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▼ 8年ぶりの大漁!の湘南メッキ
小さな男の長い影
いよいよ年の瀬ですね…。今年は年初から今時期まで、ずっと仕事がバタついていたため、釣行回数も激減してしまいました(;_:)
先ほど写真を整理していて、全釣行回数を数えてみたら…何とたったの30回。そしてろくな釣果が上がっていませんでした。しかもその中には、近所の相模川でオイカワやフナを釣った回数も含まれるので、今年の私は実に寂しい釣りライフを過ごしていたわけです。この年末くらいは良い釣りがしたいものです。
先日、友人の極楽とんぼさんから連絡がありまして、水温の低下と共にメッキが釣れるポイントも変わってきているそうです。この時期になると、メッキはどこかに溜まっているはずなのですが、それを見つけ出すのに毎年難儀します。やっと仕事が落ち着いた先日、このところポツポツ釣れ始めたという湘南の某護岸を教えてもらい、出かけてまいりました。極楽とんぼさんとは午後から合流する予定でした。
本当はもっと早く到着するつもりでしたが、駐車場に到着したのは7:00ちょっと前になってしまいました。とっくに日が昇っています。日中は暖かくても朝晩は極端に冷え込むこの時期、前回釣行で酷く寒い思いをした反省から、この日はヒートテックのシャツにタートルネックシャツ、その上に厚手のトレーナーを着、更に防寒着を着込みます。そして両手首とお腹にホカロンを入れて出撃です。手首のホカロンは重要で、血管が温まることで手先がかじかむことが無くなります。
さてこの日もこの時間の気温は5℃くらい。とても寒いです。なのでアングラーの数も少なかろうと高を括ってポイントまで来てみれば、何と10人くらいの人が入っていてぶったまげました。ほとんどの方が投げサビキで、メッキ狙いだそうです。しかしこの日は中々釣果が上がらないそうで…タックルをセットしながら皆さんの様子を窺っていましたが、なるほど苦戦されています。
タックルをセットした私も早速キャスト開始。先ず自分の真正面にメタルジグ6.5gを投げ込んでみます。この時間は上げ潮が効いていたわけですが、ジグがボトムを取るまでの間に右から左へ、かなり流されています。そこでやや右側にキャストし、ジグをドリフトさせながら誘います。しかしなかなかバイトが出ず。
しばし縦の誘いや横方向のジャークなど、試行錯誤を重ね、DAIWA/GEKKABIJIN PRISONER TGの7gにローテーションした第1投目。投げサビキの人たちの釣れ方を見ても、活性はまだ上がっていない。魚はボトムに張り付いているのではないか?という想定の下、着底を確認した後にボトムを切り過ぎないように意識して、小さく横のジャークを連続させると、ゴンッ!という明快なバイトが出ました!こいつはなかなかやる気があります。ボトムに突っ込もうとする力強いこの引き方は間違いなくメッキ。
ちょうど20㎝くらいのギンガメアジでした。考えて、そして思惑通りに釣れたのは嬉しい。
ギンガメアジは群れで行動していることが多いので、同じ場所にまだ魚がいるかも…再び同じ個所にジグを投げ込み、ドリフトさせながら先ほどと同じポイントに送り込みます。そしてボトムを確認後、やや強めにジャークを入れると、またしてもゴンッ!
引きが強いのでもっと大きい魚かと思ったら、16,7㎝のロウニンアジでした。
2尾連発したことで、今日は順調に釣れるのか…と言うのが通用しないのが湘南であります。その後なかなかバイトが出なくなりました。水温もだいぶ下がってきているようなので、きっと魚はボトムにべったり張り付いているのでしょう。そこでメタルバイブレーションを試してみます。既に廃盤になってしまったらしいSHIMANO/Soare metal vibe OV-50Sです。メタルジグ同様、ドリフト気味に送り込み、ボトム付近をゆっくりただ巻きします。時折巻取りスピードを速めたり、ロッドティップを揺らす程度の変化を与えると、魚がじゃれつくような前アタリが連発しますがなかなかヒットしません。それでもしつこくボトムを狙うとついにヒット!
20㎝足らずのロウニンアジでしたが、良く引きました。メタルバイブレーションは8年前の連日良く釣れた年、当たりルアーの一つだったのですが、ここ数年はなかなか釣れてくれませんでした。久しぶりのヒットです。魚がボトムに張り付いている時、そのボトムを効率よく横にサーチする事が出来るので、こんな時は重宝するのです。
しかし、この日はスレるのが早いのか、この魚を釣った後数投すると、最早バイトが出なくなりました。そしてここから辛い時間が続きました。1時間ほど全くバイト無し!周りのサビキ師も釣れていません。今回もこんな感じで一日中拾うような釣りになるのかな…と、半分諦めかけながら、朝飯のサンドウィッチを齧りつつ、海を眺めていました。
すると10:00近くになり、気温が上がって温かさを感じるようになると、突然護岸沿いのシャローポイントでボイルが発生!どうやら水温が上がりやすいシャローポイントにベイトが回遊し始めたらしく、それを追ってメッキも浅場に差してきたようです。ボイルの向こう側に、その時セットされていた3.5gのメタルジグを放り込み、沈めないようにロッドを立てて表層を流すと、アクションを付ける暇もなくいきなりバイト!
