終了^^;
しかし結局、午後からの釣りで21尾のメッキをゲットしました。上出来です。
この日は後からやって来た810さんは終始メタルジグで釣っていましたが、かなり苦戦していました。明らかにこの日はミノーの動きの方に良い反応が出ていました。それでも私が全くメタルジグで釣れない中、良型を5尾も引っ張り出すところは流石名手。
そんな感じで初日が終了したのです。
【釣行二日目】
前日、遅めに行動したら道路が非常に混雑して予定よりもポイント到着が大きく遅れたので、この日はちょっと早めに家を出ました。
現地到着は10:30頃。この日は良く晴れて気持ちの良い釣り日和。なので当然ですが、お目当ての護岸は凄い人の数。学生は既に冬休みに入ったようで、初心者同然のアングラーがそこかしこで釣りをしています。降り出し竿にでっかいリールを付けて後ろも確認せずにでっかいメタルジグを振り回しています。危ないなー…。
なるべく危険人物には近づかないように釣りを開始。開始早々はメタルジグの7gをフルキャストし、縦のジャーク&フォールでサーチしていると、3投目くらいでフォール中にコソリというバイトが出て、しっかりフッキングが決まりヒット!

いきなり23㎝くらいのギンガメアジが釣れました!今回は爆釣か?…何て期待すると、その後がろくな事になりません。しばしバイトすら出なくなりました。そこで手を変え品を変え…

まずジグヘッド+ワームで1尾。ワームでも連発しないので…

続いてミノーで1尾。型が小さい上に連発しません。この3尾でバイトが完全に止まりました。昨日に比べると釣りにくくなっていますね…。ところが、12:00近くになって水温が上がってきたのか、急激に活性が上がりました。



シャローポイントで昨日同様連発が始まりました。
ちょっとサイズが寂しいので、数釣りに飽きてきたらディープレンジをメタルジグでサーチ…

ナイスサイズのロウニンアジが釣れました。こいつはジグ着底後、縦のジャーク+フォールで誘っていると、かなり遠い位置から前アタリのような感覚が出て、立ち位置から10mくらい先までジグが戻ったところで縦にジャークを入れた瞬間にバイトしてきました。縦方向の強い動きに反応したのでしょう。
その後、何度かの中だるみはありましたが、順調に数を伸ばしました。


食いが悪くなったらワームでも…



良型が連発!中でも最後のロウニンアジは23㎝。この大きさになると強烈なファイトになって楽しい。




下げ潮が効き始めてからはディープレンジからも、ミノーに果敢にアタックしてくるようになりました。最大はギンガメアジ24㎝でした。
15:10頃、疲れたので終了。粘ればもっと釣れたと思いますが、25尾のメッキを獲っていました。十分です。
前日程の釣りやすさはありませんでしたが、状況に応じて釣り方を変えて行ったことが好結果につながったのではないかと思います。
【釣行三日目】
この二日間、仕事で参加できなかった極楽とんぼさんと示し合わせて、またしても湘南の海へ。この日はさらに早く出発し、9:30頃には現地到着しました。ところが驚くべきことに、目当ての護岸は更に釣り人の数が増えています。噂でメッキやコノシロが釣れていることが知れ渡っているのでしょう。初めて釣りをするのではないか?と疑わしい釣り師が、投げサビキ仕掛けの先端にでっかいメタルジグを付けて、しゃにむに竿を振り回しています。下手に近付くと私が釣られそうなので離れた場所で釣り開始。


っで、コノシロ2連発^^;
しかも先日とは打って変わって、アシストフックをがっちり食っています。バイトも明快でした。なのでヒットさせて、動きがおかしいと感じるまでは、メッキが食っているのだと勘違いしました。810さんに至っては、ジグが丸ごとコノシロの口の中に納まっていたこともあったそうで、こうなるとコノシロもルアーフィッシングのターゲットと呼んでも良さそうですね^^;
コノシロに手を焼いていると、知り合いのTさんが二人連れでやって来ました。私が苦労している間に、Tさんいきなりナイスサイズのギンガメアジを釣り上げました。流石!

