【続・めぐりあい】『パ』から始まるややこしい竿

H.A.L / チキチータベイビー
（上州屋横浜南部市場店オリカラ：横浜夜桜ギーゴ）

これも釣行ブログを書くに至らず挿し絵としての使用程度に終わりそうではあるが、バチ抜け時特有の

クンッ

といったバイトもしっかり乗せる仕上がり具合。

これまで『Foojin'RS』ベイトモデルの中核を成していた『プレリュード C88M』をビッグベイトとまでは言いづらいビッグベイトクラス（40～50g程度）までカバーする《ミドル～準ヘヴィ級バーサタイル》と表するのであれば

プレリュード C88M × バレーヌ160FL（43g）

そのクラスまでを視野に入れない《ライト～ミドル級バーサタイル》と言えるのが

Foojin'RS PARTISAN(パルチザン）C83ML

■Length : 8'3"
■Lure：5～32g
■Line(PE)：#0.8～3
■Weight：135g

単純にスペックで比較すれば『プレリュード C88M』と被ってくるキャストウェイトは10～32gとなるが、この違いは上記の通り。

対して10g以下で被るのが、これまでフィネス系の釣りで溺愛していた『GRANDAGE LITE C76』。

ただ、5g程度のプラグを主にする時でも『パルチザン C83ML』を選ぶ時があることからすれば、むしろこの違いの方がややこしい？

簡単に言えってしまえば

ライトゲームロッドがベースか

シーバスロッドがベースか

にはなる。

スモールプラグを主に使いながら、ランカーサイズのシーバスとも渡り合える（メバル狙いのゲストでシーバスやヒラが来ても大丈夫！みたいな）ロッドが『GRANDAGE LITE C76』。

あくまでシーバスを狙う中で（それなりのパワーを求めつつ）、時に必要とされる小型軽量プラグも難なく飛ばせて扱えまっせ！というロッドが『Foojin'RS PARTISAN C83ML』。

PUNCHLINE CURY 70SS

更に局部的な見方をすれば、フィネスヒラ。

フィネスタックルで獲れる場所を前提に狙うことが多いので、どうにかこうにか『LITE C76』でも60アップは手に出来るものの

HYDRO UPPER 55S

今季のように60後半から70台が頻繁に喰ってくる状態だと

HYDRO UPPER SLIM100S × RS プレリュード C88M
（シーズン中に殆ど出来てないので知人の写真w）

シーバスロッドベースの方が安心度も高い。

いずれにしろ、ぶっちゃけまだ伸びしろがあるのか無いのかよくわからないソルトのベイトロッド市場の中で、

「革命のため、もしくは外敵に対抗するため組織された非正規軍やそれに属する人」

という意味のペットネームを持つこのロッドが、それに相応する活躍を見せてくることを祈る（笑）

発売まで、暫しお待ちを！

（4月か5月）