朝一番に釣れた魚に比べると一回り小さい。15,6㎝のギンガメアジでした。しばしこのシャローポイントでボイルが発生するので、こうなったらプラグの方が話が早かろうと、SMITH/WAVY 50Sにローテーション。本当に至近距離なので、アンダーハンドでルアーを放り込んで、軽くトウィッチ。そして一瞬止を入れた途端にバイト!
思惑通りヒット!魚は小さいけど、思ったように釣れるのは楽しいです。SMITH/WAVY 50Sは、現代的なルアーの中では軽量で、向かい風の時などは扱いにくいですが、一瞬の“止め”が演出できる希少なルアーです。この“止め”がパターンになる日は、このルアーの独壇場になります。その後は連発しました。
メタルジグで釣った魚から数えて都合5連発!どの魚も小さいです。恐らくこのサイズの魚の群れなのでしょう。しかし数が釣れればそれなりに楽しめます。
こんな状況になればトップでも釣れるだろう。この後はTACKLE HOUSE/SHORES Pencil Popperにローテーションしてみました。キャスト後、ラインスラックを取って細かくスプラッシュさせながら引いて来ると、メッキの群れが時折背中を出しながら追従してくる様子が分かります。ミノーの釣りと違い、バイトが出てもなかなかヒットまで至りませんが、バイトの瞬間が目で見えるのはとても楽しい!そしてついにヒット!
15㎝くらいのギンガメアジが連発しました。
しかしトップウォータープラグは魚がスレるのが早いです。しかもシャローポイントなので、すぐにルアーを見切られてしまいます。そんな時は再びミノーにローテーション。
TACKLE HOUSE/SHORES TYLOMINNOWで連発。
メッキの定番ルアーと言えば…SMITH/D-CONTACT50を真っ先に思い浮かべる人は多いと思います。私自身も、相変わらずトラウト用のこのルアーをパイロットルアーとして活用し、シーズンの大半はこいつで釣っています。長らくこのルアーにとって代わる存在が熱望されてきましたが、D-CONを超えるルアーは現れる事がありませんでした。しかし、今回使ったTACKLE HOUSE/SHORES TYLOMINNOWは、44㎜にして4.8gというヘヴィーウェイト。よく飛び良く沈み、そして切れの良いダートアクションもこなします。とても使いやすい。そして価格的にも手ごろなので、今後使用する機会が増えそうです。
それにしてもシャローポイントは小さな魚ばかりです。釣れない時は小さな魚も貴重に思えますが、人間贅沢なもので、簡単に釣れすぎると飽きて来てしまいます。そこで再び沖目のポイントに狙いを変えて、メタルジグを打ち込みます。しばし苦労しましたが、アピールのつもりで縦に大きく3回ジャークすると、最後のジャークでドスン!
20㎝オーバーのロウニンアジでした。ロウニンアジはこのサイズになると強烈な引きになります。楽しい!
日が高くなり、海水温も上昇してきたのでしょうか、11:00近くになって急激に活性が上がったようで、連発し始めました。
20㎝オーバーが都合3連発!
しかし相変わらずコノシロの群れも時折回っているようで、ボトムを取ったメタルジグに、メッキとはちょっと違う、もそもそとした変なアタリが出ます。コンッ!という明快な感覚に大きく合わせてみれば、凄いトルクでぐいぐい泳ぎます。しかし明らかにメッキとは違い、コイかフナを掛けたような感覚。
そんな時は大抵こいつのスレ掛です。この後しばらくコノシロの群れが回遊していたようで、メッキが当たらずコノシロのスレ当たりばかりになりました。いい加減うんざりして、群れが去るまでシャローポイントにミノーを投げ込んでみますと…
釣れるけどやっぱり小さい。
ところが、水温上昇と共に沖にいる魚も上ずってきたようで、沖の方でもボイルが出るようになりました。メタルジグでやっと届くかどうかの距離。そこにフルキャストをかましてジグを沈めないようにロッドを立てて海面をスライドさせるように引いてみると、すぐに結果が出ました。
良型3連発!一番大きな魚は23㎝くらいありました。ナイスファイトでした!