それにしてもこの日の午前中は寒かった。分厚い雲に空は覆われ、なかなか気温が上がりません。そして北の風推定3m/s。背中の辺りがスースーします。それでも時折出る日差しに徐々に水温が上がってきたのか、シャローポイントを中心にバイトが出るようになりました。



型は小さいのが中心だけど、いきなり連発。
シャローポイントは小場所なので、皆で交代交代釣ってみます。



この日は本当に釣り人が多く、立ち位置が限定されます。なのでメタルジグやワームなども試したのですが、思うようなコースをトレースできず。結局真正面にミノーを投げて、十分に沈めてからトウィッチで引っ張り出すのが最も手っ取り早く、楽しい釣りになりました。
ベイトはとても小さいようで、TACKLE HOUSE/SHORES TYLOMINNOWやTACKLE HOUSE/Buffet DORAS BUDR43など、シルエットの小さいルアーが効果的でした。こんな感じで午前中にはつ抜け完了。
午後になり、極楽とんぼさんと810さんもやって来ました。しかしこの日はその後が苦しい釣りになりました。なかなかバイトが出ないのです。やっと明快なバイトが出たと思ったら…

またお前か!こいつもジグのアシストフックをがっちり食っていました!30㎝オーバーの大物です!ちなみにあまりにもコノシロが釣れるので、知り合いの寿司屋さんに「持って行こうか?」と話したところ、「いくら何でもデカすぎる!」と断られました。寿司ネタには“コハダ”サイズが良いそうです^^;
しかし、シャローポイントでトップウォータープラグを投げ始めた極楽とんぼさん、この日はボイルは出ていなかったにもかかわらず、いきなりヒットさせました!この一尾で活性が上がったらしく、真似してTACKLE HOUSE/SHORES Pencil Popperを投げた私にも…




連発が始まりました。
魚が沈んでしまったら…


ミノーでも連発。
しかし、流石に皆で寄ってたかってこのポイントを叩いたら、すっかり魚がスレたみたいで、全く当たらなくなりました。皆は真正面に向かってジグやワームを投げてポツリポツリ釣っていましたが、私には反応が出なくなりました。

夕方近くになって、雲が取れました。奇麗な飛行機雲が見えました。それにしてもこの日は寒い!前日に比べてかなり冷え込みました。
すっかり釣れなくなってしまった私でしたが、この三日間の釣りを振り返ると、大変満足な釣りが出来ていました。なので十分満たされた気分でした。
そこで最後は一番好きな釣りで締めくくることにしました。SMITH/D-CONCEPT48 MDにローテーションして真正面にフルキャスト。十分沈めて、浮き上がりにくいように意識的に細かくショートトウィッチで誘ってきます。その数投目、戻ってきたルアーをピックアップしようとロッドを立てると、水面を割って出るかのように真下から魚が突き上げてきました。そしてヒット!

何とナイスサイズのカスミアジでした。23㎝。これは嬉しい!

その後日没近くまで粘りましたが、私には釣れませんでした。
しかしこの日も、ちょうど20尾のメッキを釣っていました。
ここ数年メッキ不漁が続いて、シーズンで20尾くらいしか釣れない年もありましたが、前回レポの日と今回の三日間連続の釣りだけで、100尾を超えました。毎年メッキの当たり年と言われては騙されましたが、今シーズンは本当に当たり年だったのでしょう。忙しかった一年の最後の最後で良い思いが出来て幸運でした。
そしてどうしても釣りたい時、色んな引き出しを持っているかどうかは重要なことだと感じます。釣りにくいことは分かっていても、一番好きな一つの釣り方にこだわるのももちろん楽しい事です。でも今シーズンの私のように、釣行回数が限られてしまうと、どうしても魚の顔を見たい。そんな時は、他の人があまりやらないようなことをやってみるのも一つの手なんですね。このシーズン後半にミノーのトウィッチやトップウォータープラグで釣れたことは、今後につながる良い経験でした。
運が良ければもう一度年内に釣りができるかもしれませんが、正月の雑煮の準備もしなきゃいけないし…これが最後かもしれません。
皆さま良いお年をお迎えください。
【Tackle Data】
Rod :SMITH/BAYLINER BL-702ML/MK
Reel :Shimano/19Vanquish C2500SHG
Line :PE#0.6
Leader:Fluoro carbon 6LB
Lure :SMITH/D-CONTACT50
SMITH/D-CONCEPT48 MD
SMITH/D-CONTACTⅡ50
SMITH/D-CONTACT63
SMITH/D-CONTACTⅡ63
SMITH/WAVY 50S
Jackson/Pin tail tune 6
Jackson/Trout Tune HW
TACKLE HOUSE/Buffet DORAS BUDR43
TACKLE HOUSE/SHORES TYLOMINNOW
TACKLE HOUSE/SHORES Pencil Popper
PALMS/BitArts Degree
DAIWA/T.D. Salt Pencils
Bassday/CRYSTAL POPPER 55S
Bassday/CRYSTAL POPPER 30S
TIEMCO/Red Pepper Micro
SHIMANO/Soare metal vibe OV-50S
Metal-jig 3~12g
湘南在住の釣り友たちの情報によりますと、ここ数日の状況変化は非常に激しいそうです。前回釣行で何年かぶりの大漁を成し遂げた私でしたが、その翌日から急に食いが悪くなり、全く釣れなかった日もあったそうです。メッキの群れは相変わらず落ち着かず、移動を繰り返しているようですね。しかし経験から、ある程度魚の居る場所は特定できます。結果から申し上げれば、この三日間の釣行全て20尾以上獲りました。ここ数年のメッキ不漁を思えば、とても良い釣果に終わったわけです。その状況を書き残しておこうと思います。
【釣行一日目】
前日は最後の仕事そして数々の私用で忙しく、朝から晩まで出ずっぱりで動き回っていました。かなり疲れました。しかし、その甲斐あって、年内やるべき事は、ほぼ片付けました。ゆっくりと寝て、そしてライブカメラなどで海の状況を確認し、湘南の天気予報をチェックしたりします。風は北の風ながら穏やかな様子。曇り空なのでちょっと寒さが心配です。のんびりと前日の仕事の整理を済ませてタックルを車に積み込み出発したのは10:00近い時間でした。途中、釣具店に寄ったり、ラーメンを食ってみたり…『小林屋 平塚四之宮店』です。

「札幌らーめん(750円)」

「餃子(180円)」
こんな風にのんびりラーメンなんか食べつつ釣り場に向かうのは久しぶりだな~。
『小林屋』については何度も紹介していますので詳細は割愛しますが、この「札幌らーめん」はお勧めです。炒め野菜を中華鍋で作り、そこに出汁と味付けの味噌ダレを投入して仕上げる本格的な札幌方式の調理方法。必然的に炒め野菜の旨み成分を余すところなく取り込まれたスープが出来上がるので、とても奥行き深い味なのです。甘さが排除された味付けも私好み。
【店データ】
『小林屋 平塚四之宮店』
住所:神奈川県平塚市四之宮5-25-3
電話:0463-53-1292
定休:無休
時間:10:30〜翌24:00
さてさて、ラーメンなんか食っていたら、現地到着が12:30頃になってしまいました。

曇り空でした。しかし比較的気温が高く、しっかり防寒対策をしてきたらストレスなく釣りができます。
早速7gのメタルジグで広範囲をサーチしてみますが、10投ほどしても全く反応がありません。前回が良かっただけに、ちょっと焦ります。すると湘南在住の名手810さんから電話が入りました。何でもここ数日、非常に渋いそうで、前日も前々日もろくな釣果が上がっていないとの事。しかも、やはり湘南在住の名手Aさんがこの日の午前中、かなり広範囲を探った結果、全く釣れなかったのだとか…前回釣行では良く釣れたこの界隈のポイントも、日々刻々と状況が変化しているようです。さて困った。
そんな時は好きな釣りをしてみましょう。私の場合、ミノーを使ったトウィッチの釣りが一番好きなのです。しかし、既に水温も下がって魚がボトムに張り付いています。トウィッチで浮き上がってしまうルアーを魚が追ってくれるかどうか…。そこでまずは、水温が上がりやすいシャローポイントに狙いを絞って探って行きます。ルアーは前回良かったTACKLE HOUSE/SHORES TYLOMINNOW。その1投目。北風にラインが煽られてキャストが定まらず、思ったところにルアーが入りませんでした。なので適当にトウィッチをかけながら回収するつもりでいると、いきなりガツン!