13:00頃になり、湘南の名手810さんと極楽とんぼさんがやって来ました。しかし、ここからしばらく渋い時間が続いてしまいました。しかし皆さん慣れたもので、渋い渋いと言いながら、ポツリポツリ釣り始めます。そして私も…
シャローポイント側は定期的に群れが回ってくるようで、比較的簡単に釣れます。極楽とんぼさんもしばし、小さな魚が相手ですが、楽しめたようです。
しかしさすがに魚が小さいとすぐに飽きて来るので、狙いを変えます。沖の方でもボトム付近をメタルジグで狙えば釣れることは分かった。しかし、ボイルが発生した瞬間以外は、ルアーが浮き上がると食ってきません。なのでミノーでは狙いにくいわけです。しかし既につ抜けもしています。何としても大きな魚をミノーで釣ってみよう。最初は高速沈下が可能なPALMS/BitArts Degreeや SMITH/D-CONTACTⅡ50を使ってボトム付近をゆったりジャークさせていましたが全くバイトが出ず…。スレているのか、リアクションで食わせるしかないようです。そこで取り出したのがSMITH/D-CONCEPT48 MD。このルアー、リップ形状から、連続ショートトウィッチをかけても浮き上がりにくいのです。キャスト後、ボトムを取ったことがほとんど分からないので15カウントくらい徹底的に沈めて、速すぎない連続トウィッチで引いて来ると、ガツン!と強烈なバイト!
23㎝くらいのギンガメアジでした。思惑通り釣れてうれしい!
そしてこの界隈では珍しい魚も釣れました。
カスミアジでした!20年くらい前に西伊豆で釣って以来です!
他のメッキに比べると、スマートな体形で顔も小さく、そして何と言っても体全体が青みを帯びていてとても美しい。もっと大きくなると青みが増して美しい青い斑点が現れます。この魚は20㎝に満たない小さな魚でしたが、いつまでも見つめていたい美しさ。
そしてここから、再び大小入り乱れて連発が始まりました。
ミノーの釣りに飽きてきたらトップでも。
TIEMCO/Red Pepper Microで3連発。
トップではすぐにスレるので、そうしたら再びミノーへ。
14:00を過ぎた頃、再びボイルが出始めました。そんな時はジグよりもミノーの方が有利ですね。
ボイルが止まり、魚が沈んだらメタルジグで。
20㎝オーバーの良型が連発!
トップでも良型が出ました。
ここまで飽きることなく釣れています。同じように釣っていればまだまだ釣れそうですが、ここで食いが悪い日のための引き出しを増やしておくために、ジグヘッド+ワームも試してみます。3gのジグヘッドにアジング用のワーム。PEラインなので大きく動かすとすぐに浮き上がってしまいます。なので確実に着底させたらゆっくりさ引くようにボトムをスライドさせます。するとコツコツ!というついばむようなバイトが出ますがなかなかヒットせず。そこで同じように動かし、魚が引っ張って行こうとするまで我慢。引っ張られたらスウィープに合わせます。
20㎝足らずの魚でしたが、釣り方は分かった。なので再びミノーにローテーション。
この日最大の24㎝が出ました。この日、ミノーの当たりルアーは何と言ってもSMITH/D-CONCEPT48 MDでした。浮き上がりにくいルアーに分がある日でした。
16:00近くになり、すっかり夕景です。でも日没時間は既に早まっているのです。12月の初旬に比べると明らかに違います。
そして日没時間が近付き、極楽とんぼさんがメタルジグで連発させ始めました。私の方はなかなかバイトが出ず…。聞けば極楽とんぼさん、自作のアシストフックを使っているそうです。今までこの界隈の魚が見たことのないツールが釣れるということではないでしょうか!?
その後しばし苦戦した私ですが、最後の最後になってまた連発しました。
DAIWA/GEKKABIJIN PRISONER TGでロウニンアジが3連発。良い締めくくりとなりました。
結局この日は42尾のメッキを釣っていました。途中バラシもあったので、しっかり獲れていれば50尾を超えたと思います。こんな風に一日中飽きずに釣れたのは、私がfimoのブログで書き出した2011年以来です。本当に久しぶりの大漁です。
しかし、810さんら湘南在住のアングラーによりますと、毎回釣行でコンスタントに釣れた2011年とは違い、日によってばらつきが大きいそうです。この日は暖かく、群れも良い感じで回遊してくれたのかもしれません。
やっと仕事が落ち着きました。まともな夏休みも取れなかった今年、早めの冬休みが取れそうなので、出来る限りフィールドに足を運ぶつもりです。しかし…寒くなりましたね…。
【Tackle Data】
Rod :SMITH/BAYLINER BL-702ML/MK
Reel :Shimano/19Vanquish C2500SHG
Line :PE#0.6
Leader:Fluoro carbon 6LB
Lure :SMITH/D-CONTACT50
SMITH/D-CONCEPT48 MD
SMITH/D-CONTACTⅡ50
SMITH/D-CONTACT63
SMITH/D-CONTACTⅡ63
SMITH/WAVY 50S
Jackson/Pin tail tune 6
Jackson/Trout Tune HW
TACKLE HOUSE/Buffet DORAS BUDR43
TACKLE HOUSE/SHORES TYLOMINNOW
TACKLE HOUSE/SHORES Pencil Popper
PALMS/BitArts Degree
DAIWA/T.D. Salt Pencils
Bassday/CRYSTAL POPPER 55S
Bassday/CRYSTAL POPPER 30S
TIEMCO/Red Pepper Micro
SHIMANO/Soare metal vibe OV-50S
Metal-jig 3~12g
- 2019年12月22日
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