20㎝足らずでしたが、あっけなく出ました。固定観念に縛られず、ハードルアーを試したのが良かった!その後立て続けに釣れて、都合3連発となりました。
しかし3尾釣って以降はピタリとバイトが止みました。恐らく魚は回遊しているのでしょう。あるいはシャローポイントなのでスレるのが早いのか…しばし辛い時間が続きます。そこで再びメタルジグにローテーションして深場のボトムを探りますが…

でっかいコノシロのスレ掛orz
相変わらずコノシロがこの界隈に大量に沸いているみたいです。こいつはアシストフックのケミカルファイバーをモシャモシャとついばんでいるようで、凄く変なバイトが立て続けに出ます。そしてなかなかヒットしません。ところがジグにしゃくりを入れた途端にガツン!とスレ掛するみたい。鯉を掛けたみたいな変なトルクで引っ張ります^^;
メタルジグだと、どうにもコノシロばかりが当たって来るのでいい加減うんざりし、次の手を考えてみます。そうだ、前回上手く釣る事が出来たワームを試してみよう。
最初は5g、3.5gのジグヘッドを使いましたがどうも調子が出ないので、前回同様3gのジグヘッドに変更。ボトムを取り、潮の流れに乗せてドリフト気味に流していくと、コツン!というバイト!しかし合わせが早すぎたのかヒットせず。再び同じラインを流し、同じようなコツン!というバイトには合わせず、ジグヘッドが引っ張られる感覚が出てからスウィープに合わせるとヒットしました。

この魚は20㎝足らずでしたが…



20㎝オーバーのロウニンアジやギンガメアジが連発しました。ワームの釣りの場合、通常だと縦に細かいシェイクを入れて誘っていますが、この日は明らかに流れに乗せてドリフト気味に漂わせる方が好反応でした。
ひとしきりワームで釣りました。既にこの時点でつ抜けしています。ワームの釣りはどうしてもスローになる上、この日のようなドリフトの釣りだと餌の脈釣りみたいになって、何だか釣れちゃった感があって釣り味が今一つです。そこでもう一度ミノーにローテーションしてみます。



シャローポイントではTACKLE HOUSE/SHORES TYLOMINNOWで炸裂!
しかしシャローポイントは魚が小さい。どうしても深いレンジから一回り大きな魚をミノーで引っ張り出したい…


定番のSMITH/D-CONTACT50で。

ディープレンジならやはりSMITH/D-CONCEPT48 MDが強い。浮き上がりにくいこのルアーは、足場が高いポイントや、深いレンジから魚が動かない時に効果的です。


冬の夕暮れの訪れは早い。15:30過ぎでこの夕景。
最後はメタルジグで〆たかったのですが…

コノシロで終了^^;
しかし結局、午後からの釣りで21尾のメッキをゲットしました。上出来です。
この日は後からやって来た810さんは終始メタルジグで釣っていましたが、かなり苦戦していました。明らかにこの日はミノーの動きの方に良い反応が出ていました。それでも私が全くメタルジグで釣れない中、良型を5尾も引っ張り出すところは流石名手。
そんな感じで初日が終了したのです。
【釣行二日目】
前日、遅めに行動したら道路が非常に混雑して予定よりもポイント到着が大きく遅れたので、この日はちょっと早めに家を出ました。
現地到着は10:30頃。この日は良く晴れて気持ちの良い釣り日和。なので当然ですが、お目当ての護岸は凄い人の数。学生は既に冬休みに入ったようで、初心者同然のアングラーがそこかしこで釣りをしています。降り出し竿にでっかいリールを付けて後ろも確認せずにでっかいメタルジグを振り回しています。危ないなー…。
なるべく危険人物には近づかないように釣りを開始。開始早々はメタルジグの7gをフルキャストし、縦のジャーク&フォールでサーチしていると、3投目くらいでフォール中にコソリというバイトが出て、しっかりフッキングが決まりヒット!

いきなり23㎝くらいのギンガメアジが釣れました!今回は爆釣か?…何て期待すると、その後がろくな事になりません。しばしバイトすら出なくなりました。そこで手を変え品を変え…

まずジグヘッド+ワームで1尾。ワームでも連発しないので…

続いてミノーで1尾。型が小さい上に連発しません。この3尾でバイトが完全に止まりました。昨日に比べると釣りにくくなっていますね…。ところが、12:00近くになって水温が上がってきたのか、急激に活性が上がりました。



シャローポイントで昨日同様連発が始まりました。
ちょっとサイズが寂しいので、数釣りに飽きてきたらディープレンジをメタルジグでサーチ…

ナイスサイズのロウニンアジが釣れました。こいつはジグ着底後、縦のジャーク+フォールで誘っていると、かなり遠い位置から前アタリのような感覚が出て、立ち位置から10mくらい先までジグが戻ったところで縦にジャークを入れた瞬間にバイトしてきました。縦方向の強い動きに反応したのでしょう。
その後、何度かの中だるみはありましたが、順調に数を伸ばしました。


食いが悪くなったらワームでも…



良型が連発!中でも最後のロウニンアジは23㎝。この大きさになると強烈なファイトになって楽しい。




下げ潮が効き始めてからはディープレンジからも、ミノーに果敢にアタックしてくるようになりました。最大はギンガメアジ24㎝でした。
15:10頃、疲れたので終了。粘ればもっと釣れたと思いますが、25尾のメッキを獲っていました。十分です。
前日程の釣りやすさはありませんでしたが、状況に応じて釣り方を変えて行ったことが好結果につながったのではないかと思います。
【釣行三日目】
この二日間、仕事で参加できなかった極楽とんぼさんと示し合わせて、またしても湘南の海へ。この日はさらに早く出発し、9:30頃には現地到着しました。ところが驚くべきことに、目当ての護岸は更に釣り人の数が増えています。噂でメッキやコノシロが釣れていることが知れ渡っているのでしょう。初めて釣りをするのではないか?と疑わしい釣り師が、投げサビキ仕掛けの先端にでっかいメタルジグを付けて、しゃにむに竿を振り回しています。下手に近付くと私が釣られそうなので離れた場所で釣り開始。


っで、コノシロ2連発^^;
しかも先日とは打って変わって、アシストフックをがっちり食っています。バイトも明快でした。なのでヒットさせて、動きがおかしいと感じるまでは、メッキが食っているのだと勘違いしました。810さんに至っては、ジグが丸ごとコノシロの口の中に納まっていたこともあったそうで、こうなるとコノシロもルアーフィッシングのターゲットと呼んでも良さそうですね^^;
コノシロに手を焼いていると、知り合いのTさんが二人連れでやって来ました。私が苦労している間に、Tさんいきなりナイスサイズのギンガメアジを釣り上げました。流石!

それにしてもこの日の午前中は寒かった。分厚い雲に空は覆われ、なかなか気温が上がりません。そして北の風推定3m/s。背中の辺りがスースーします。それでも時折出る日差しに徐々に水温が上がってきたのか、シャローポイントを中心にバイトが出るようになりました。



型は小さいのが中心だけど、いきなり連発。
シャローポイントは小場所なので、皆で交代交代釣ってみます。



この日は本当に釣り人が多く、立ち位置が限定されます。なのでメタルジグやワームなども試したのですが、思うようなコースをトレースできず。結局真正面にミノーを投げて、十分に沈めてからトウィッチで引っ張り出すのが最も手っ取り早く、楽しい釣りになりました。
ベイトはとても小さいようで、TACKLE HOUSE/SHORES TYLOMINNOWやTACKLE HOUSE/Buffet DORAS BUDR43など、シルエットの小さいルアーが効果的でした。こんな感じで午前中にはつ抜け完了。
午後になり、極楽とんぼさんと810さんもやって来ました。しかしこの日はその後が苦しい釣りになりました。なかなかバイトが出ないのです。やっと明快なバイトが出たと思ったら…

またお前か!こいつもジグのアシストフックをがっちり食っていました!30㎝オーバーの大物です!ちなみにあまりにもコノシロが釣れるので、知り合いの寿司屋さんに「持って行こうか?」と話したところ、「いくら何でもデカすぎる!」と断られました。寿司ネタには“コハダ”サイズが良いそうです^^;
しかし、シャローポイントでトップウォータープラグを投げ始めた極楽とんぼさん、この日はボイルは出ていなかったにもかかわらず、いきなりヒットさせました!この一尾で活性が上がったらしく、真似してTACKLE HOUSE/SHORES Pencil Popperを投げた私にも…




連発が始まりました。
魚が沈んでしまったら…


ミノーでも連発。
しかし、流石に皆で寄ってたかってこのポイントを叩いたら、すっかり魚がスレたみたいで、全く当たらなくなりました。皆は真正面に向かってジグやワームを投げてポツリポツリ釣っていましたが、私には反応が出なくなりました。

夕方近くになって、雲が取れました。奇麗な飛行機雲が見えました。それにしてもこの日は寒い!前日に比べてかなり冷え込みました。
すっかり釣れなくなってしまった私でしたが、この三日間の釣りを振り返ると、大変満足な釣りが出来ていました。なので十分満たされた気分でした。
そこで最後は一番好きな釣りで締めくくることにしました。SMITH/D-CONCEPT48 MDにローテーションして真正面にフルキャスト。十分沈めて、浮き上がりにくいように意識的に細かくショートトウィッチで誘ってきます。その数投目、戻ってきたルアーをピックアップしようとロッドを立てると、水面を割って出るかのように真下から魚が突き上げてきました。そしてヒット!

何とナイスサイズのカスミアジでした。23㎝。これは嬉しい!

その後日没近くまで粘りましたが、私には釣れませんでした。
しかしこの日も、ちょうど20尾のメッキを釣っていました。
ここ数年メッキ不漁が続いて、シーズンで20尾くらいしか釣れない年もありましたが、前回レポの日と今回の三日間連続の釣りだけで、100尾を超えました。毎年メッキの当たり年と言われては騙されましたが、今シーズンは本当に当たり年だったのでしょう。忙しかった一年の最後の最後で良い思いが出来て幸運でした。
そしてどうしても釣りたい時、色んな引き出しを持っているかどうかは重要なことだと感じます。釣りにくいことは分かっていても、一番好きな一つの釣り方にこだわるのももちろん楽しい事です。でも今シーズンの私のように、釣行回数が限られてしまうと、どうしても魚の顔を見たい。そんな時は、他の人があまりやらないようなことをやってみるのも一つの手なんですね。このシーズン後半にミノーのトウィッチやトップウォータープラグで釣れたことは、今後につながる良い経験でした。
運が良ければもう一度年内に釣りができるかもしれませんが、正月の雑煮の準備もしなきゃいけないし…これが最後かもしれません。
皆さま良いお年をお迎えください。
【Tackle Data】
Rod :SMITH/BAYLINER BL-702ML/MK
Reel :Shimano/19Vanquish C2500SHG
Line :PE#0.6
Leader:Fluoro carbon 6LB
Lure :SMITH/D-CONTACT50
SMITH/D-CONCEPT48 MD
SMITH/D-CONTACTⅡ50
SMITH/D-CONTACT63
SMITH/D-CONTACTⅡ63
SMITH/WAVY 50S
Jackson/Pin tail tune 6
Jackson/Trout Tune HW
TACKLE HOUSE/Buffet DORAS BUDR43
TACKLE HOUSE/SHORES TYLOMINNOW
TACKLE HOUSE/SHORES Pencil Popper
PALMS/BitArts Degree
DAIWA/T.D. Salt Pencils
Bassday/CRYSTAL POPPER 55S
Bassday/CRYSTAL POPPER 30S
TIEMCO/Red Pepper Micro
SHIMANO/Soare metal vibe OV-50S
Metal-jig 3~12g
- 2019年12月26日
- コメント(0)
コメントを見る
Dr.TJさんのあわせて読みたい関連釣りログ
fimoニュース
登録ライター
- 『ダイソーベイトをアップグレ…
- 1 日前
- hikaruさん
- たけのこのこのこ2025 #8
- 3 日前
- はしおさん
- 今年もカタクチ調査開始
- 4 日前
- BlueTrainさん
- ヤマシタ:エギ王Q速
- 4 日前
- ichi-goさん
- おチヌチヌチヌ おチヌチヌ
- 7 日前
- 濵田就也さん
本日のGoodGame
シーバス
-
- 春の一応バチ探訪
- 西国のKJ
-
- 月日の流れに早さを感じた久々のサーフ…
- Mitto
最新のコメント